• RSS

証券会社営業:はるはるさんのお仕事体験談【国内大手証券会社 都内支店勤務】

体験談13

アナタのお仕事の一日の流れは?

まず、朝7時30分に出社して、世界のマーケットの前日の結果や経済ニュースを社内のレポートやネットでチェックします。

8時過ぎからは若手社員限定ですが、日経新聞の読み合わせをしました

8時40分から課全体の打ち合わせで、新商品や募集商品の締め切り日時の確認、目標販売数の発表などその日の確認事項があります。

9時から市場がはじまりますので、お客様から電話がきたり、こちらから商品の案内や株の売買確認の電話をします。電話や来店でお客様に商品説明することもありますが、お客様の元へいくことも多いです。

17時頃にいったん仕事終わりの打ち合わせがありますが、仕事の進捗状況により、20時くらいまでデスクで仕事したり、電話したりしていました。

働く中で嬉しかった出来事や、やりがいを感じたポイント

一番のやりがいは、お客様から感謝されることです。お金を扱う仕事ですので、少しでも利益がでたり、株価が上昇した銘柄を紹介すると、お客様から感謝のお言葉をいただくことがあるのですが、お客様の力になれたと思うと、とてもうれしくなります。

また、あなただからこの商品を買う、というように、人として認めていただけた時もこの仕事をしていてよかったと実感しました。あと、さまざまな世代や職種の方々と出会えるので、マナーや会話法の勉強になりました。

まだまだ若造の私でも、大手企業の役員の方とお客様として接することができるのは、とても貴重な体験ですし、社会勉強になりますので、このような出会いはこの仕事の魅力だと感じています。

衝撃的だった事件や一番印象に残っている嫌な思い出

まず、ご案内した商品が下落した時に、その状況説明する時のお客様の反応がつらいことが多かったです。やはり、自身の大事な資金を投資しているのですから、それが減ってしまうと悲しいですよね。

人によっては、電話や店内で怒鳴る方もいらっしゃいました。そのような反応をみると、よいと思ってご案内した商品が間違いだったのでは?と思ってしまうことがありました。

また、年配の方が多いため、仲のよいご高齢のお客様が亡くなるということも何回か経験しました。つい先日まで電話で注文してくださっていた方が亡くなったと聞くと、さびしいものです。

仕事の不満では、どの証券会社でもそうだと思いますが、自身で買いたい株を注文する際、制限が多く注文が面倒ということです。

これからその仕事に就く方へのアドバイスやメッセージ

どのお仕事もそうだと思いますが、自身のために働くのはもちろん、お客様が幸せになれるために働いているという気持ちを持つと、自然とお客様の信頼が得られると思います。

また、お金がかかわる仕事ですので、特にきっちりと、慎重に仕事をしてください。少しでもルーズ・適当なところがでると、すぐにお客様は離れて行ってしまいます。

お客様想いで丁寧に仕事ができる方がこの業界では好まれると思います。