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転職で圧倒的な好印象を残す面接ノウハウ【見た目の説得力】

転職で圧倒的な好印象を残す面接ノウハウ【見た目の説得力】

転職の面接で最も重視すべき点は、何だと思いますか?

それはズバリ、「説得力」です。説得力と聞いて、すぐに演説やプレゼンの上手な人を思い浮かべた人も多いかもしれませんが、人が説得力を感じるのは言葉ばかりではありません。

人は、何かの状況を判断するときに、その情報を視覚、聴覚、言語という三つの感覚から認識しています。

その中で、最も影響力が強いのは、視覚情報(見た目・態度)、次に聴覚(声の大きさ・トーン・速さ)、最後が言葉(内容)なのです。

よく、人事の採用担当者の話を聞くと、面接は第一印象が決め手、とか最初の3秒で決まる、など、やはり見た目や態度を重要視する人が多いようです。しかし実は、この見た目というのは、ルックスだけを見ているのではないのです。

見た目の印象と、話す時の声やトーン、そして話す内容が、全体として違和感なく受け取られて初めて、好印象として受け入れられるのです。その統一感こそが説得力なのです。

そのような説得力のある人は、見た目と言動とのギャップのある人に比べ、不快感や不信感を与えることがないので、人に安心感を与え、短時間で信頼を得ることができます。

そして何より説得力のある人は、存在感があり、人を引きつける魅力を放っています。

そこで今回は、面接の場面ですぐに使えるあなたの見た目の説得力が確実にアップする3つの方法をお教えします。

自然な笑顔を作る裏ワザ…○○を見ている時を思い出す

あなたもきっと、いろいろな面接攻略のノウハウを目にしていると思いますが、最初に必ず出てくるポイントが「笑顔であいさつすること」ですよね? 

でも、ドアをノックして初めて挨拶する場面で、「自然な笑顔をつくる」というのは至難の業です。

当然緊張しているし、よく見せようと思えば思うほど、どんどん体は固くなっていきます。緊張の対策は【緊張対処法】の項目を読んでいただきたいのですが、緊張を解きほぐすためにも、笑顔の効用というのは絶大なのです。

最初に自然な笑顔を作れれば、あなた自身の体もリラックスして、そのあとがとても楽になることは間違いありません。

逆に、顔をひきつらせながら笑顔を作るのは違和感を与えてしまうので、説得力の観点からもマイナスになってしまいます。

では、自然な笑顔を作るにはどうしたらいいでしょうか?…

それは、まず鏡に向かって笑顔の練習をすることです。自分の笑顔というのは、意識して見たことがありませんね。意外に口角が上がっていなかったりして、笑顔が怖かった…なんてこともあります。

そこで、あなたが一番やさしい気持ちになるものを思い浮かべてください。よく使われるのは、子犬や子猫、赤ちゃんなどです。赤ちゃんが初めて笑いかけてくれた時や、子犬がじゃれて転がったときなど、自然と笑顔になりますよね。

その笑顔を鏡で何度も作ってみるのです。どうですか? 自分でも想像した以上に素敵な笑顔になっていませんか? 

これも、練習なのです。自分で「なるほど、結構いいかも」と思った笑顔を作れなければ、本番で自然な笑顔なんてできるわけがないのです。

何度か練習して、優しい気持ちの笑顔ができたら、自分にOKを出してください。そして本番では、面接官を子犬や子猫だと思って、その笑顔で入室しましょう。

それだけで、あなたの説得力は大きく一歩リードするはずです。

また、ずっと笑顔で面接を受けるのは逆に軽薄に見え、顔が疲れてひきつってきますから、笑顔はポイント的に使いましょう。

そして笑顔から真顔に戻るときは、いきなり戻らず、少し余韻を残しながら、ゆっくり真顔になるようにしてくださいね。

笑顔を制す者は面接を制す…なんて言葉はありませんが、笑顔が本物なら、あなたの説得力は数倍アップします。自然な笑顔は強力なアピールポイントなのです。

視線の裏ワザ…相手を見るときのポイント

次に、面接官に向ける目線についてのポイントです。「目は口ほどにものを言う」なんて使い古された言葉を出すまでもなく、目は正直に心を映してしまいます。

いくら笑顔が自然に作れても、視線がおどおどしていたのでは、笑顔の練習が水の泡です。

まず、相手を見るときに最も自然で好感の持てる視線の位置は、鼻の頭あたりです。よく、「目を見て話すのが良い」と言われますが、実際に目そのものを見てしまうと、相手に威圧感を与え、挑戦的に感じられてしまうからです。

