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9時~5時なんて夢のまた夢!?時間と仕事に関する制度いろいろ

働く時間も多様化しています

以前は「アフター5」「9時5時」が働く人の常識でした。しかし、業態や会社の方針などによってそうとは限らなくなってきています。

24時間体勢でいないといけない会社や店舗が増えてきたためです。コンビニやスーパーに始まり、システム管理者など実に他業種にわたります。

今回は仕事と時間に関する制度について取り上げていきます。

フレックスタイムってどんな意味?

最近広まっているのがこのフレックスタイム。働く時間の長さだけを決めておいて、出社・退社時間は定めないという方法です。つまり、「8時間働いてくれれば、朝何時に来てもいいし、夜も何時に帰ってもいい」ということになります。

ただし、会社によってはコアタイムといって、「この時間帯だけは必ず会社にいてほしい」という制度を設けていることもあります。

例えば、「コアタイムは11時~13時です」と言われたら、この2時間は必ず出社していなくてはなりません。応募する前に確かめておきましょう。

あらゆるところで使われているシフト制

今回取り上げたものの中で、一番馴染みがあるのはこのシフト制でしょう。予め働ける時間と日を決めておくやり方です。

営業時間が長いサービス業や店舗などで使われていますね。アルバイトで知ったという方も多いでしょう。人数を確保しつつ、労働時間をコントロールしやすいのが最大のメリット。

また、働く側にとっても時間や曜日の希望を出しやすいのが嬉しいところです。学生さんの場合、職場によってはテスト期間中はお休みにしてもらうこともできます。

また、学生や主婦の方などほとんどが扶養家族の場合、アルバイトやパートでは稼ぎすぎると税金が上がってしまうので、それを防ぐためにも便利です。

日本ではお目にかからない?サマータイム制

最後にもう一つ、サマータイム制についてご説明しましょう。これは元々北極圏に近い国で、極端に昼が長くなるために時計の針をずらしたのが始まりです。一日中明るい白夜もありますね。

日本でも真夏の日の入りは19時を過ぎますが、例えばイギリスではなんと21時ごろです。これでは時間をずらさないと、身体のほうが参ってしまいますよね。

ですので、日本ではなかなか定着しない制度です。これは日本人が一年中季節に関係なく残業をしているせいかもしれませんが……。

給料の次に大事かも

このように、働く時間体系は多様化してきています。「よく見てなかったから知らない」は通用しませんので、求人内容をよく確認してから応募しましょう。