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転職の失敗をくり返し!「またすぐ辞める」と言われないために

転職で避けたい失敗例

転職の失敗をくり返し!「またすぐ辞める」と言われないために

「キャリアアップのため」「居心地良く働くため」と転職しても、結局すぐに辞めてしまった。次こそは、と再び挑戦して転職してもまた同じように辞めてしまう、辞めさせられてしまう。気がつけば転職をたくさん繰り返してしまった。そんな方もいらっしゃるでしょう。

なぜこのように転職の失敗を繰り返してしまうのでしょうか。そして、すぐに辞めることを繰り返さないように、転職して次の職場に定着するにはどうしたらいいのでしょうか。次の職場では長く続けられるよう、利用できるサポートをご紹介しましょう。

決してひとりで悩まない。利用できるサポートは利用しよう

求人サイトや求人誌を積極的に利用して応募し、応募書類を送付して、面接を受ける、それ自体は問題ありません。しかし、ひとりで頑張っていませんか。そして失敗を繰り返して、ひとりで悩んでいませんか。

実は転職の悩みを相談する場所は周りを見渡すとあるものです。ハローワークが代表的なもの。他にもサポートステーションやジョブカフェという機関で転職の悩みを相談できます。そのような場所ではほとんどが無料で利用できます。

学生や若年者、中高年と、それぞれの年代に合わせて特化した機関もあります。個別相談だけではなく、グループワークを行っている機関もあります。グループワークでは、同じ悩みを持つ人にも出会えて、話題を共有して解決の糸口を見つけることができます。

また、機関によっては適職診断ができることもあります。適職診断を利用することで、自分に向いている職業について理解を深めることによって、目指す職業を決めていくことができます。これで失敗の繰り返しから解放されることもできるのです。

このように、何度も転職を重ねてしまうのはなぜか、原因を探るサポートを受け、原因がわかったら、その克服に向けてサポートを受けることができるのです。無料で受けられる機関もありますので、使わない手はないですね。

仕事が合わないのが原因ならば

選んだ仕事が合わずに、退職してしまうことがあります。そもそも、なぜその仕事を選んだのでしょうか。きっかけを考え直してみることです。給料が良かったからなのか、それとも何となくできそう、簡単そう、と思ったからなのでしょうか。

そして、実際にその仕事をしてみると、案外難しかった、大変だった、と感じて挫折してしまう、といったところでしょうか。それは、最初に持っていた仕事のイメージと現実の仕事とのギャップが大きいからです。

それでは、その仕事に就く前に、実際に仕事をする人、もしくはしたことがある人から聞いてみる、それによって最初のイメージと実際のイメージのギャップを埋めていくことができます。身近にその仕事に就いている人がいなくても、ネットの情報も活用することができます。

ただ、ネットの情報を活用するときに気を付けなければいけないことは、すべてが正しい情報とは限らないということです。できるだけ多くの情報を集めて、そこから取捨選択をしましょう。実際に仕事を始めてみて、多くの情報の中から正解が出てくるものです。

また、面接のときに、実際に行う仕事の内容を聞いておくこともひとつの方法です。聞かずにわからないままだとギャップが埋まらないままです。聞いておくことで、その仕事をしている自分をイメージした答えを返すことができるので、面接で良い印象も与えられます。

特に派遣で働くときは、派遣会社の担当者に聞いておきましょう。間に入ってくれている分、聞きやすいはずです。担当者がよくわかっていない場合、実際仕事に就いて困るのは働く方です。できるだけ派遣先とよく打合せをして仕事内容を理解してくれる派遣会社を選びたいものです。

職場環境が原因ならば

禁煙だったり喫煙だったり、暑かったり寒かったり、様々な職場環境が原因ということもあります。毎日働く以上、職場環境も大切ですね。ただ、職場環境は簡単には変えられません。自分自身の意識をどのように持って臨んでいけば良いのでしょうか。

職場環境は、業務の特性上、やむを得ない場合があります。販売であれば、店頭での業務があり、夏は暑く、冬は寒い環境で働かなければなりません。倉庫作業も冷暖房が整備されていない場合があり、同じく夏は暑く、冬は寒い環境に置かれることもあります。

調理においては、厨房で作業する以上、暑い環境になります。逆に倉庫作業でも冷蔵品や冷凍品の取扱いになりますと、冷蔵庫、冷凍庫と同じ環境の、寒い中での業務になります。IT関連のマシン室での業務もマシンのために部屋の温度を下げている状態で働くことになります。

また、パチンコ店等の遊技場では、まだまだお客様が自由にタバコを吸うことができますので、煙が多い環境で働くことになります。内科や小児科の病院では、風邪などで患者さんが訪れるので、慣れない人は風邪をうつされてしまうようです。

