• RSS

新しくやるのなら、履歴書に未経験の職種の志望動機はどう書くか

新しくやるのなら、履歴書に未経験の職種の志望動機はどう書くか

今のプロだって始めたばかりの頃は素人でした。そう誰だって最初は何をする上でも未経験なのです。なので履歴書に志望動機を書くのなら、その自分が未経験である場合ことを前提に書くという場面は誰でも避けられないでしょう。

ただ、未経験であることはチャンスでもあります。なのでそれを踏まえた上で上手い志望動機を書いていきたいものです。とはいってもそう言われたところでどう書いていいのか迷う方もいるでしょう。

では未経験の職種に応募するのなら、その志望動機はどういう風に書いていけばいいのでしょうか?

それに意欲があることをアピール

そもそも何故あなたは未経験のその職種に志望したのでしょうか?それはやはり興味を持ったからではないでしょうか。と、すれば

  • 何故興味を持ったのか
  • 興味を持ってどのようなことをしたいのか
  • そのためにどういうことをしてきたのか

ということをアピールしていけば、自分がそれに対して意欲を持っているということを相手に伝えることができます。とにかく相手にそれに対する意欲があることを前面に出していくのがいいでしょう。

ただ、意欲があって中身がないような文になってしまっては、相手としてもあまり見る気になれない志望動機へとなってしまいますので、意欲を出すのはいいですが、しっかりと理由づけも忘れないようにしましょう。

ドン引きされるような書き方でもある意味一種の意欲の表現であります。もちろん職種によってはそれはマイナスになることもあるので、自分が志望する職種がどういうものなのかを考えてから度合いを決めましょう。

自分の長所を生かせるか

例えば客を接待するのが主な仕事だとすれば、コミュニケーション力が大事となります。それでコミュニケーション力があってそうするのが得意となれば、それは未経験であってもやっていく上では大きなプラスとなります。

少なくともその未経験の仕事に意欲を持ったとなれば、興味の他に自分の長所を生かせるようなものを見かけたのも理由となったはずです。実際に未経験でなくとも、自分のそうした長所に合うというところを選ぶのも大事です。

特に未経験となれば、まだその仕事をしたことがないので少しでも有利になるように働かせたいものが欲しいです。

実際に履歴書では他に自分の性格がどのようなものか、そして趣味や特技が何があるか書く欄が存在します。そこを埋めるようなことを考えれば、自然と自分の長所にも答えが出てくるのではないでしょうか。

前に何か仕事をしていたのなら

その仕事は未経験といっても、人によってはその未経験の仕事をする前に何かしら仕事をしていた方もいるはずです。そしてそれで培った経験はその未経験の仕事に流用して役立てることができることがあります。

例えば事務系からIT系に移るとなれば、IT系が未経験であっても事務でパソコンに触れてきたはずなので、タイピングの速さや一部ソフトの使い方をそのまま役立てることができます。

飲食業から営業に移るとしても、その飲食業で培った接客のスキルを営業の方で客を相手にするのに生かすことができます。このように意外と未経験であっても、以前やってきた仕事と共通してやれるところというのはあるはずです。

もちろん全くそうした経験が通じない未経験の仕事をするとしても、仕事をしたことがある、という経験はあるので、それも充分なプラス要素へと繋がるでしょう。

その仕事について理解している?

仕事としては未経験であっても、興味を持った以上、その仕事がどのような内容かは知っているはずです。もし知らない部分があったら、調べることができるのなら調べておきましょう。

というのも相手も未経験ではあれど、一定の知識は持ってきたと考えることもあり、それによっては志望動機で明らかにその職種とかけ離れたり、的外れなことを書くと、それはそれで本当に興味があるのか疑われてしまうからです。

興味があるからこそ人は調べて学びます。まずは志望動機を書き始める前に、その志望する未経験の仕事に対しての情報を集めていきましょう。場合によっては先人の方の話を聞くなりして、その実状を知っておくのも、より鮮明に目指すことができるようになります。

未経験の仕事をするのは新たなスタートです。その先に何が待っているかという想像をするのはとても難しいことでしょう。しかし、だからこそ何が来ても受け止められるような意欲と、負けないメンタルが大事となります。 しかし意欲ばかり先行するのも、実態とかけ離れたギャップを知ってしまうとその反動のダメージも大きくなります。なのである程度の理論も含めた思考は持ち合わせておきましょう。