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転職活動者必見!職務経歴書の書き方で合格率が上がる

転職活動者必見!職務経歴書の書き方で合格率が上がる

履歴書・職務経歴書とは、就職を希望する会社に、自分自身の経歴や今までの職務経歴、そのほか仕事に対するやる気や熱意などを記入し、「この会社で働きたい」「この仕事がしたい」という意思を担当者に伝えます。

担当者は、就職希望者から履歴書・職務経歴書を見て、その人物を採用して問題ないかどうか、自社にとって有益かどうかなどを判断します。

履歴書・職務経歴書を記入し、就職を希望する会社に提出するということは、就職活動の第一歩といえます。では、どんな履歴書・職務経歴書を書けばいいのでしょうか。

転職する上でチェックすべき履歴書のポイント

  • 学歴・職歴
  • 自己PR(趣味、特技)
  • 志望動機
  • 本人希望記載欄
  • 職務経歴書

これから一つ一つ説明していきますが、先に履歴書・職務経歴書の役割について説明します。提出する履歴書・職務経歴書は、担当者の目に止まるようにインパクトがあるものにすることが重要です。

しかし、奇をてらった内容では逆効果になることもあるので、上手に自分の個性やオリジナリティを出せるように工夫しましょう。

学歴・職歴

まず、学歴ですが学歴と職歴が分かれていない場合は1行目の中央に「学歴」と記入します。中学校卒業年月から記入し、高校以上は入学年月、卒業年月ともに記入しましょう。

また、学校名は省略せずに正式名称にします。例)○○高校→○○高等学校 ○○短大→○○短期大学

学歴と職歴が分かれていない場合は学歴の次の行の中央に「職歴」と記入します。入社年月退職年月を記入し、会社名は省略せずに正式名称にしましょう。

例)(株)○○→株式会社○○ 所属部門、配属先は次の行に記入し、複数の部門に配属した場合は、代表的なもののみを記入して、詳細は職務経歴書に記入します。

退社の場合は「一身上の都合」、倒産の場合は「会社の都合」として、予備校やアルバイトの期間は記入しません。

ただし、面接ではブランクになっている期間について質問されることが多いため、明確に答えられるように準備しておきましょう。

自己PR(趣味、特技)

具体的なエピソードを盛り込んで魅力的な人間性をアピールしましょう。趣味や特技では、「読書、映画鑑賞、スポーツ」等の単語だけで終わらせないようにすることが重要です。

あと、競馬、競艇、パチンコなどのギャンブル類は避けてください。

資格には記入できないものを特技として積極的にアピールするとよいです。 例)読書・・・特にエッセイが好きです。著者の考えや言葉に共感を覚えると自分の考えが広がった気がします。

特にAさんの本が好きです。さらに、読書をするきっかけや、それに対して自分はどうのような行動を起こしたかが表現できると完璧です。

例)読書・・・中学の頃、ホームルームの時間に担任が読書をする時間を作り、読書をすることがきっかけで本を読む楽しさを覚えました。 特にエッセイを読んだとき、著者の考えや言葉に共感を覚えたり反発したりして、自分の中で楽しいと感じたのがきっかけだった気がします。最近よく読んでいるのはAさんの本です。 自分で本を書くことは自信がなくまだできませんが、人との付き合いで、今まで曖昧だった人の気持ちなどが、少しわかった気がします。 一言話すだけで人との関係が変わることを読書を通じて実感しました。

志望動機

御社の将来性などの言葉は避け、自分の言葉で表現して、なぜその会社を志望しているのか、自分の経験をどう活かせるのかを具体的に記入してください。

志望動機欄に書ききれない場合は、職務経歴書に記入しても大丈夫です。これは、入社後の自分の姿をイメージしてもらう項目にもなります。

本人希望記載欄

一般的には「貴社の規定に従います。」または「御社規定に準じます・」と記入することが多いと思いますが、希望する仕事と熱意を具体的に記入することでアピールになります。

電話が出やすい時間帯があれば、記入するといいです。例)08:00~19:00 また、外資系企業ではない限り、給与に関しては記入しないのもポイントです。

例)未経験の分野の仕事でも進んで取り組み、さらに自分を向上させたいと思っています。 また現在習得中のWEBデザイン・htmlのスキルを活かして、バナーや新規ページの作成に関われたらと思います。 連絡希望時間 08:00~19:00

