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回らない寿司屋でバイトして毎日賄い海鮮丼を食べよう

回らない寿司屋でバイトして毎日賄い海鮮丼を食べよう

大学生で一人暮らしをはじめ、仕送りだけでは暮らしていけない人、また何か新しいことを始めたい人、アルバイトを考える動機はいろいろあるでしょう。

アルバイトを選ぶにあたり、時給はいくらなのか、自宅からどのくらいの距離なのか等いろいろ選択基準があるかと思います。そのなかで特に一人暮らしの人は賄いという点に着目してアルバイトを選んでもいいかもしれません。

賄いとは?

賄いとは、一般的に、食材を扱う店でのアルバイト勤務中に、アルバイト生へ提供されるご飯のことです。有料の場合もあれば、無料の場合もあります。有料の場合には、社員割引で通常の金額より割安なことが多いです。

どんな賄いがあるの?

賄いの形式は店によって様々です。飲食店のメニューをそのまま出しているところがあれば、メニューにはないオリジナルの食事を提供しているところもあります。大きいデパートに入っている店舗であれば、デパートの社員食堂がある場合もあります。

あるパン工場での賄いは自社製のパン食べ放題としたり、あるドーナツ店では定められた数までならドーナツ選び放題としたりと、賄いを工夫し、アルバイト募集のアピールポイントとしている店だってあるのです。

鮨屋の賄いとは?

鮨屋にはおおきく分けて回らない鮨屋と回転寿司があります。

回らない鮨屋とは、低価格路線の回転寿司ではなく、ひとつひとつ大将などの鮨屋が握り、鮨を提供する鮨屋です。

回転寿司の場合は、チェーン店が多く、賄いはあまりないか、独特のシステムで有料の賄いがある店が多いようです。 ここでは、回らない鮨屋に焦点を当てていきます。

夜の賄いに注目

この回らない鮨屋のまかないとは鮨なのでしょうか。 これは残念ながら違います。鮨はネタが高価なこともありますが、鮨を握る手間があり、短い時間に大量に作れないため、あまり賄いとして出しにくいからです。

しかし、魚料理が多いのは事実です。 昼はマグロの竜田揚げや、焼き魚といったものが振舞われます。

そして、夜の賄いは昼とは違い、海鮮丼が出されることが多いです!

回らない鮨屋では、今日朝に市場から仕入れた魚や解凍してしまった魚は明日に持ち越すなんてことはしません。 このため、夜の部になっても余ってしまったものは、行き場がなくなるケースが多いのです。

ヅケ丼やイクラ丼、炙り丼など、通常であればかなりの値がはる海鮮丼が食べられるチャンスがあります。

そもそも回らない鮨屋でアルバイトできるの?

回らない鮨屋は敷居が高く、あまりアルバイトなんて募集していないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。 (著名人が通う名の知れた店となるとアルバイトは募集していないかもしれませんが)

ただ、さすがに厨房は募集しておらず、ホールで料理を運んだりお茶を汲んだりする人を募集しています。

余談ですが、鮨を握る大将、兄弟子、弟弟子など料理を行う人は、どのように募集しているかご存知ですか。実は、料理の専門学校に募集を出して採用するケースが多いのです。

どうやったら回らない鮨屋でバイトできるの?

回らない鮨屋のアルバイト採用は2つに分かれます。求人雑誌で募集している場合と、知り合いの紹介で雇っている場合です。 ただ、基本的には18歳以上を条件としている店舗が多いかと思います。

自分の地域の求人雑誌になければ、周りに鮨屋でバイトしている人がいるか聞いてみること、それでもいなければ、勇気が要りますが、鮨屋に訪問してアルバイトを募集しているかきいてみてもいいでしょう。

鮨屋の世界は厳しいイメージがある・・・

アルバイトの厳しさは店によるといってしまえばそれまでですが、鮨屋のアルバイトは厳しいところが多いかもしれません。

それは職人の中では上下関係が重視されていて、大将がいて弟子がいること、また弟子のなかでも兄弟子、弟弟子がいるといった具合になっています。この序列に女将さんが入ることもあります。

鮨の仕込みで朝早くから入るのは弟弟子、次に兄弟子が来る、しかし、客が来て実際に握るのは大将と兄弟子だけ、という光景が見られる場合もあります。

そのような体質なので、アルバイトに関しても客の案内、皿の置き方、お茶を出すタイミング等、大将のこだわりでかなり厳しく教えられます。

客の嗜好を覚えることが大事

回らない鮨屋に来る客は、一般的にイメージされている通り、お金に余裕のある方が多いです。ハレの日に家族で来店するケースもありますが、多いのはやはりどこか裕福な雰囲気が漂う方です。

そのような方たちには、マニュアル的な対応ではなく、一人一人にあったサービスを提供することが重要です。そのために、客の嗜好を覚えて、不快にさせない努力が不可欠です。

たとえば、焼酎はお湯多めを好む方、味噌汁は最初に出された方が好きな方・・・いろんな方の特徴を覚えましょう。

ただ、そこまで難しく考えなくてもいいのです。アルバイトは席を案内して料理を運ぶだけ。大将等料理を握る人のほうが遥かにその人に合わせた対応を求められているのですから。

慣れてしまえば問題なし!

厳しい、また一人一人に合わせて対応する、とは言ってもアルバイトの仕事ですので、一度身につけてしまえば大丈夫です。

海鮮が好きな方はぜひ鮨屋でアルバイトをして、お金を出すことなく海鮮丼を食べましょう。