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転職してもすぐ辞める人必見!失敗しないためにも仕事選びは慎重に

転職してもすぐ辞める人必見!失敗しないためにも仕事選びは慎重に

転職してもすぐに辞めてしまう人は結構いるものです。こういった方々は入るときは意気揚々としていたはずなのに、どうしてすぐに退社してしまったのでしょうか。

これから転職する場合、特に今まで失敗した経験がある方にむけて、今回はどういった理由で転職すると失敗しやすいかについて取り上げていきます。

待遇だけを重視してしまった

仕事内容よりも給料や手当てなど、収入面を重視したあまり失敗するケースは良くある事です。

給料が高い=きつい仕事というわけでは勿論ないですが、給料が高い=求められているスキルは高いという事は多々ありますし、最初から責任の重いポジションにつくなんて事も。

これは給料で選ぶべきではないという事ではなく、「何故、こんなにも良い待遇なのか」という部分をしっかりと把握しておこうという話です。

「羽振りが良いから給料が高い」なんてことは、このご時勢かなり稀で、大抵は理由が根底にあるはずです。

内定が決まった後でもいいですから、どのような仕事が任される予定なのかしっかりとフィッティングしてから仕事に望むべきです。

仮にその段階で、会社側と自分の感覚にズレが合った場合、修正できる範囲というのもありますから、すべてが動き出す前に調整できるにこした事はありません。

入社したいがため、面接で好まれる人材のフリをしすぎた。

これも良くある話ですが、例えば制作会社などでよくみかけるのが「アーティスト感覚が強い」であるとか「高い技術を求められる事にやりがいを感じる」タイプの失敗例。

そんな意識であるにもかかわらず、「細かなルーチンワークでも好んでやれます!」などと発言してしまったりするケースです。

制作会社によっては日々ルーチンワークしかない会社もあるわけですし、センスを問われるような案件を全く受注しない会社だってあります。

そういった会社にそのような発言をして強引に入社しても、やりがいを感じられないのは当然です。

一番まずいのは、持病などを隠す事。

人間、体に何の不自由もなく生きている人の方が珍しく、年を取れば何処かしらに故障をかかえるものですが、あまりに仕事に影響がでそうな病気を持っている場合、隠して入社する方もいます。

確かに「収入を得るためには仕方がない」「説明してしまったら入社しにくい」というのはあるかもしれません。

加えて言えば、面接でいきなり病気の説明するのは難しい事かと思いますが、せめて内定をもらった後とか研修期間中に上司か同僚に相談すべきでしょう。

隠し続けようとしたところで、すぐに綻びが出てしまい、辞めてしまうなんていう方は結構いるものです。

こういたケースの場合、人により状態が違うでしょうが、「隠す」というスタンスをとっているかぎり、何度転職を繰り返しても失敗し続けるタイプの方もいます。

解決策の一つとしては、仕事を探す段階でキャリアコンサルタントなどに相談してみるというのも手ですし、精神的なものであれば産業心理カウンセラーに話をしてみるというのも良い手でしょう。

就職難という状況に焦りすぎた

あまりに転職先が決まらず、最初に受かった会社に、深く考えず入社してしまうと結構失敗しやすいです。

こういってはなんですが、本採用にいたるまで研修期間があるなり、内定日までまだ時間があるなら、他の会社も検討して受けてみるというのはアリです。

(始めに採用してくれた会社にとっては確かに残念ではありますが、いざ本採用になってプロジェクトを動き始めてから退職されるよりはずっといいはずです。)

自分に正直になるのも大切。

結局のところ、待遇なり仕事内容なりで自分の希望に嘘をついても後々苦労するだけだという話であり、本音と建前にはバランスが必要だということです。

あまりに我を通そうとするのは確かに問題ですが、モチベーションという意味では「自分がやる気になれる」仕事を選ぶのも大事な事です。

くわえていえば、労働環境についても、自分の健康状態や精神面をかんがえて、かけ離れていると感じた会社に入社しても苦労するだけです。

入ってしまってから、体を慣らしていけば良いとかんがえる方もいらっしゃるかもしれませんが、それにしたって限度があるはずです。

そもそも、企業や会社が大きければ大きいほど、貴方側にフィッティングしてくれる可能性は非常に低いわけですから、苦労するのは自分だけ。よほど面倒見のよい上司でもなければストレスがたまる一方です。

「入りたい会社」と「やりたい仕事」

これらの失敗をおこさないためにも、自分ではっきりと「入りたい会社」と「やりたい仕事」を意識しておくのは大切な事です。

この二つは似ているようで大きく違い、言ってしまえば「環境」と「内容」の差です。どんなに環境がよくても、内容が合わなければ意味がないですし、どんなに内容がよくても環境が劣悪ならば、結局上手くいかないでしょう。

この二つをしっかり意識し「働ける!」思った会社こそが長く働ける可能性が高い会社だということを忘れずにいるべきです。