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転職したいのに退職トラブルが!会社が辞めさせてくれない時は?

気を付けるべき退職方法

転職したいのに退職トラブルが!会社が辞めさせてくれない時は?

上司に「会社を辞めたい」と申し出た時、その対応は様々。すんなり進むこともありますが、引き止められたり、退職日を延ばすように説得される事もあります。

しかしそれでも辞めたいと告げた時、会社が許してくれない場合はどうしたらいいのでしょうか。

法律上、退職はいつ告げれば良い事になっているか

労働基準法では、退職の2週間前に告げれば良い事になっています。つまりそれさえ守れば、法律上は問題ないのですが、社会の風潮的には1ヶ月前に告げるのが良しとされています。

これは会社の規則として設けられている場合もありますが、いずれにしても欠員の穴を埋める準備として必要な期間を用意しておきたいという事です。

では仮に、退職願をだしたら「今のプロジェクトが終わるのは半年後。それまで辞めるな」と言われたらどうでしょう。法律的にも守る範疇にありませんし、本来はこちらの都合で一ヶ月後くらいに辞めても良いはずです。

ここで問題なのが、上司が法律の事なんて考えていないというケースが多いという事です。「まさか訴えるまではしないだろう」とか「とりあえず、きりの良いところまでやれと言ってみよう」という事です。

更に強引な上司の場合は「どうしても辞めるというなら有休は無しだ!」とか「会社に迷惑をかける気か!」と怒鳴ってくるかもしれません。

しかしこれらに屈してしまっては、いつまでたっても辞められないので、自分で決断し行動に移すしか無いです。

絶対に冷静に対処しよう

上司が喧嘩腰だったとして、こちらも怒鳴ったり喚いたりしても、良い方向には転びません。法律に打ち勝つ上司なんて存在しませんから、権利と法律の規定を調べてから提示し、自分の行動が労働者の権利として当然である事を証明しましょう。

そうすると上司としては、それを覆す理由がなければ認めざるを得ませんから、渋々でもOKしてくれる事が多いと思います。

ちなみにそこで上司が「どうしても辞めるというならすぐ辞めろ!お前はもういらない!」と言ったとしましょう。

しかしこれも法律上は「解雇は一ヶ月前に言わなくてはいけない。どうしても解雇するなら一ヶ月分の給料を払わなくてはいけない」と決まっているので、大丈夫です。

退社を考え、一ヵ月後に辞めるとして有休を全て使い果たそうと考えると、賞味残り2週間程度しか働かない事になるというケースはよくある事だとおもいますが、これは法律上を考えても問題ない行動だという事です。

労働基準監督所に頼るという手もある

確実に労働法違反となる脅しを掛けられた場合は、労働基準監督所に頼るというのも手です。

労働基準監督所とは、労働基準法に違反した会社に対して指導や調査を行う事が可能で、悪質な場合は逮捕や強制調査が出来る公的機関です。

要は労働者の味方となる機関なので、違反が明らかであるならば相談を持ちかけてみましょう。

これであれば、特に費用もかかりませんし、公的機関なので安心してお願いする事が出来ます。

(ただし逆に言うと、法律違反で無い限りは全く相談にのってくれないので注意が必要です。)

迷惑をかけずに円満退社したい場合は

上記までは、脅されたりトラブルが発生してしまった後の話ですが、そもそも円満に退社させてもらうように仕向けるというのも大事です。

基本的に、退職したい場合は同僚より先に上司に告げて、退職日を擦りあわせたりするものですが、まず大事になってくるのは退職理由です。

会社愛が強い上司の場合、「この会社は合わないから、別の会社に転職したい」とか「もっと自由な環境で自分を試したい」などと、他の良い会社に行きたいみたいな雰囲気をだすと機嫌を損ねるかもしれません。

ずるいようですが、要は綺麗に辞められれば良いだけなので、水面下で就職の事を考えていても良い筈ですから、上司が機嫌を損ねないような理由を用意するというのは大事です。

勿論大掛かりな嘘をつくとトラブルの種になるので、ありもしない事を伝えるのはNGですが、自分ごとよりも会社の事、つまり自分の未来構想よりも「何故この会社は合わないのか」とか、「どうしてもう働けないのか」という部分をはっきりさせておきましょう。

つまり、自分のメリットがより大きい会社で働きたいというと角が立ちますが、この会社にいても会社と個人、双方にデメリットしか生まれないという話し方の方が受け入れてもらいやすいという事です。

いずれにしても会社を入社する時は勿論、退社する時も本人の意思がとても重要なので、辞めるなら辞めると強い意思をもって行動しましょう。

弱気でいたり迷いを出しながら辞表を出すのも、強引な上司に付け入る隙を与えてしまいますし、そうでなくても「説得すれば残ってくれるかな」という期待を与えてしまいます。

それに強引な上司だったとしても「絶対辞めると心に決めているな」と思ってもらえれば、手を引くタイミングが幾分か早くなるでしょうし、無駄な事はしたくないでしょうから効果は抜群です。