これについても仕事内容と同じように、身近にいるならその人から環境について聞いておくこと、身近にいないならネットの情報を活用して、多くの情報を集めましょう。その上で自分でできる対策を考えること です。

例えば、寒い環境なら上着やカイロ等を用意する、暑い環境なら水分を頻繁に取る工夫をする、タバコの煙なら空気の良い場所を探しておく、帰りに服の臭いを消すスプレーを使う、病院なら普段から食生活を見直して免疫力をつけておく、など。

こうして対策方法を理解しておくこともひとつの方法です。入社してから先輩に聞く方法もあります。長く続けている先輩ほど、多くの対策方法を知っているからきっと参考になるでしょう。こうして続けられるように努力していきましょう。

人間関係がうまくいかない場合は

入社してみたら、上司と合わなかった、先輩と合わなかった、など、人間関係がうまくいかずに転職を繰り返す例もあります。一度だけならまだしも、何度も繰り返すようでは深刻な問題です。これはどのようにして克服すれば良いのでしょうか。

学校や趣味の集まりでしたら、気が合う人を選んでその人と付き合えば問題ありませんが、仕事となるとそうもいかなくなります。気が合わない人とも付き合っていかなければなりません。人との関わり方も仕事のうち です。

まず、どのような人が苦手でしょうか。逆にどのような人なら安心して話せますか。自分にとって話しやすい人、苦手な人を把握しておきましょう。どんな人が苦手なタイプかわかると、その人へは意識して関わるようにします。

苦手な人からいきなり話しかけられると緊張しませんか。その緊張をできるだけ小さくするためにも、こちらから話しかけた方がいいでしょう。出社したときの挨拶はやりやすい方法のひとつです。出社したら勇気を出して挨拶をしてみましょう。

挨拶をされて嫌と感じる人は殆どいません。相手も良い気分で仕事を始めることができますので、日中話しかけられても、緊張して仕事もできなくなってしまう、その場に居づらく気まずい思いをすることもなくなってくるでしょう。

また、いわゆるホウレンソウと呼ばれる「報告」「連絡」「相談」を必要なときに行っておくことも大切です。相手は今、任せている仕事をどうしているのか、実は気になっているのです。状況がわかれば相手も安心します。それによって、信頼も上がっていくのです。

任されて行っている仕事の状況がわかることで相手からの信頼が得られます。仕事ばかりでなく、自分自身を知ってもらっても相手からの信頼を得ることができます。普段から業務に差し支えない範囲で声を掛け合いながら信頼が蓄積されて人間関係が形成されていくのです。

多くの会社がコミュニケーション力のある人を求めていますが、その背景には、このように人間関係をきちんと形成し、仕事を行って会社の利益につなげていく、という目的があります。人間関係作りは難しいと感じることもあるでしょうが、まずはそこからです。

結局は自分自身を見つめること

仕事が合わない、環境が合わない、人間関係が良くない、どんな理由であれ、それを克服するためには、自己分析をして、自分自身はどのような傾向があるのか知っておくことが大切になります。それに合わせて職場を選ぶとミスマッチを避けることができます。

しかし、それだけではありません。合わないものについて知り、それを避けることもひとつの方法ですが、合わないものについて、どのように克服していくか考えていくことも大切です。なぜなら、仕事の中には問題を克服しなければならないこともあるからです。

克服できず失敗することもあります。そのときは、ただ悔やむばかりではなく、なぜ失敗したのだろう、そして、次はどのようにすれば成功するのだろう、と振り返り、次回に活かすことで成功へとたどり着きます。

転職も同じことが言えます。「すぐ辞める」状況に陥る失敗をしたとき、ただ悔やんで次を探すばかりではなく、なぜ今回はすぐ辞めることになったのだろう、次回はどのようにすれば良いのだろう、と振り返ることにより、自分に合った職場を見つけることができます。

ただ、このような振り返りは、ひとりで行うのはなかなかエネルギーが要るものです。よって、冒頭のように、さまざまな機関がありますから、それらを有効に利用していきたいものです。相談を通して、今まで気づかなかったことを発見することができるかもしれません。

失敗を繰り返し、落ち込んでしまっているときは、専門のサポートスタッフが気持ちに寄り添って対応してくれる機関もあります。落ち込んで気分が沈んだままでは、前に進むことができません。気持ちを吐き出してリフレッシュすることも大切です。

景気の上昇にともない、募集している仕事は量も種類も豊富にあります。しかし、すべてが自分自身にぴったり合うとは限りません。良い条件で働くチャンスがある時期だからこそ、きちんと自分を見つめなおし、転職を成功させていきたいものですね。