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仕事のできる社会人になるために!健康管理をしっかりしよう

仕事のできる社会人になるために!健康管理をしっかりしよう

社会人になってから、忙しくて自炊する時間がなかなか取れなくて、外食やコンビニ弁当ばかりになってしまう...仕事の付き合いで飲み会が続くので、栄養バランスが気になる...などなど、食生活の悩みは尽きないものですね。

一人前の社会人として、自分自身の健康管理に気を配るのは重要なことです。昔から、食べるものは体をつくると言われていますので、健康な毎日を送るためには、日ごろから食生活に気を付ける必要があります。仕事でどんなに忙しくても、バランスの良い食生活にすることは可能です。

なにも大掛かりなことをする必要はなくて、日常生活で少し気を付けることで、食生活を改善することができます。ここでは、手軽ですぐにでも実践できる、食生活をよりよいものにする具体的な方法をご紹介します。

食べる順番に気を付ける

自炊する時間がなくて外食ばかりになってしまう方でも、食べる順番に気を付けてみるだけで効果があります。 食事のときにまず食べるのは、水分の多い味噌汁やスープなどの汁物にします。水分はけっこうお腹にたまりますので、満腹感を感じやすく、食べ過ぎを防げます。

そして次に、野菜など食物繊維の多い食材を食べるようにします。野菜のサラダなどを食べることで、血糖値の上昇をゆるやかにし、脂肪の吸収も抑えることができます。 さらに、野菜に多く含まれている食物繊維は、お腹に入ると水分を吸収して体積が増え、満腹感をあたえてくれますので、自然と食べ過ぎを防げます。

そして次に食べるのは、肉や魚などのたんぱく質類です。一番最後に食べるのは、ごはんや麺類などの炭水化物 にします。炭水化物を空腹の状態のままで食べてしまうと、血糖値が急激に上昇してしまい、脂肪が付きやすくなります。炭水化物を先に食べないことが、ポイントです。

普段の食事のときも外食のときも、満腹になったなぁと感じた時点で、その後は無理に食べ続ける必要はありません。食べきれないと感じた時には、それで食事は終了にします。そうすることで、カロリーオーバーや食べ過ぎを防ぐことができます。

朝食は必ず食べるようにする

どんなに忙しくても、朝食は抜かないようにしましょう。 朝食を抜いてしまうと、エネルギーが体内に行き届かず、血糖値が上がりません。結果として、頭がボーッとして集中力が低下し、仕事に支障をきたすようになります。

脳のエネルギー源はおもにブドウ糖と言われています。しかも、脳はブドウ糖をためておくことはでききません。ですので、定期的にブドウ糖を補給しないと、脳はキチンと働きません。

血液に含まれるブドウ糖の量は、一日の中で朝起きた時に最も低くなりるようです。そのままの状態で朝食を抜いてしまうと、脳がエネルギー不足になってしまうというわけです。

朝食には、脳の栄養となる糖分を含む、ごはんやパンなどの炭水化物を摂ることがオススメです。 朝は食欲がわかない、時間があまりないという方は、手軽に食べられるおにぎりや、シリアルやグラノーラなどでもよいでしょう。

しかし、いくら朝食が大事と言っても、食べ過ぎには注意したいものです。人間はある程度空腹のほうが、やる気や集中力がアップするようです。満腹の状態だと、だるくなったり、眠くなったりして、かえって仕事の効率がダウンしてしまいます。ほどほどに食べつつ、腹八分の朝食を心がけるようにしましょう。

食べる時間にも気を付ける

何を食べるかだけでなく、食べるタイミングを意識することで、体内時計を整えながら基礎代謝ををアップさせ、太りにくい体をつくることができます。まずはじめに、朝起きてから2時間以内に朝食を食べる ようにします。そうすることで体内時計がリセットされ、胃や腸などの消化器官が働き出し、体温が上昇し、いわば体のエンジンがかかります。

そして次に気を付けたいことですが、一日の最後に取る食事は、眠りに着く3時間前までに済ませるようにします。寝る直前に食べてしまうと、胃腸が活動したまま床につくことになり、体が休まらず、熟睡できなくなります。代謝も悪くなり、結果として体調が悪くなったり、脂肪が体に付きやすくなったりします。

一日のトータルとしてのポイントは、朝起きてから14時間以内に全ての食事を食べ終える ことです。 起床してから14時間を過ぎると、体内でメラトニンという睡眠をつかさどるホルモンの分泌が増え始めます。起きてから14時間目以降は、体が寝る準備をし始めるので代謝が低下し、食べたものが脂肪として蓄積されやすくなるのです。

残業などで夕食の時間が遅くなりそうなときは、夕方4時から5時ごろに軽い食事を取って、帰宅してからはスープやおかゆなど、なるべく胃に負担にならないものを食べるとよいでしょう。そうすることでカロリーオーバーや、胃腸がもたれて翌朝体がだるくなることを防げます。

毎日はつらつと元気に仕事をしていくためにも、一人前の社会人として健康管理に気を配るのは大切です。日常生活のちょっとした心がけで、食生活を改善し、健康な体を手に入れましょう。