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信用組合営業:田舎もんのお仕事体験談【信用組合 絹の街支店】

体験談12

アナタのお仕事の一日の流れは?

出社 ↓ 掃除 ↓ 外回り準備 ↓ 新規開拓 ↓ 一般顧客営業 ↓ 企業訪問 ↓ 現金精査 ↓ 昼食 ↓ 一般顧客営業 ↓ 現金精査 ↓ 融資書類作成 ↓ 閉店業務 ↓ 終了

働く中で嬉しかった出来事や、やりがいを感じたポイント

預金・融資・年金・証券と全ての業務を営業として担当していました。地区をブロックで分けていたので、いろんなお客様や、企業と関わりを持つことができ、社会全体のことを知れたのが良かったと思います。

個人的には金額の大きい融資を獲得したり、大口の預金や投資商品を販売できた時よりも、困っているお客様のチカラになって感謝の言葉をもらえた時のほうがやりがいを感じました。

良いことばかりではないですが、お金で人が変わる瞬間をみられたことも良い経験だったと思います。

例えば、遺産相続で昨日まで良好な関係だった兄弟が変わる瞬間に立ち会ったことがありました。間に挟まれ当時は辛かったのですが、知ることで未然にアドバイスができるようになると思いますのでプラスの経験だと思っています。

衝撃的だった事件や一番印象に残っている嫌な思い出

最も辛かったのは時間に拘束されることです。何よりも、時間を守ることが必要とされる仕事だと思います。

もちろんお客様との約束を守ることは当然のことです。これはどんな仕事でもそうだと思います。ここでの時間というのは業務時間との戦いです。

今、残業ができる地方金融機関はとても少ないと聞いています。ぼくのいた会社もそうでした。しかし、業務量は圧倒的に増えています。だからこそ時間を守ることが一番。次に営業として成績を残すことが大事という形式が辛かったです。

平日の昼間に会えるお客様は年配の方か主婦の方、自営業の方なので、本来獲得したい年代のお客様に会うためには残業することが必要だったのですが、それができなかったことが最も辛かったです。

これからその仕事に就く方へのアドバイスやメッセージ

一度経験して損のない仕事だと思います。ただ、地方の金融機関は営業力はあまり必要ありません。一番大事なのは「愛想の良さ」です。

さすがに企業のお客様には営業トークが必要ですが、それよりも大事なのは好かれることなので、真面目な人ならやっていける業界だと思いました。

ただ、逆に営業力のある人はマイナスになってしまうかもしれません。なぜかというと、金融商品を営業トークで売ろうとすると、うさんくさい印象をお客様に植え付けてしまうのです。

だから、愛想を良くし、お願い営業が最もチカラを発揮します。ぼくはその点でやりがいを感じなくて転職をしました。

現在、別の業種についていますが、当時の経験はものすごく役に立っています。