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職場環境を改善したい!そんな時のコミュニケーション術教えます!

職場環境を改善したい!そんな時のコミュニケーション術教えます!

仲の悪い人間が居たり、直接自分が関係なくても派閥争いをしていたり、意思の疎通がまるでとれていなかったり。そういった状況は足の引っ張り合いでしかなく、ストレスの原因でしかありません。

基本的にそういった問題は、上司や経営者が改善をはかってほしいものですが、気付いていなかったり、見て見ぬフリをされてしまうことも多いので、結局は自分で解決するしかないでしょう。

上司と仲が悪い場合。

生理的に無理だったり、発言内容や仕事ぶりに不満があったり。原因は様々でしょうが仲の悪い上司との関係性を放置しても良いことはありません。

そこでまず行うべきは、上司の心変わりを待つのではなく、自分から事を起す事。

具体的にはまず、どんなに気に食わなくても挨拶はきっちりとする事。もしこれが出来ていないようであれば、他の上司や同僚からみると「駄目な部下、態度の悪い部下」にしか見えませんし、良いことは何一つありません。

まかりなりにも上司というのは自分より立場が上の人間ですから、その点に関しては考え直して改めるべきです。

次に、上司も一人の人間ととらえ、悪い部分に関してはそれ以上悩まず、良いところも探して見ましょう。

「最初は嫌いで話したくも無かったけど」とか「いまになってみればあの時の上司の気持ちはわかる」ということはよくあることです。

どうしても相容れない上司はどうすればいいか。

こちら側としては、精一杯の行動をとり、関係の改善を求めて歩み寄っている。それでも相手にされないということもあるでしょう。

そうした場合は、一度時間をとってもらって自分の考えている事を正直に言い、上司の不満もきいてみると良いです。

その結果、納得できれば良しですし、子供じみた言い訳や、倫理的におかしな発言をするようだったら、そのまま話を他の上司にもっていってみたり、同僚に相談してみるといいでしょう。

部下同士の仲が悪い場合は仲裁に入るべきか。

部下同士の仲が悪くチームの仕事に支障がきたすようなら無視はできないでしょう。しかしこういった場合、二人まとめて会議室などに呼び、話をもちかけるのは微妙です。

仲の悪い人間を横にして、冷静で素直な発言ができるともおもえませんから、一人一人別々に話をきき、更には彼らと親しくしている人間の言葉も聞いて見ましょう。

肝心なのは「どちらが悪いか」ではなく「仲良くさせる」方法なので、極端な結果がえられないかぎり、片方だけを責めたりはせず、妥協できるポイントを模索してあげるべきです。

部署間で仲が悪く、連携が取りにくい。

違う部署同士で仲が悪く、仕事がスムーズに運ばないなら組織として大問題です。

こうした問題を目の前にした解決は中々に難しいですが、相手側の部署にも貴方のように、仲が悪いという状況をバカらしいとおもっている人間が少なからずいるはずです。

なので、そういった人間とまずはコンタクトをとってみて、一人一人と中立派を増やしていく事ができれば、問題は随分緩和されていくでしょう。

この件に関しても大事なのは「どちらが悪いか」ではないので、火の元を消してしまうほうが楽ですし安全です。

自分が孤立してしまっている場合。

まずは自分が孤立している原因を理解するべきですが、単に話下手だというならば、「飲み会」などに参加するところから始めましょう。

そういうものが億劫でいつもパスしているというならば、半年に1回でも1次会だけ参加してみると状況は割りと変わるものです。

もしくは、一人仲良くなりたい相手を決めるというのもいいでしょう。好意というものは雰囲気や言動ににじみ出てくるもので、とても小さな努力でも繰り返していれば高評価に繋がっていく可能性は大きいです。

別の例として、つい口が悪く相手に嫌味をいってしまったり、怒鳴ってしまうというのであれば、問題は確定的でシンプルなわけですから、「飴」と「鞭」の飴部分を覚えつつ、鞭のしなりを抑えるように心がけるのが第一歩。

もっといえば、「自分は口が悪いから申し訳ない」とか「ついつい言い過ぎてしまうんだ」などと言える様になれば、自分もこれでいいと思っているわけではないという事が伝わるので関係が軟化するかもしれません。

社内一の嫌われ者とペアを組まされたら。

どうにも問題のある人間というのもいるもので、その場合相手を思いなおさせる事は不可能だという事もあるでしょう。くわえてそんな理由で上司に配置換えを進言できない状況も多いはずです。

そういった場合は、逆にビジネスライクというもののルールを自分の中でしっかり作るといいでしょう。

「どんなに相手が無愛想でも挨拶はしっかりする」とか「決まった時間に決まった案件を処理する」などを徹底していくと、相手も知らず知らずのうちにルールを理解して、接点での摩擦が少なくなるはずです。

ちなみに上司からしてみれば、問題児ともスムーズに仕事を出来る人間は高い評価につながるので、後々のメリットは大きいものになるでしょう。ピンチがチャンスになるわけです。