書類選考を通過しよう!英語力をアピールする職務経歴書の書き方
グローバル化が進む現代社会の中で、英語力は仕事能力のうちの欠かせない条件になりつつあります。今まで以上に、グローバル人材が必要とされる時代です。
しかし、一口に「英語力」と言っても、職務経歴書にどのように記載すれば良いか、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。せっかく身に着けた英語力がアピールできていない職務経歴書だと、面接まで進める機会を失ってましいます。
あなたの経験と英語力をしっかりアピールできるよう、ポイントを押さえた職務経歴書を作成しましょう。
英語に関連する保有資格を記載する
まず、基本的な事ではありますが、必ず英語に関連する保有資格を全て記載しましょう。
一般的に知られている英語技能検定、TOEIC、TOEFLはもちろん、英語教育に関連する資格なども記載しましょう。
資格は、第三者が一定の指標であなたを評価した客観的なあなたの英語レベルです。説得力と公平性がある評価であり、他の候補者と比較をできる指標にもなります。
採用する側にとっては、あなたの英語力を判断する第一段階として非常に有力な情報になります。
海外在住経験や留学経験を記載する
職務経歴書といえば仕事の経歴を記載する書類ですが、英語力をアピールするためには海外での経験を書くことが有効です。
留学経験や海外在住経験は、あなたの英語力に一層の確信を加えてくれます。その際は以下の項目も記載するようにしましょう。
- 滞在地域
- 滞在期間
- 滞在目的
- 滞在期間中に習得した英語のレベル
日本でも英語習得は可能ですが、現地で英語を習得した方が、会話の微妙なニュアンスがわかったり、流暢に話せる場合が多いため、仕事でも応用が利く可能性が高まる印象を与えます。
そのような背景もあり、海外在住経験・留学経験は貴重なアピールポイントになります。
海外在住までいかなくても、出張などの短期滞在の経験があれば、それもしっかり明記しましょう。少しでも現地で英語を使った経験がある方が、書類選考上は有利になるでしょう。
英語の習得方法を記載する
英語をどのように習得したかも職務経歴書に明記しましょう。
「英語ができます!」と言っても、バーで知り合った友人と話すレベルと、留学先で取得したレベルでは、大きな違いです。習得した方法について、以下のようなものがあるでしょう。
- 英会話スクールに通った
- 海外に在住していた
- 留学経験がある
- 英語教材を購入し、独学で習得した
- 英語を話す友達に教えてもらった
などが想定されます。英語の習得方法は、あなたの英語のレベルや質を判断する材料になると同時に、あなたの物事に取り組む姿勢のアピールにもなります。
何か新しい事を習得する時、自ら行動して努力をするという印象を与え、書類選考でプラスに働くでしょう。
どのように習得したか、どんな努力をしたか振り返り、明記をしましょう。
英語を仕事で使った経験を記載する
採用する人が職務経歴書の中で最も見ている英語に関わるポイントが、仕事で使った経験の有無です。
英会話ができるとはいえ、日常的な場面とビジネスのシーンでは、やはり英語の使い方が異なります。ビジネス英語ができる人を探すのは、採用する側の当然の心理と言えるでしょう。
仕事で使った事があるというと、とてもハードルが高いように感じるかもしれませんが、例えば以下のような内容で少しでも携わった事があれば、自信を持って明記してください。
- メールでのやりとり
- 簡単な翻訳業務・通訳業務
- 英語での資料作成
- 英語の資料の読み込み
- 英語での電話対応
それ以外でも、少しでも英語を使ったことがあれば明記しましょう。
仕事で英語を使った事があるということは、あなたの英語力がビジネスに通用するという一定の判断基準になります。
どんな業務であっても職務経歴書に明記し、あなたの英語力が活かせるといアピールにしましょう。
これらのポイントに注視し、是非一度あなたの英語に関わる経歴を振り返ってみてください。
「こんなことでもいいのだろうか」と思わず、少しでも多くの英語に関わる経験を記載する事が、書類選考の時点では重要です。
グローバル人材がますます必要となる世の中で、あなたの英語力を活かせる仕事は必ずあるはずです。