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職場環境を改善してメンタルヘルスを予防する3つのポイント

働きやすい職場環境

職場環境を改善してメンタルヘルスを予防する3つのポイント

ストレス社会という言葉が定着して以来、うつ病などのメンタルヘルスが広く知られるようになりました。

ざまざまなメンタルケアも提唱され、その重要さが言われるようになったのですが、残念ながら依然としてそのようなメンタルヘルスを患って悩んでいる人が多くいます。

メンタルヘルスの予防には、まず、生活習慣の改善など個人でのケアが大切ですが、それに加えて職場全体の環境改善も効果的です。メンタルヘルス対策に効果的な職場改善のポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

メンタルヘルス予防の鍵は職場環境にあり

Googleやtwitter.incなどの優秀な人材が集まるような企業では、こぞって快適な職場環境の整備が進められています。

例えば、快適なソファが置かれたり、ちょっとした息抜きに利用できる娯楽施設が設備されていたり、社員同士のコミュニケーションの場が十分に与えられていたりと、社員のストレスが溜まらないような工夫が凝らされています。

もちろん、一般的な会社ではそこまで親切な設備は用意できません。しかし、お金をかけなくても、ちょっとした気づきによる環境改善程度で職員のストレスは大きく減少します。

例えば、就業時間の管理や仕事量の管理、空調の管理やコミュニケーションの場の設置など職員を取り囲む環境全体を見直してみて職員のストレスの元になるようなものはないか確認してみましょう。

仕事の負担を調整して、無理のある労働を事前に防ぐ

職場改善のためにまず注目したいのが、業務内容の分配に関することです。過酷な労働による社員の過労死などがニュースで取り上げられるようになってから、就業時間や業務内容について厳しく見直す会社が増えました。

無理な残業などは心身ともに悪影響を及ぼすので絶対にやめさせる必要があります。加えて、今行っている業務内容が職員一人一人の能力に見合ったものかどうかの見直しも大切です。

新入社員には多くの仕事を任せないことが普通です。そのような「能力に見合った負担」が必要だということはすべての職員に通じて言えます。全体を見渡して、個々の能力に見合った業務が振り分けられているか確認しましょう。

例えば、能力的に平等になるように業務を振り分けていたつもりでも、気づいたらとりわけ能力が高い職員に必要以上の負荷をかけてしまっていた、ということはよくあります。

そのような職員は必要以上の負荷をかけられているとわかっていても、周りに気を使って我慢していることが多々あり、ある日突然体調を崩してしまう危険を抱えています。気づいた時点で早急に負荷を分散させるよう対処が必要です。

他にも、特定の誰かが残業を続けていないか、能力以上の作業を求められている職員はいないかなど、一人ひとり声をかけながら仕事の負担について確認してみるのがおすすめです。

コミュニケーションを取りやすい環境を作る

加えてチェックしたいのが、職場内のコミュニケーションに関することです。職場内で職員同士のコミュニケーションが円滑に行われないことは、大きなストレス要因となります。

個人ができる限り円滑なコミュニケーションに励むことも大切ですが、構造的にコミュニケーションを取りやすくなる仕掛けなどを設けることで効果的に環境改善が進められます。

人とのかかわりはメンタルヘルスの予防の基本なので、ぜひ職員同士がコミュニケーションを取りやすい環境を整えましょう。

リラックスできる環境づくり

例えば、プライベートな話や親密に打ち解けるための話など、直接業務に関係のないような話は飲み会の席でするもの、と思いがちですが、そのような軽い雑談を会議の前にもってくるというのも一つの手です。

堅苦しい会議の前にホッと打ち解けられ空間を用意することで、仕事モードになって身構えている若手社員でも肩の力を抜いて会議に参加することができます。

また、職場で唯一リラックスモードに浸れる喫煙ルームや自販機コーナーなどはフル活用するのがおすすめです。ちょっと落ち着けるソファを置いてみたり、会話のきっかけとなる手軽なパズルや雑誌などをテーブルに仕掛けてみましょう。

知らない職員やちょっと苦手な上司とも打ち解けやすくなり、職場での孤立やコミュニケーション不足を防ぐことができるだけでなく、くだけた雰囲気での雑談の中から新たな仕事のアイデアが生まれることもあるので一石二鳥です。

環境改善で職場がひとつになる

職員改善をやることは、単に作業の効率化やメンタルヘルスの予防に役立つだけではありません。職場全体が一丸となってより快適な環境づくりに励むことで、団結意識が生じ、職場全体に生き生きとした活力が生まれる効果もあります。

ある会社では、定期的に職員が寄り集まってより良い職場のあり方について話し合う機会を設けるといった試みをしています。自分達の職場を自分たちでの手で改善していくことは職場への愛着を生み、より熱のこもった仕事をしようという意識を生みます。

改善状況をよく観察して、より良い職場作りに役立てましょう

また、職場改善は、長期的な目で観察することでさらに効果を発揮できます。一度見直したらそれでおしまい、とはせずに数週間、数か月間と観察を続けて、何か新たに生じる不都合はないか、もっと改善できる余地はないかなど詳細にチェックしてみましょう。

職場全体でメンタルヘルスを予防するまとめ

職場でのメンタルヘルスの予防に最も大切なのは、職員同士がお互いの様子をよく観察しあうことです。体調が悪そうなときには仕事の分配をする、孤立しがちな人には積極的に声をかける、などお互いのことを理解することが大切です。

職場改善をすることで、職員同士の助け合い意識が高まります。より良い職場環境を整えて、メンタルヘルスを予防しましょう。