履歴書に志望動機を書く際に新卒の場合にはどう考える?
学校を卒業していよいよ仕事に取り掛かるのが新卒…なのですが、新卒だからといって何でも採用する程企業は甘くありません。やはり履歴書はしっかりと書くのはもちろん、特に志望動機はよく考えて書かなければいけません。
しかし相手も面接する相手が新卒の人間だというのは分かっているはずです。なので安心していいわけではないですが、新卒なりに書いていけば相手にもその熱意が伝わることでしょう。
とはいってもやはり初めて履歴書を書き、志望動機を書くとするのならやはりその書き方はよく分かってなくても無理がありません。では実際に志望動機を書くのならどのようにしていけばいいでしょうか。
まずは会社のことを調べておく
これはどの立場の人間でもそうなのですが、その入社希望をすべき会社に対して色々と調べておきましょう。経営理念はもちろんのこと、どういう経営をしてきたか、どこに力を入れているかといったものなどです。
特に新卒はまだ職歴という武器がなく新しく社会に出る人間であるので、そうした面接に対して有利になる情報は1つでも欲しいところです。そうすればそれを元にその会社に志望をする理由を書くことができるでしょう。
何より相手としても自分の会社のことをそれだけ調べたと感じて印象がプラスになります。そうすれば採用される確率も上がるでしょう。
何故自分がその会社を選んだのか
こちらもほとんどの人間がそうなのですが、新卒だとやはり特に数ある企業から新しく社会人として生活をするために、その会社選びが大事なものとなってきます。
会社のことを調べた上で何故自分がその会社を選んだのかを考えましょう。少なくとも複数ある中でそれを選んだということは何か自分の中でピンっときた考えがあったはずです。
人によっては単純な理由もあるかもしれませんし、「それうちの会社でなくてもいいよね」という理由になってしまうのかもしれませんが、その理由も志望動機に組み込んでおくといいでしょう。
先ほども書いたように新卒は有利になる情報が1つでも欲しいので、そうしてその会社を選んだ理由もくだらなそうなものでも、そこから意欲へと繋がって志望動機を作っていくことができるからです。
ただ、場合によっては本当に何となくといった不透明で何故選んだのか分からないということもあるでしょう。その場合にはその会社はやめて改めて企業選びをした方がいいのかもしれません。そのままだと本当に浮かばないということもあるのですから。
「自分の言葉」で考える
テンプレート回答は志望動機に限っては愚問中の愚問です。それは自分の言葉が入っておらず薄っぺらいものとなってしまうからです。ということは自分の言葉が伝わらないということになってしまいます。
また曖昧な物言いもよくありません。その場合にははっきりしないものとしてやはりマイナス評価になってしまうからです。なので理由付けと明確な名称を出していきましょう。
しかし本当に気をつけたいのはそうした志望動機で書くべき形式にこだわりすぎて、その結果硬いだけで自分なりの理念が不透明な文章になってしまうことです。
確かに志望動機はふざけて書く欄ではないのですが、他の趣味や特技の欄と同じように自分をアピールできる欄でもあります。多少おかしな表現でも構いません、それが自分なりの言葉に繋がるということもあるのですから。
特にこちらは新卒なので、相手としても新しい風を会社に入れたいと考えているはずです。その中で自分なりの個性のある言葉は印象づけるのに強力な武器となります。
普段の生活を思い返してみよう
自分なりの志望動機を書くのなら、普段の生活もどうしているか思い返してみましょう。そこから自分が何故その会社を選んだのか、そのためにどのようなことをしてきたのか出てくることもあります。
何よりそうして生活を思い返していくことで「自分」というものを再確認できるからです。新卒の場合は学校生活を振り返ることにもなりますが、その学校生活を振り返るだけでも自分というものを見つけることができるでしょう。