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新人教育のポイントはあきらめないことにある!その秘訣に迫る!

新しい季節ともなれば、初々しい新人さんが入社してくると思います。

この新人さんを教育するのは、今や人事部や上司に限ったことではないですよね。

入社3~5年目の年が近い先輩社員が、仕事を教えることもあると思います。

社員数が多くない会社では、2年目のまだまだ新人と同じような若い社員が教える機会もあるでしょう。

自分の仕事で精一杯なのに、新人の面倒をみている時間はない

いつまで経っても仕事を覚えない

そういった悩みを抱える方も多いと思います。

しかし、人に何かを教えていくのはとても時間と根気がかかるものです。

ましてや、今まで働いたこともない学生だったらなおさらです。

気長に育てていきませんか?

問題は教え方なの?

人に教えた経験がなければ、教える側だってどうやって接すればいいか分からないですよね。

だからといって、自分が教えてもらったやり方で教えていませんか。

それであなたが順調に仕事をこなしているなら問題は教え方なのでしょう。

しかし、人のタイプはさまざまです。

一度や二度やっただけで覚えてしまう要領のいい子もいれば、根気よく何回も教えないとなかなか覚えられない子…

こんなにも色んなタイプがいるのに、教え方がワンパターンではその子にあった指導ができていると思いますか。

教える側が「教えるプロ」ではないことはよくわかっています。

ただ、通じない教え方をしていたら、なかなか仕事を覚えられないのは当たり前です。

機械的にこの仕事はこうやると言うのではなく、なぜこうした方がいいと思うか、なぜこの対応をしたのかをきちんと理解してもらいましょう。

その為には、自分で考えられるよう導いてあげることが必要不可欠です。

失敗したとしても、頭ごなしに叱らず、なぜその行動をとったのかを聞いてあげてください。

そうすれば、その子の考え方のクセが早くみつかると思います。

そのクセを活かして指導していけばいいのです。

こんなに教えているのに…となる前に

一か月も二か月も経つのにまだ仕事を覚えてない…

周りの新入社員はもっと仕事をこなしているのに…

と周りを比べて落ち込まないでください。

怒らないでください。

たまたま覚えるのに時間がかかる子なのでしょう。

誰だって得意・不得意なことはあります。

最初は覚えるのが遅くても、その分慎重でミスが少ないかもしれません。

一度覚えたら忘れない子なのかもしれません。

一人前の社員としてきちんと仕事ができるようになるまでは、時間がかかるものです。

せっかく入社してきてくれたのですから、そこで投げ出してはいけません。

あきらめずに根気よく接してみてください。

新人さんだって一生懸命なのですから。

あきらめてしまったら今までのあなたの努力が水の泡です。

必ず一人前に育ちます。

そのときを楽しみに待ちましょう。

まだ一人前じゃないということは、楽しみが先にあるということです。

あせらず、あきらめず育てていきましょう。