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自分と向き合ってみよう!転職時の自己分析方法とポイント

自己PR・志望動機の元!転職時の自己分析の方法とポイント

転職をする時、まずはじめにじっくり取り組みたいのが自己分析です。求人票を検索することでも、履歴書を書くことでもなく、まず自分自身を見つめなおすことが転職成功への鍵となります。

しかし、「どうやって自己分析に取り組んだらいいのかわからない」という方は多いのではないでしょうか。

よく聞く単語ではあるものの、実際取り組もうと思ったらどう始めていいかわからない…

そんなあなたのために、今回は、転職したいと思った時に真っ先に取り組める、自己分析の方法をご紹介します。

なぜ転職したいと思ったのか

まず、転職をしたいと思ったきっかけを思い出してください。「残業続きで体調を崩した」、「仕事内容が自分と合わない」、「人間関係がうまくいかない」、もしくは、「他にやりたいことが見つかった」、「知人に声をかけられた」など、様々な理由があると思います。

ひとつでなく、いくつかある場合もあるでしょう。自己分析のヒントになりますので、どんな小さなことでもまず書き留めておきましょう。

どんな仕事がしたいか

次に、どんな業界・職種に転職したいかを考えてみましょう。まだイメージがつかない人は無理にこの段階で考えなくても大丈夫ですが、少し想像してみるといいかも知れません。

具体的な業界・職種が浮かばなくても、漠然としたイメージならきっと浮かぶはずです。

例えば、「人の役に立ちたい」「何かを作る仕事をしたい」「語学力を生かした仕事をしたい」など、イメージで構いません。いくつでもいいので書き留めておきましょう。

将来どうなりたいか

最後に、将来自分はどうなりたいのかを考えます。この問いかけに対してしっかり向き合う事がとても重要です。

「将来」とは、数年後の事や仕事に限ったことではなく、例えば「定年退職した時」や「20年後」という長期のスパンで考えましょう。

「会社を経営したい」というような仕事に関する目標や、「子供が3人ほしい」「世界1周旅行をしたい」など、趣味や家族の事でも構いません。自分の人生の中で一番大事にしたいこと、成し遂げたい事を考えるのです。

この部分は時間をかけて自分と向き合う事をお勧めしますが、また何年かするうちに変化する可能性もあるので、今の自分が納得し、自信を持って目指せる「将来」をまずは文章で書き出してみましょう。

現在と未来をつなげる

ここまで終わったら、あとは「現在」と「未来」をつなげます。将来なっていたい姿に向かって、近道になるような転職先を選ぶのです。

例えば「会社を経営したい」という人なら、会社の経営を学べる職種や、経営者と出逢える業界がいいでしょう。

その仕事をしながら、しっかり自分が会社経営を実現できるイメージを膨らませます。

また、「子供が3人ほしい」という人の場合、子供達の養育費を育児をしながら得るために重要となるのは「出産・育児をサポートする制度」そして「長く働ける会社」というポイントがあげられるでしょう。

この場合は、仕事内容よりも、これらの制度や実績が豊富にある会社を選ぶことが重要になり、それによって「子供が3人ほしい」という目標が実現する可能性が高まります。

現在と未来をつなげた時に、「なぜ転職をしたいのか」「どんな仕事をしたいか」の部分で書き出した事を振り返ります。

転職を考えていたものの、実は今の会社が目指す将来に繋がっていることに気づくかもしれません。

次にやりたいと思っていた仕事が、未来へのステップになり得るかというポイントも、想像をしながら確認をします。

将来へのステップになっていないとしたら、なぜ自分はその仕事がしたいと思ったのかを考えます。

もしかしたら、その仕事が華やかに見えたから、給与が高いからという表面的な理由かもしれません。

一見、今の自分にとって魅力的に見えても、目指す未来へのステップとなるイメージができないのであれば、軌道修正をするべきです。

どんな仕事をしていても、必ず乗り越えなければいけない辛い壁が待ち受けていますが、この「未来のステップ」が明確にあれば、それが後押しとなり、どんな壁も乗り越えていけるはずです。

また、ここまでで書き出してきたことを文書につなげれば、立派な志望動機・自己PRが完成します。

「将来会社を経営するために、御社で一生懸命頑張りたい」「子供を産んでからも長く活躍できる人材になります」というように、自分の将来と会社への貢献が重なる文章ができます。

これは、企業にあなたのやる気を感じさせ、信頼を持なるでしょう。

自己分析とは、今の自分と将来の自分をつなぐ手段と言っても過言ではありません。

しっかり自分自身を理解・整理し、納得のいく転職をしましょう。それができるくらい自分に自信が持てれば、企業はきっとあなたに可能性を感じてくれるでしょう。