パートをするなら、事務職という働き方が一番得です!
一線から退いた主婦がパートをしようと思った時、一番こなしやすい仕事とはなんでしょうか?一昔前なら、スーパーや倉庫、掃除など肉体労働が当たり前でしたが、今の新米主婦が触れやすい仕事といえば、事務職です。
事務職の魅力とは
事務職の魅力でいえば、前職の経験を活かせるというのが一番大きいとでしょう。
今までずっと会社員として総務やら経理やら、はたたまた営業で働いていたにしろ、多少畑は違っても、肉体労働やショップ店員を行うよりよっぽど雰囲気に慣れがあるはずです。
加えて言えば、肉体労働にくらべて、時給が高い傾向にあるのも魅力的。ものによりますが時給1000円以上なんて当たり前。
1200円やら1500円やらで働くのも夢ではありません。そもそも体を動かすものにくらべて、体力もあまり使いませんから楽です!
また、どんな仕事でも有休や保険手当てはつくものですが、事務職というのは他の仕事に比べて有休や突然の休みをとりやすい傾向にあるのも事実です。
接客業の場合、急に休まれるとお店の回転に影響するので不可能に近いですが、事務職の場合はそうでもありません。
何故なら、現場でフォローしやすいですし、一日のみで成果をあげるというより、翌日とりかえせばいい仕事もおおいからです。(勿論、気軽に休んでいいわけではありませんが)
こうなると、育児と両立している主婦には働きやすい環境といえますよね!
主婦になって一旦、仕事から退く事を考えているなら、今のうちから準備をしておこう。
準備とは、簡単にいって「どういったスタンスで働くか決めておくこと」と「資格を取得しておく事」です。
特に資格については、もっていてもあまり意味がないという意見もありますが、結局のところパートに求められるのは「堅実性と安心感」なので資格もちは確実に有利です。
まだ育児に忙しいという段階でも、通信教育で取得できる資格も数多くありますから、準備をする事は可能です!
おすすめの資格
そこでおすすめの資格でいえば、「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト) 」、「簿記」、「秘書検定」など、一般的に認知度が高いものがやはりパートを雇う側の安心感につながるでしょう。
個々に詳しく説明しますと、MOSは当然、ワード&エクセルが上手にこなせる証明につながりますから、一般的な事務職を狙う上ではカバー範囲も広くお手軽です。
上級試験として「エキスパート」というランクの試験もありますが、ノーマルで充分でしょう。
簿記に関しては、一見デジタル社会である現状、人気がなさそうにも見えますが、帳簿をつける意味や知識があるというのはソフトウェア任せににするにしろ大事な事です。
よって履歴書に「日商簿記2級」という言葉があるだけで随分イメージが違います。
秘書検定に関しては、社会人としてのマナーを習得している証明になる他、取得者が多い分、知名度も高く、社会人としての人格に問題が無い事を証明できるでしょう。
ちなみに「校正技能検定」や「校正士」といった資格も意外と重宝されます。誤字脱字をチェック出来るというのは、会社にとってもありがたい存在ですし「いかにも生真面目そう」というイメージが良いです。
後、文字が綺麗だという意味で、習字などの段位をもっている人も結構好かれます。結局のところ書類作成において、全てをPCで入力した文字に頼りきれることはありませんから、今の時代においても文字の綺麗さはやはり好印象です。
このイメージが良いというのも仕事を探す上では大事なファクターとなるので無視できません。
企業側がパートの事務員に何を求めているか把握しておこう。
企業側が求めているのは「最低限のスキルをもち、安心して毎日仕事をまかせられる人材」です。このスタンスこそが第一線で働くOLとの違いであり、ポイント。
逆算すれば、資格持ちほど「最低限」を保証された人材はいないということです。
例えば、上記の資格であげたもののうち、MOSと秘書検定を所持していた場合、「ワードとエクセルが難なく使え、社会人としてのマナーも一通り習得している」と面接官はとらえてくれるます。
これはパートの事務員としては格好の人材ですよね。
同様に「簿記」と「校正士」を持っていた場合でも、「帳簿を安心して任せられる人材で、誤字脱字も少なく安心できる」ととらえてくれるでしょう。こちらの場合でも面接官に対してのイメージは相当いいはずです。
現役のうちに準備しておくのもアリ
こういった結婚後の事を考えて、独身のうちにビジネススクールや通信教育を使って資格を取得しておくのもありです。
なんだかんだいっても、独身時代の方が時間を自由に扱うことが出来ますし、現職の上司に対するアピールにもなるので一石二鳥です。
たとえ、しばらく第一線で働く事になったとしても、転職時にメリットになることはあってもデメリットになるはずもないですから、持っていて損は無いはずです。