あなたがとった行動で、誰かの仕事がスムーズに進んでいますか?
率先していろんな仕事に関わっていますか?
電話が鳴ったとき
お客様がきたとき
備品がなくなったとき…
そういったことにいち早く気づき、対応できていますか?
会社で働くということは、自分の仕事だけをしていればいいわけではありません。一緒に働く人たちが、働きやすいような環境を作るのもあなたの役目です。周りの人の仕事を増やしてはいませんよね?
あなただけが忙しいわけではありません
どんな会社でも、何人か一緒に働いている人がいると思います。電話が掛かってきても、あなた宛てではないかもしれません。大量にコピーをとったのは、あなたではないかもしれません。あなた宛てのお客様ではないかもしれません。
必ずしも、こういったときの対応をあなたがしなければいけないという決まりはないでしょう。誰がやってもいい仕事です。
誰かが電話を取り次いでくれるだろう。誰かが用紙を補充してくれるだろう。誰かがご案内してくれるだろう。そう思い、あなたではなく他の誰かがしてくれることもあるでしょう。忙しければ、途中で仕事を中断したくないですもんね。
しかし、それがあなたに関係していたら…あなた宛ての電話だったら?あなたが大量にコピーをしていたら?あなた宛てのお客様だったとしたら?誰かがやってくれるのは当たり前でしょうか?
やってくれた人に対して「ありがとう」を言えば済むことだと思いますか。それとも、それが当たり前だ、とばかりに何も感じないのでしょうか。そうだとしたら、あなたは人の仕事を増やすだけの存在です。そして、大切なチャンスを失うのです…
あなたが失うビッグチャンス
周りの人に雑用を任せることによって、あなたは自分の仕事以外のことには無頓着だという評価を受けてしまいます。
たとえあなた宛ての電話ではなくても、率先してでることでどんな会社と取引があるのか、その会社の担当の方はどんな方なのかを窺えることができます。
備品の在庫を気にかけていることで、自分のこと以外でも、周りに気を配れると評価を得られることもあります。直接、自分の仕事とは関係のないことでも、積極的に関わっていくことで何か発見があるかもしれません。自分の仕事に繋がるような経験ができるかもしれません。
あなたが誰かの仕事を増やすことで、周りからのいい評価も、いいチャンスも見逃してしまうのです。忙しいあなたにとってみたら、ほんのささいなことかもしれません。
しかし、どうせだったら、あなたと一緒にいると仕事がはかどると言われたくないですか?気遣いができる人だと評価されたくないですか?
何がきっかけになるかはわかりません。ぜひ、明日からは率先して周りの人の役にたってみませんか?