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転職で華麗にキャリアアップ!採用される志望動機とは?

転職でキャリアアップ!!採用される志望動機とは?

転職でキャリアアップするというのは今の日本では当たり前になってきていますが、余り転職者の多くが気を払っていないのが志望動機です。

新卒採用の頃の志望動機の作り方を踏襲してしまう例も少なくなく、そのために採用されないということも多いのです。そんな転職における志望動機の採用されるコツを紹介します。

新卒採用と経験者採用の違いとは

新卒採用と経験者採用の違いを押さえておくことが効果的な志望動機を作成するのには欠かせません。

新卒採用の場合、まだ社会に出たことがありませんから、志望動機も熱意だけが先走ってしまったり曖昧模糊としたものになりがちです。

しかし、経営者はこれでも特に問題にしません。新卒に求めるのは具体的なビジネスプランや経験などよりもこうしたやる気、熱意ということが圧倒的に多いからです。しかし、経験者採用になると話は違ってきます。

転職者にはある程度の経験、マナー、そしてこれからやりたいことが求められます。

経験者採用の人事が見るのは正にこの転職者がこれからやりたいことであり、今までの経験を活かしてどういったことをしたいのかを志望動機で図りたいのです。

この”やりたいこと”が明確であればそれだけ今までの仕事に真面目に取り組んできたのだなという評価も出来ますし、問題意識を持っていると認識されるという面も忘れてはいけません。

人事に注目される志望動機の作り方とは

とはいえ、単純に”やりたいこと”だけを主張してもいけません。こういう経験があるからこそこういうことをやりたいのだ、というそれまでの仕事に繋げた志望動機でなくてはいけません。例えば

「今までA社で広告担当をしてきました。仕事を進める上でこういう問題にぶち当たり、業界のリーダーである御社であればより大きな働きができると思い応募いたしました。」

というようにそれまでの経験があるからこういうことをしたいということを志望動機に含ませることが必要なのです。

ただ単に社風に惹かれてとか待遇通いからといった安易な志望動機では失望を買うこともありますし、そういったものが通用するのは新卒採用までと割り切ることも大事です。

志望動機に含ませたい”人脈”とは

他にも志望動機に是非含ませたいものがあります。それが人脈です。

人事は人脈というものを非常に重要視するものであり、特に狭い業界であれば更にその傾向は高まります。出来れば転職しようとする企業の人脈があれば大変有利です。

「御社にAさんという人がいてその人と一緒に働いて大変良い仕事ができた。これからも更に密接に御社とともにプロジェクトを進めていきたい」というような志望動機にすると非常に人事の印象は良い物があります。

こうした人の繋がりを軸にした転職というものは成功度が高いものなのです。

人事は当然Aさんにも話を聞いてくれますから、間接的にあなたの評価を伝えることも出来ます。

こういう繋がりは素通りの面接よりも時にはよっぽど力をもつということは覚えておいてよいことでしょう。しかし、必ずしも都合よく使える人脈があるわけではないでしょう。

そういう時には人づての話でも良いので、転職先企業の社員の名前を志望動機に上げるだけでも効果は上がります。これは思った以上の効果があるものなので是非試してみて欲しいコツの一つです。

志望動機のNGとは

志望動機のコツとともに押えておきたいのが志望動機のNGです。

曖昧模糊としていたり、熱意だけの志望動機はNGとは紹介しましたが、それ以外にもやってはいけないものがあります。それが志望動機に待遇や福利厚生などの仕事以外の面でのことを第一に出してしまうことです。

これは特に転職者には多い誤りで、実際よりよい福利厚生を求めて転職するという人も多いのですが、こういった点は伏せておくのが賢いことです。こういった福利厚生を求めてやってきた転職者への人事の評価はあまり高くありません。

逆に福利厚生が悪くなったら辞めてしまうのかと勘ぐられることにもなり、よい結果は生まないのです。

高待遇というのも志望動機に含めないほうがいい事項で、なるべくどういう仕事がしたいのかといったことを志望動機の全面にだして人事に主張するべきなのです。

とはいえ、面接の際、質問などでこういった福利厚生について聞いておくことは大事なので、その点は区別して覚えておきましょう。こういった点について機会を逃すと雇用契約を結ぶまで聞けないこともあるのです。

このように志望動機にはそれまでの経験と絡めてこれからやりたいことを含ませる、これまでの人脈を活かして志望動機を魅力的にするといった方法があることをこれから志望動機を作る際には思い出していただきたいと思います。

いずれにせよ大事なことは新卒採用と経験者採用の志望動機の違いをよく押さえておくことです。今までの経験を活かして転職活動を有利に進めましょう。