じっくり考えよう!就職先進路についてのお悩み解消
就職先の進路は、誰もが一度は悩むトピックではないでしょうか。星の数ほどある企業と職種の中から、自分がどの方向に進みたいかわからない。どうやって決めればいいかわからない。そんな方も少なくないはずです。
悩ましいことではあるものの、非常に重要な進路。今後のキャリアの方向性を決めるといっても過言ではないですよね。
では、どうやって自分の進路について考えればいいか、様々な切り口をご紹介します。
自分が好きなものは何かを考える
まず、自分が好きなものは何かを考えてみます。仕事という枠にとらわれず、純粋に何が好きかを考えてみましょう。
例えば、スポーツ、料理、映画鑑賞、旅行、など、趣味や日々の過ごし方にヒントは沢山あります。そして、これらは必ず誰かが仕事として関わっています。
例えばスポーツの場合、スポーツ選手だけでなく、大会や選手の育成を担う協会、競技場、スポーツ用品店など、スポーツに関わる仕事は山ほど存在します。
このように、好きな事からそれに関わる仕事を具体的に想像し、それを自分がしたいかどうか考えてみます。
好きだからこそ趣味で留めておきたいという人いるでしょう。しかし、好きだからこそ仕事にして極めたい、とことん関わりたいという人もいるはずです。
将来何がしたいかを言葉にする
将来、何がしたいかを真剣に考え、言葉にしてみましょう。将来とは数年先ではなく10年、20年先の未来の事です。
自分がどこで、どんな事をしていたいか想像をします。それは、仕事に直接関係がないことでも構いません。例えば、
- 会社を経営していたい
- 子供が3人ほしい
- 海外でビジネスを展開していたい
- 40代で引退して田舎でのんびり暮らしたい
など、色々な事が考えられます。何をしていたいか決まったら、将来それを実現するために、今何をすればいいかを考えます。
例えば、将来「海外でビジネスを展開していたい」という場合、まずビジネスの展開方法を学ばなければいけません。
また、協力してくれる人の人脈を広げることも必要です。そして、海外でビジネスをするだけの語学力、もしくは語学が堪能なパートナーが必要です。
これらを得ることができる会社や環境を得るためにはどんな会社で働く必要があるのかを考えてみましょう。業界・職種のイメージが湧いてくるはずです。
自分はどんな時にやりがいを感じるか考えてみる
今まで過ごしてきた中で、自分がどんな時にやりがいを感じたかを考えてみます。やりがいを感じる事ができる仕事に就けば、きっと生き生きと働けるはずです。例えば、
- 人の役に立ったと実感した時
- 何かを一から作り上げた時
- チームで何かを成し遂げた時
- 成績が努力によって格段に上がった時
- 自分のアイディアが認められた時
等、日々何気なく過ごしている中でも、自分の感情が高ぶる時、またやりたいと思う時があるでしょう。これが、やりがいを感じている瞬間です。
自分がやりがいを感じる瞬間を定義できたら、今度はそれを感じられる仕事は何かを考えます。
例えば、あなたのやりがいを感じる瞬間が「人の役に立ったと実感した時」だったとします。個人に対する仕事だと、役に立てる仕事は沢山あります。
保険関連の仕事、転職・就職支援、不動産仲介業、ウェディングプランナーなど、どれもサービスを提供した後には「ありがとう」と言われる事が多い仕事です。
全て、お客様にとっては一生に何度としない買い物や選択であり、専門知識やアドバイスを求められている分野です。これらの仕事内容を研究し、自分がこの仕事で「人の役に立った」と実感できるか想像します。
このように、自分のやりがいを明確化することで、それを満たせる仕事を見つけやすくなり、なぜその仕事が自分に向いているかも明確化できます。
これらの切り口は、就職先の進路を決めるいくつかの方法に過ぎませんが、真剣に考える事で、「これだ!」と見つかることもあるでしょう。
どんな仕事に就いても、いつかは辛い事や、辞めたいと思う瞬間があります。そんな時、なぜこの仕事を自分が選んだのかが明確になっていると、それを乗り越える力が湧いてきます。
自分が生き生きと働くために、そして納得して仕事にチャレンジするために、これらの切り口で一度じっくり進路について考えてみてはいかがでしょうか。