職務経歴書

転職の場合、履歴書のほかに職務経歴書が重要になってきます。今までの実績や能力を職務経歴書を通してアピールするために、履歴書では書ききれなかった内容を盛り込むとよいでしょう。

職務経歴書には決まった形式はないので、自分らしさを表現できるように工夫します。次のようなことに気を付けるといいでしょう。

  • 要点をしぼって簡潔に書く
  • 専門用語の乱用は避ける
  • 実績やキャリアを詳細に書く
  • 希望業種・職種につながる流れを作る
  • 未経験の職種に応募する場合は、担当者が納得するような理由を描く
  • 将来の目標を掲げ、前向きな意欲を示す
  • 転職回数が多い場合は、共通する自分らいい働き方や能力を表現する

職務経歴は自分がこれまでどのような職務に従事してきて、その職務を通じてどのような知識を培ったのかを判断してもらうために、非常に重要です。

どのような書き方をすれば自分のこれまでの職歴をアピールしやすくなるかを考えて職務経歴書を記入しましょう。

初めての転職のときなど職務経歴の書き方になれていない場合は、まずは職務経歴を時系列に沿って書いていくとわかりやすいと思います。

転属、移動、昇進で区切ったりしながら書いていくと、職務期間や昇進の実績が分かりやすくなります。

職務経歴書は、決まった形式がないため、これまでの経験やスキルをどこまで表現できるかか重要です。

職務経歴書を見ながら説明していくことが多いため、自分の経験やスキルをアピールできる方向に流れを向けていく必要があります。

実際に従事した職務を淡々と書き連ねるよりも、アピールしたいものについては担当者に注目してもらえるように表現を工夫すると良いでしょう。

また、転職の場合「コミュニケーション能力」が重視されることが多く、入社後、円滑な人間関係を築けるかどうかは重要な課題です。経験ついては、次の2つのポイントを押さえておくといいです。

  • 実務スキル経験(習得している技術の内容、レベルなど)
  • マネジメントスキル(チームでの位置や役割、部下の人数など)
例)派遣社員・・・業種:一般派遣 業務内容:日雇いが主な勤務形態で長期勤務は、3か月ぐらいでした。職種は多く、自動車やパンの製造、家電・家具の引っ越し、清掃などを行いました。 取り組み姿勢:丁寧・迅速に作業することを意識しました。すると指名で、読んでもらえることが多くなり、仕事で評価をもらえる実感を学びました。
例)派遣社員・・・業種:一般派遣 業務内容:3か月から最長1年の雇用期間の勤務形態で派遣先の会社によって仕事の種類、雇用期間が違っていました。 私の場合は、自動車部品のメーター、電池用樹脂製ケースの検査、軸受部品の検査、ネット、ボルト、ネジ部品の検査を行いました。 取り組み姿勢:意識しなければ些細なものを見逃して会社の評価につながってしますので、意識してみるを徹底されました。 そのおかげで、普段も広告などの印刷物を意識してみることが多くなりました。

応募書類は、提出前に必ずコピーを取りましょう。面接時に履歴書や職務経歴書と違う内容を話してしまわないよう確認が必要です。

勤務した期間が短くて習得した知識が少ない場合は、それ以外の経験をアピールしましょう。

  • 学生時代に専攻した分野や研究課題
  • ボランティア活動
  • アルバイトでの苦労
  • 海外留学
  • 趣味や特技など

転職回数が多い人は、「飽きっぽい」「長続きしない」等と思われがちですが、逆に積み重ねてきた経験を主張してよい面をアピールしましょう。

面接の場では書類だけでは判断しずらいあいまいなことや聞かれたくないことなども聞かれるでしょう。

言いたくないからといって隠したりせずに、正直に回答しましょう。隠し事をしていると、他の質問に回答する時に思わぬぼろが出たりスムーズに回答することができなくなったりして、結局は失敗してしまいます。

隠し事やごまかすことはせず、まっすぐに向き合うために、しっかりとした準備が必要です。その準備があってこそ、自分に自信が持て堂々と振る舞うことができます。