これなら受かる!アルバイト用履歴書を書く時のポイント
アルバイトを探していて、「アルバイトくらいなら絶対受かるから履歴書なんて適当でいいや」と思っていたら、受かるものも受からなくなってしまいます。
本当に人手が欲しくて仕方ないという所は、適当な履歴書を書いても通る事もあるかもしれません。
ですが、基本的にはどんなアルバイト先でも、履歴書はきちんとチェックしていますし、やはり、良いなと思った人はとりたいと思うでしょう。
そこで、アルバイトをするにあたって、どんな履歴書を書いたら採用されやすいか、アルバイト用履歴書の書き方のポイントを紹介したいと思います。
字がきれいであればある程良い
字は人の性格を表します。一見きれいそうな字であっても、右上がりの字体だったら、きっと性格が強気な人なのだろうとか、丸文字の人は自分に自信が無いのかなとか、字体によって様々な性格を映し出す事ができるので、アルバイトの採用基準としてもよく見られています。
例えば、小学生の低学年の子が書くような、ほとんど何を書いているのか分からないような字で履歴書を書いて持ってきたら、「この子はこんな雑な字だけど、きちんと仕事は丁寧にやってくれるのだろうか」と面接官は思うかもしれません。
ですが、字がきれいな人は「この子は字がきれいだし、きれいに履歴書もまとめられているから、仕事も細かい事までちゃんとやってくれそうだな」と思うかもしれませんよね。
ですから、字が汚いなと思う方は、できるだけ丁寧な字で履歴書を書くようにしましょう。
普段からきれいな字を書いている人ももちろん、更に丁寧な字で履歴書を書いて、希望のアルバイト先で働けるように、字で良い印象を与えて、採用につなげましょう。
アルバイト履歴とその期間
転職活動の際には、今まで経験してきた職種、職場にいつからいつまで勤めたのかという事と、何と言う会社で働いて、何課に所属し、どういった業務をこなしていたのかを書く事がありますが、アルバイトも職歴欄に今までやってきたアルバイトを書きますよね。
そのアルバイト履歴はとても重要です。
やはり、雇う側としては、「経験不問、未経験者歓迎」と書かれていても、その仕事を経験した事がある人が来てくれた方が、きっと仕事も覚えるのは早いだろうし、すぐに率先力として使えると思っているので、歓迎されることでしょう。
例えばコンビニでのアルバイトをしていて、今度またコンビニのバイトを受けるという時には、間違いなく前働いていたコンビニでどんな作業をしていたのか、お客さんはどんな感じだったのか、仕事はどのくらいやっていたのかなどと、その事を中心に聞かれるでしょう。
そして、色々聞いて、今度やる仕事とあまり変わりないから、この子はうちのコンビニで働いてくれたらきっと使えるぞと思ったら、その場で採用される事もあるはずです。そのくらい、職歴欄は重要視されている部分です。
他にも、今回はコンビニのアルバイトに応募しましたが、それ以前はファミリーレストランでウェイトレスとしての経験がありました。
そしたら、同じ接客業ですし、同じようなチェーン店という事で、もしかしたら、大きく見て経験者だという風にとらえられて、アルバイト採用への近道となる可能性もあります。
ここで、注意してほしいのは、職歴欄にやってきた仕事を多く書けば良いというものではありません。
パッと職歴を見て、ぎっしり書かれていたら、面接官は、おそらくその後に、それぞれの場所で働いた期間をじっくり見るでしょう。
というのも、あなたがそれぞれの仕事をそれなりの期間続けたかどうかをチェックするためです。
もし2ヶ月や3ヶ月で、それらのアルバイトを辞めていたら、面接官側からしたら「ちょっと採用は控えようかな」と考えてしまうのも無理はありませんよね。
ここで採用して、また今までのようにすぐ消えてしまうかもしれないと思うからです。
また、職歴がみっしりでありながら、働いた期間も長いという場合はどうなるかと言うと、これもまた、面接官は頭を悩ませるかもしれません。
職歴がみっしり出働いた期間が長いのは、同じ時期にバイトをいくつも掛け持ちしているからという理由だからです。
それが何故悩ませる点になるかというと、その人は、フレキシブルにあなたにバイト先で働いてもらいたいと思っているのに対し、あなたは他のバイトも掛け持ちしているので、なかなか思うようにシフトを動かせません。
それは雇う側としてはデメリットになってしまうので、もしかしたら採用しないかもしれません。
ですので、適度な職歴と働いた期間を履歴書には書くようにしましょう。これでいいかなと疑問に思うようならば、誰かに1度見せてみると良いかもしれませんね。
他の人とは変わったことを書いてみましょう
アルバイトの履歴書も、就活時の履歴書同様、自分をアピールしなければいけません。
ですから、他の人とは違う、変わった事を書いてみましょう。例えば、趣味や特技の欄です。
そこには、旅行や読書が趣味と書く人は多くいるでしょうが、B級グルメ巡りで全国を旅する事などと書かれてあり、あなたが面接官だったら、ちょっと面白いなと思いませんか。そういった、インパクトに残るような事を書きましょう。
そんな変な趣味もないし、得意な事なんて一切ないと思っている方は、留学経験者であれば、例え、メジャーなアメリカ留学でもそこで演劇を専攻していたなどと書かれていたら、益々あなたの話を面接官は聞いてみたいなと思ってくれるでしょう。
このように、普通の事を履歴書に書くのではなく、自分だけが持っている趣味や特技、経歴などを書いて、面接官の印象に残るようにしましょう。
最近、アルバイトを探していて、すぐに採用されると思っていたけど、なかなか採用されないあなたは今すぐ履歴書を見直して下さい。そして、これらのポイントがちゃんとできているか調べてみましょう。