人見知り克服になるオープニングスタッフのアルバイトとは
お金も貯めたいし、アルバイトをしたいんだけど、あんまり人と触れ合うのも得意じゃないし、毎日違うお客さんを相手にするなんて、人見知りの私にはできないと思っている方も多いはずです。
何と言ってもまずは、アルバイトを始めるには、電話をかける事から始めますが、これも、物凄く緊張しますし、その時点から既に自分を判断されているかのようでドキドキしてしまいます。
しかし、電話を取る側は、あなたがよほど変な喋り方をしなければ、何とも思いませんし、ただの仕事の一貫だと思っているだけなので、ここで緊張する必要はありません。
そして、このアルバイト、人見知りを克服するためには、オープニングスタッフとして働く事をお勧めします。
では、その内容とはどんなものでしょうか。
みんな同じスタートだから、みんなが初対面
オープニングスタッフと聞いて、どういったものか皆さんはお分かりでしょうか。
オープニングスタッフというのは、あるお店を新規でオープンした時に第1期のアルバイトとして働く人達の事を言います。
よく求人誌でもこの「オープニングスタッフ」という文字をよく見かけるけど、よくわからないから、無意識にそういうアルバイトはしないようにしている方もいるかもしれません。
このオープニングスタッフというのは、例えば、チェーン店の場合、普通のアルバイトであれば、自分が働きたい店舗に行って、そこで指定された時間に面接に向かうという感じだと思います。
ですが、このオープニングの場合は、大体が本社まで行って合同面接を受ける事になる、もしくは、大体新規のお店ができ上がっている状態であれば、もしかしたら決まった日程の都合の良い時間に面接に行き、そこで合否が決まるという流れです。
多めにオープニングスタッフは採用される事が多いですから、問題がなければほぼ採用されるでしょう。
しかし、そうでない普通のアルバイトの場合は、既に仲良しグループのような物が、特に女性の間ではでき上がっているはずです。それがないというのは、とても気が楽ですし、安心して働けるでしょう。
みんな1からのスタートだから、迷惑をかける心配が無い
途中から普通のアルバイトとして、あるお店に入ると、既にあなたよりも先に働いている人達は当然、あなたよりも仕事をしてきたわけですから、仕事ができて当然です。
それに対してあなたは、まだそこに入ったばかりで、何一つ、そのお店のやり方も働き方すら知らず、まずはタイムカードの押し方から覚えていくくらいです。
そして、仕事ともなれば、最初は覚えることだらけです。
物の位置やら、飲食店であれば、メニューの名前、各メニューにはどういった食材が含まれているのかも覚えたりしなければいけませんから、最初は頭の中がパンクしてしまいます。
いちいち人に聞かないとまだわかりませんから、それが、聞かれている相手からは「ウザイ」と思われているだろうとか、「この子覚えが悪い」と思われているなと自分では思ってしまいますよね。
そういうのもアルバイトを始めると最初の内はストレスになって、酷い人だと、そのストレスやお店の雰囲気に耐えられなくなって、すぐに辞めてしまう人もいますよね。
でも、研修は大体、既存店舗で既にずっと働いている人から仕事を教えてもらうのですが、これはもう研修という扱いですし、ずっとそこで働くわけではないので、わり切って人と接する事ができるのと、期間限定なので、そんなに意気込む必要はないでしょう。
長く続く友達ができる可能性もある
オープニングスタッフというのは、同じような状況、つまり、みんな何も仕事も知らないで、一緒に働く人たちがどんな人たちかもわからない状態でそのお店に入って来ていますから、バイト同士が仲良くなる確率は高くなります。
アルバイトは大体同じような世代の人達が働いていますから、話も合うでしょうし、学生同士であれば、学校の話をしたり、テストの話をしたりと、どんどん親しくなって、プライベートでも一緒に遊ぶようになるでしょう。
それが、アルバイトをしている期間だけではなく、お互いにそのアルバイトをいつか辞める時がきても、プライベートで何度も会うくらい、仲良くなる可能性はあります。
接客の仕方もぎこちなくたって大丈夫です
もしかしたら、アルバイト自体が初めてで、更にオープニングスタッフとして入ってきた方は、接客というものに対して、まだよくわかっていないかもしれません。
ですが、これもオープニングスタッフだからこそ、ぎこちなくなっても良いのです。
もし、あなたが人見知りでなければ、笑顔を振りまいて、お客さんに愛想の良い所を見せられるでしょうが、人見知りの人は、緊張してしまい、顔が引きつって、お客さんから後からクレームが入るという事もあるかもしれません。
人見知りの方が接客をする、アルバイトとして働くというのは、本人にとっては命がけの事かも知れません。
ですが、オープニングスタッフであれば、人見知りを克服するチャンスに使えますので、是非やってみてくださいね。