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自己PRがすべて!アルバイト初心者のための履歴書の書き方

自己PRがすべて!アルバイト初心者のための履歴書の書き方

進路の決まった高校生や晴れて大学生活を迎える人がまず最初に思い浮かべることがアルバイトをしよう、ということかと思います。

華やかな新生活を迎えるにあたってやはり先立つものはお金ですね。そこでアルバイト初心者さんのための履歴書の書き方のポイントを紹介します。

絶対受かるアルバイトなんて存在しない?!

アルバイト初心者の皆さんにとって一番の関門は面接です。しかしどんなに誰でも受かると評判の仕事先でも面接で落とされることがあるってご存知ですか?!

面接を何件も受け続けるほど先進的にキツいものはありません。一発で面接に受かるように準備が必要です。

インスピレーションに敏感になる

アルバイト初心者さんがまず仕事選びで手にするのが、新聞の折り込み広告やアルバイト求人雑誌です。パラパラとめくって目に留まったアルバイト情報に何か心掴まれるものがあればその勘に一度頼ってみましょう。

ちょっと敷居の高そうな仕事場や自分の雰囲気に合っているか不安でも、最初に受けたインスピレーションというのは意外にも良い方向へ進む可能性が詰まっています

履歴書は最大の武器

働きたいと思うアルバイト先の目途がついたら面接の約束を取り付けましょう。必ず面接時に履歴書を持参するように言われます。アルバイトの場合は先に履歴書を提出して審査に通った人のみ面接の連絡がくる、というようなことは少ないです。

履歴書というのは自分を最大限に良く見せることができ守ることもできる武器のような存在です。アルバイト先の面接官に良い印象を持ってもらってこそ面接に受かるか受からないかの明暗が決まるのです。

誠心誠意を込めて字を入れる

ここ近年提出されるアルバイトの履歴書には目を見張るものがあります。もちろん個性を尊重する風潮の世の中にはなってきましたが履歴書というのはあくまでも社会に出るためのフォーマルな物であります。

殴り書きのような乱雑な字体や丸文字などの明らかに友達に手紙を書くような字体ではいけません。字は人を表すと言います。出来る限り綺麗な字を書くように心がけましょう。

です、ますな文体を心がけよう

履歴書ではもちろん丁寧語を使いましょう。嘘みたいな話ですが、語尾を伸ばしたり絵文字を文末に描いたりする人もいるので普段の癖が出ないように十分注意しましょう。文章を書く時はしっかりと、ですます調で統一しましょう。

スナップ写真なんて貼らないで!!

履歴書に貼る写真も第一印象、そして面接が終わってあなたがいなくなってからも面接官の手元に残る貴重なものです。

家にあったちょうどいいサイズの顔の写真を切って貼り付けたり、友達と遊びで撮ったポップな雰囲気の写真など決して貼ってはいけません。写真うつりが良い悪いよりもきちんとした印象を与える写真が必要です。

なのでそこはケチらずに写真屋さんやフォトショップなどの機械で履歴書用のサイズの写真を撮りましょう。

なるべく髪型やメイク、洋服なども派手目なものは控えて誰が見ても好印象を抱くような雰囲気づくりを心がけましょう。見た目がすべてではありませんが見た目から得られる印象はとっても大きいのです。

ウソは書いちゃだめ!

自分の生年月日や住所、学歴などは正直に書きましょう。良い印象を与えるためにウソを書いてしまうと後々それが必ず表沙汰になってしまいます。せっかく面接に受かってもそのような小さな事で信用を一気に無くしてしまうので変な気を起こしてはいけません。

職歴が無いのは当たり前!

学歴の次には決まって今までにしたアルバイトの欄がありますね。もちろんアルバイト初心者さんには職歴も何もないので正直にアルバイトは初めてです、と記入しましょう。

親戚のお店で一回手伝ったことがある、や近所の犬の散歩をしてお小遣いをもらった、などは職歴にはなりません。

志望動機は率直に!

志望動機の欄はあくまでも素直な気持ちを綴りましょう。しかし極端にアルバイト先に対して過剰に良いコメントをしたり、反対にお金を稼ぐのでどこでも良かったのような内容は書かないようにしましょう。

アルバイト初心者さんに一番大事なのは頑張る気持ちを率直に伝えることです。謙虚でいて頑張る姿勢もあることを伝えるのが重要です。至らないこともありますが精一杯チャレンジしたいです、という気持ちを綴りましょう。

え!特技って何もないんだけど!?

そうです。特技や資格の欄はほとんどの人がこう思うはずです。ここも心配はいりません。

資格のように目に見えるもの以外でも絞りだせば何でも出てくるものなのです。ここは遠い昔に記憶を遡らせて自らの学校生活の断片をかき集めましょう。

誰もが学校生活の中でクラブ活動や委員会活動などを行っているはずです。その時に自分が頑張った小さい事でもいいので、その時にどういう努力をしたか、その努力の甲斐あってどのような結果を得られてどう感じたか、その後の生活にその経験がどういう風に活きたか、を書けばいいのです。

しかしあくまでも実際に自分が経験したことに限ります。話の大小は関係ありません。どんな些細なことでも面接官にその話を触れられることがあります。その時に作り話ではすぐにバレてしまいます。気後れせずに自分の経験を書きましょう。

最終兵器は自己PR

なんだかんだと頭を絞って書き綴ってきて最後に待っているのが自己PRの欄です。ここは唯一思いっきり羽を伸ばして自分をアピールできる絶好のチャンスであります。ここで大事なのは、自分の性格の長所と仕事に対しての前向きな気持ちを書くことです。

変に謙虚になってしまい自分の短所を書いてハードルを下げることは必要ありません。誰にでも短所はあるのです。しかしわざわざ人にアピールするものではありません。

自分自身が前向きで粘り強く、いつでも明るく元気、物静かであるが根気は誰にも負けない、など長所の部分を2,3個組み合わせてもいいですね。

アルバイト初心者さんにとってはなかなか手が進まない作業の履歴書作り。しかし格好を付ける必要はありません。

謙虚で前向きな気持ち、社会に出る自覚を持って文章を書くことに専念しましょう。紙切れひとつでも気持ちはしっかりと伝わるものです。履歴書を自分の最大の武器でもあります。自信を持って面接に挑んで下さいね。