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結婚を控えて転職するなら、ベストタイミングはいつか?

結婚を控えて転職するなら、ベストタイミングはいつか?

結婚を控えて、転職しようと考える方は多くいると思います。収入や環境、子供の存在など多くの事柄が独身時代とは全く違ってくるから当然といえば当然ですが、転職を行うタイミングというのはかなり重要でしょう。

しかしながらこの問題は、男女によっても考えるべき事柄が大きく違うので、今回は男女がそれぞれどう考えて転職時期をきめればいいのかご説明したいと思います。

男性の転職事情。

男性の場合、一家の大黒柱となるわけですから、収入面の安定や向上を考えて転職を考える方が多いでしょう。

今まで派遣社員だったけれど、正社員雇用を探そうなどと考えるのもよくあることです。

この点において考えるならば、転職のタイミングというのは結婚前と結婚後どちらがが良いかというのはあまり重要ではなく、それよりも業界の状況や自分の仕事の都合で楽だと思える時期を選んだほうがいいと考えられます。

ただいずれにしても、「結婚してから考えればいいや」とするよりは、事前に転職サイトへの登録や、コンサルタントへ相談するなどして、水面下で活動しておくべきで、家庭に入ってからあれもこれもと始めるのは大変です。

少なくとも新しく仕事を始める時期と結婚生活を始める時期が同じだと大変だ考えるなら、結婚の前後は別として、転職時期はずらしておいたほうが楽でしょう。

最低でも半年くらいは離しておけば、生活には慣れているでしょうし、活動に専念できると思います。

女性の転職事情。

家事は完全に分担し子供もしばらくは予定が無いというならば、状況的には男性とかわりません。

ただ家事をこなしたり子育てするというならば、仕事の事情と両立させるのはかなり大変ですから、女性の場合は結婚前に転職していたほうが楽だといえるでしょう。

仮に両立は可能だと考えたとしても現職のままならいざしらず、転職を考えているならば、時期はずらしたほうが無難です。

新しい仕事に新しい家庭、家事もこなすとなると負担はかなり大きくなってしまいますからあまりおすすめできません。

くわえて、転職前は週5勤務で、転職後はパートやアルバイトなど扶養範囲内で働こうとしている場合ですが、この場合は、結婚前に充分な資金をため、結婚後家庭になれてから転職活動するというのもありです。

ただ子育てを予定している場合は、転職のタイミングを年単位で考えなければならなず、産休を取るにしても入社してそうそうに産休をとるというのは難しいでしょう。

こうなると選択肢は「現職で産休を取る」か「子育てが一段落してから転職活動をする」しかありません。

もし子育てが一段落してから転職活動しようとおもっているならば、次の仕事のために自宅で資格取得の勉強などをするというのも手でしょう。

一番大事なのは、夫婦別に考えず話し合う事。

収入力や環境、状況によって仕事の事情は大きく変わっていくものです。したがって「世間ではこう」とか「こうするのが基本だ」と片方が勝手にきめてしまうよりは、お互いに状況を話し合って、プランを立てていくことが一番大事です。

「男性がメインで働き、女性は家庭に入って仕事はパート程度」と決めた場合でも、では男性はどういった転職先を希望していて、雇用形態や収入はどのように変わるかをしっかり見据えましょう。

その上で、女性がどの程度収入を補強する必要がありどんな仕事を選ぶべきかも決まっていくかと思います。

男女共にバリバリ働く場合。

男女共にしっかりと働くが、両者揃って転職を希望している場合は、転職時期を少なくともずらしましょう。

お互いが仕事の無い時期をつくってしまうと、焦りの原因となりますし危険です。

そうなると、考えるのは転職をする順番ですが、状況が同じならば男女は関係ないので、転職しやすい状況にある方が先にトライするのが無難でしょう。

転職活動が難しい方を先にトライさせるという方法もありますが、収入面など何かしらの理由があって転職するわけですから、後がつかえていると気持ちが焦ってしまうはず。

先に楽な方が転職して、その間にも活動が難しい方がじっくりと準備していくほうが楽でしょう。

状況を整理したかったら、コンサルタントも利用しよう。

転職コンサルタントの元には多くの情報と相談が転がり込んでくるもので、「結婚を控え、転職したい」という状況も珍しくないはずです。

よって、現状とこれからのビジョンを決めたならば、就職のタイミングをコンサルタントに相談するのもあり。

職種が大きく違えば、同じコンサルタントに二人ともお世話になることは難しいでしょうが、その場合は別々のコンサルタントに同じ相談をしてみても、色々なアイディアやプランを提示してくれるので、選択肢が増えるはずです。

転職のタイミングは人それぞれですが、結婚をポイントに状況を考える場合、最も大きく変わるのは「一人一人」から「二人」になるという部分です。

いずれにしても同じ家、同じ釜でご飯を食べるわけですから、仕事も別々の事情と考えずに、よく話し合って転職時期をきめていくべきでしょう。