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就活生必見!誰よりも引き立つ志望動機の書き方

誰よりも引き立つ志望動機の書き方誰よりも引き立つ志望動機の書き方

就職試験において、書くのが非常に難しいと言われているのが「志望動機」です。就職を志望する人の大半は、その理由に「給与がたくさんもらえる」「企業そのものの業績安定している」「休みが確実に取得できる」など、自分の収入や福利厚生に関する部分が充実していることが、主な志望動機となっています。

確かにそれは気持ちとしては真実と言えますが、会社としてはそんな気持ちで来てもらっても、就労後の意欲などを感じることができないので、明らかに不採用になってしまいます。

それに、給与や休暇など、自分に関わることを考えているだけでは、社員としての採用は厳しいでしょう。やはり、自分の能力を生かせる場所であることを掲げ、自分の技術や知識を十分に活用できる場所であることを、積極的にアピールしなくてはなりません。

志望動機に書くべき内容とは?

志望動機を書くにあたっては、自分だけでなく、読む側の立場なども含め、様々な受け取り方を考えて書くべきです。

志望動機は、会社側の立場で考えると、それぞれの会社の採用担当者が一番最初に読み込むものですし、なにより採用を希望する人間が意志や意欲をどのように持っているのかを把握するためのものです。

逆を言えば、採用を希望する人間としては、会社の採用担当者がどのように考えているかを十分に理解したうえで、自分をアピールできる内容の文章を書き綴ることが必要不可欠となります。

  • 志望動機と面接の関係
  • 志望動機に盛り込む自己アピール
  • 就労経験などの自己アピール

 これらのことを特に重点的に考えて置けば、会社側の立場に沿って、かつ自分のスキルやノウハウもしっかりアピールできる志望動機を書くことができるでしょう。

志望動機と面接の意外な関係

まず、志望動機の先にある「面接」との関係も忘れてはいけません。

志望動機は、その内容についてしっかりと把握されたうえで、その後の面接やグループディスカッションにおいて、志望動機の記載内容と内容との整合性を確認されることがしばしばです。

実際に面接のとき、書いていたことはどれくらい事実なのか、本人はどのように志望動機を表現できるのかと、試されると考えた方がいいでしょう。

もちろん、志望動機と面接時の回答が異なってしまうようでは、あなたの印象は悪くなってしまいます。志望動機に書くからには、そのことをしっぱりアピールできるようになっておかなくてはなりません。

志望動機に自己アピールをうまく盛り込もう

志望動機と自己アピールについても、勘違いした内容を書くのは危険です。ここでいう志望動機においては、「自分自身の知識を活用して」という部分を特にアピールした文章を作成することが重要です。

例えば経済学部であれば、会社の持つ技術やノウハウを交えて、自分自身の学んだ成果をリンクさせた提案や自己目標を書くのがいいでしょうし、何も取り柄がないと思われる文学部であっても、なにか1つは学んだことを生かした提言や提案、それに自己目標を書くことができるはずです。

志望動機の中には、自分自身が得ている知識を積極的に生かしたい、具体的にはこういうことがしたい、ということを盛り込むとよいでしょう。

中には、自分の持っているスキルやノウハウをひたすら書き綴ってしまう人もいますが、そういうのはスタンドプレイととらえられてしまい、組織やチームの中で円滑に仕事ができないと思われてしまうこともあります。

履歴書においてスキルやノウハウはすでに書き綴っているのですから、どうしても書きたいならば、スキルやノウハウを生かした結果、会社にとってどんなメリットがあるのかを書く程度にしておきましょう。個人の考え方はありましょうけど、「自分のすべてを会社にささげる覚悟」というのは、アピールしても損にはなりません。

就労経験は志望動機に必ず盛り込むべき要素

就労経験などを志望動機に盛り込むことは極めて有用です。特に、民間での社会人経験があったり、アルバイトなどの就労経験がある人ならば、その経験を踏まえてアピールをすると効果があります。

というのも、どの企業も即戦力の人材を採用したいという傾向が根強いからです。その際、就労時には円滑な人間関係で過ごせていたこと、自分だけの力ではなく、他の人々と協力して具体的に成果を上げた出来事などを書けばアピールができます。

前述しましたが、組織やチームなどに属した時の協調性があるかどうかを、自然にアピールすることができるわけですから、ぜひ積極的に該当する項目は書き上げるようにしましょう。

なお、学生さんで一切就労の経験がない場合でも、ボランティア活動において同様のアピールを書くこともできます。ただし、サークル活動での成果はあまり評価されません。

活動の内容にもよりますが、サークルはあくまで「趣味」の一環であり、志望動機においては「そんなのは遊びだ」ととらえられるケースもあるので注意しましょう。

志望動機は、自分自身の「有言実行宣言」と考えよう

私たちにとって志望動機は、採用される前ではありますが、自分自身が決めた目標となるものです。

会社としては、有言実行できる新戦力を求めているのはもちろん、具体的な目標を持ち、自分の能力を発揮できるのだという「提案」ができる、建設的な新戦力を求めている傾向が強いです。

ですから、志望動機の端々に、自分自身を採用した時に生まれるメリットをしっかり強調し、有言実行できる内容の志望動機を書くようにしましょう。

きれいごとを書くのではなく、自分自身の素直な気持ちで書けることがあれば、なにより人としての素性がアピールできるので、変に飾らないことも忘れないでください。