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後輩に見下されたくないのなら結果をだすしかありません

今の会社に入社して、後輩もそれなりに入ってきたことでしょう。あなたも先輩社員として、後輩の指導にあたったのかもしれません。

しかし…教えた後輩が、自分よりもどんどん結果をだしていく、そんな優秀な後輩だと、悔しくて嫉妬してしまうこともあるでしょう。

「自分の方が先に入社した」

その月日の差だけで、先輩風を吹かせていることないですか?なんとしてでも後輩に勝とうとして、粗探しばかりしていませんか?そんなことをしても、会社の評価が変わらないのは、あなたが一番わかっていると思いますよ。

後輩がいないと寂しいものです

筆者が会社員だったとき、後輩は誰ひとり入社してきませんでした。中途で採用された方はいましたが、筆者よりも遥かに年齢も上、社会人経験も上だったので、先輩社員と同じ感じでした。

新卒を採用していなかったので、何年経っても新人扱いでした。教わることばかりだったので、仕事の教え方がわからないまま退職をしました。

仕事を教える経験がないと、いざ自分が退職するときにとても困った事態になりました。先輩や同期の社員に引継ぎをお願いするとき、「知らない人に教える」ということは、自分がきちんと理解していないとできない、と感じました。

感覚的に、暗黙の了解でやっていたことも、担当が変わるのでこれからはできません、なんてお客様には通用しないのです。担当が変わったとしても、今までと同じ、もしくはそれ以上の出来栄えでないとお客様は納得しません。

後輩の指導をしていたら、「教える」ということにいろいろ悩んでいたかもしれません。しかし、悩みながらも一人前に育てようとしているうちに、筆者自身も、もっと成長できたかもしれません。

自分では気づかなかった知識不足を、補えたかもしれません。実際に後輩がいなかったので、先輩を追いかけるばかりで、抜かされる危機感を覚えたことがなく、どこかで一番下っ端という位置に甘えていた部分もあったと思います。

忙しい時期は、後輩がいたら簡単な仕事を手伝ってもらえたのに、お茶出しなどは後輩に代わってもらえたのに、など、いろいろ仕事を手伝ってもらえたらいいのに、と想像したこともあります。

しかし、みなさんは違います!実際に後輩と接しているのです。自分の方が先に入ったんだから…と思うのであれば、あなたの方が有利なのです。それなのに、後輩に抜かされるということは、どういうことなのでしょうか。

あなたには向いてない仕事ですか?

後から入ってきた後輩が、どんどん仕事の成果をだしていくのに自分は…結果が出ないことが悔しいですか?成果を出す後輩が憎らしいですか?

あなたよりも成果を出している後輩は、何もせずに得た結果ではありません。あなたよりも努力をしたからです。あなたよりもその仕事に向いているわけではありません。あなたよりも情熱をもって突き進んだからです。

会社では結果をださなければ評価されません。後輩の成果が悔しければ、後輩よりも努力するしかありません。自分に自信がないのなら、後輩よりも情熱で突き進むしかありません。

あなたが結果を出していかなければ、評価できないのです。後輩の足を引っ張るようなことをしても、あなたの評価は変わりません。

それよりも、あなた自身の結果を変えないといけないことくらい、もう気づいていますよね?その悔しさをバネに、前に進んでいきましょう!