そして、面接官が複数の場合は、できるだけ一人の面接官に偏らず、ときおり目線を移しながら話してみましょう。均等である必要はありません。質問を向けられた面接官だけでなく「全員を視野に入れて話すこと」をアピールするのです。

小さなことですが、転職の場合のキャリアとして、「目配り気配り」というのも大きな選考ポイントになります。視線ひとつでそんな存在感が出せるなら、面接で大いに使ってほしい方法です。

また、心理学では、「返報性の法則」という言葉があります。簡単に言うと、こちらが相手に行ったことは、相手も同じことを返してくる、というものです。

それを利用するなら、あなたが面接官に「好意の気持ち」を向ければ、相手からも好意が返ってくるのです。

初めて会って、しかも圧迫面接をしてくる相手に好意の情なんて無理、と思われるかもしれませんが、ここは自己暗示で「相手が好き」と思ってみてください。「親愛の情」がわくと、瞳孔が広がって黒目が大きくなるのです。

あなたが面接官に好意の気持ちを寄せれば、ほんの些細な変化ですが、瞳が大きくなる=好意を持っていると感じるので、さきほどの返礼の法則で、あなたに好意を持つのです。

これは、面接をしているほんの一瞬、そう思い込むだけでいいのです。あなた自身も、相手に恐怖感や嫌悪感を味わいながら面接するより、よほど充実した時間が得られるでしょう。

堂々と見せる裏ワザ…秘密のポーズ

人の心と体は連動しています。気持ちが落ち込んでいるときは、肩が落ちて、猫背気味になり、下を向きがちですよね。逆に良いことや楽しいことがあった時は、体が外に広がり、上を向いていることでしょう。

心理学の分野では、この人の心と体の相関関係を逆利用して、落ち込みそうになった時には上を向いて笑ってみたり、自信がないときに胸を張ってみたりすると、そのポーズに合った気持ちに変化することがわかっています。

つまり、胸を張って上を向きながら「私は今、モーレツに落ち込んでいる!」といっても、落ち込んだ気持ちを維持することができなくなるのです。

そこで、面接を受ける前にお勧めしたいのが「ビクトリー(勝利)のポーズ」です。これは、両手を挙げて「Vの字」に万歳をしたポーズです。このポーズを2分間続けます。「2分」というのは、脳がそのポーズを認識する時間です。

そうすると、あなたは「勝者」の気持ちになり、見た目の印象が頼もしく、自信にあふれた人に見えるようになります。

これは、面接を受ける実験で、2人の男性に、一人はこのポーズを行い、一人は行わないで面接を受けてもらった結果で明らかになっています。

このポーズを行ってから面接を受けた男性にもその意味を告げず、面接官役の人にもその実験の内容を告げずに行ったところ、何回かの実験で、すべてポーズを行った人を合格にしました。

それだけでなく、その面接場面をビデオに撮り、何も知らない何人かの人にビデオを見せて「あなたが面接官なら、どちらの人を採用しますか?」と質問したところ、ほとんどの人がポーズを行った人を選んだそうです。

それくらい強力なビクトリーのポーズ。どうぞ、面接前にこのポーズをしてから会場に臨んでみてください。

…いかがでしたでしょうか? 説得力というと、言葉や話し方に目が行きがちですが、実は態度や見た目の印象が大きく影響をしていたということがお分かりいただけたでしょうか?

この「見た目の説得力」という土台があって初めて、言葉や内容の説得力が生きてくるのです。簡単で効果のある方法ですから、ぜひ、これを利用して、本当の勝利のポーズを勝ち取ってください!