• RSS

初めての履歴書の疑問を解決!高校生の履歴書の書き方

初めての履歴書の疑問を解決!高校生の履歴書の書き方

これから社会に出る高校生の皆さんが初めて書く履歴書はわからないことばかりだと思います。学生生活を経て就職をするということで一般的に多く取り上げられている社会人用の履歴書の記入の仕方とも少し違っていますね。基本的なことから、守るべきルール、書き方を紹介します。

履歴書は何を使って記入するのか

履歴書への記入は黒のボールペンか、黒の万年筆を使用します。丁寧に記入するようにしましょう。間違えてしまった場合には修正液や修正テープは使わずに書き直します。

綺麗な文字で記入していて最後の最後で誤字があった時、ごまかしてしまおうと思うことがあるかもしれませんがあなたのその姿勢を採用担当者は感じ取りイメージダウンになってしまいますので絶対にしないようにしましょう。

履歴書を書いてみましょう

まず最初にルールです。様々なところに出てくるのが日付や数字ですが、日付は和暦(平成など)に統一して使用するようにします。数字はすべて算用数字を使います。

氏名や住所欄にあるふりがなは「ふりがな」とひらがなで記載があればひらがなで書き、「フリガナ」とカタカナで記載があればカタカナで書きます。

住所欄では都道府県を略さず記入します。また、番地も1-1-1であれば1丁目1番1号というように略すことなく記入しなければなりません。マンションやアパートに住んでいる場合にはその建物名も忘れないようにしましょう。

学歴・職歴

学歴・職歴の項目では、まず「学歴」と書いた後に自分の学歴を書きはじめます。小学校と中学校は卒業のみ、高校からは入学と卒業(卒業見込み)の年度を書くようにします。

また、中学は中学校、高校は高等学校と記載するようにし、言葉を略さないようにしましょう。全ての学歴を書いたら最後に以上と書くのを忘れないようにしましょう。

高校在学中にアルバイトをしたという人もいると思いますが、アルバイトは職歴ではありませんので職歴欄に記載する必要はありません。しかし、自分の経験として学んだことなどは自己PR欄や志望動機欄でエピソードを交えて伝えることができると良いです。

資格欄

資格を取得した年月が古いものから順番に記入します。英検や漢検、簿記や自動車運転免許等になります。取得した資格の名称も略すことなく正式名称で記入しましょう。

記入した資格は、面接の時に担当者の目に留まり「なぜその資格を取得したのか」聞かれることもありますので自分なりに考えておくと慌てずに済みます。

志望動機・自己PR

志望動機は、なぜその会社に入社したいのか…ということを記入します。業種・職種問わず会社のことを調べて「自分もそうなりたいと思った」ことや「すごいと感じた」エピソードを交えて志望動機が書けると良いです。

その時に相手先会社のことは「貴社」となり、例えば「私は貴社の“絶対にあきらめない”という考え方…」のように記載します。

自己PRは、学校での係や部活動、ボランティア活動やアルバイトなどの課外活動を軸に自分という人間はこういう人間であるといった話やその中で学んだこと、やり遂げた話を書くと良いです。

志望動機と自己PRの欄は空欄を残すことなく書き込むようにしましょう。履歴書の中で唯一自分の言葉でアピールできるスペースです。採用担当者もよく見ている部分になります。

履歴書では文字の書き間違いがあった場合には書き直しになってしまいます。ぶっつけ本番で思いのままに志望動機・自己PR欄に筆を走らせていると言い回しの間違えや文字の間違えなど起こった時にすべて書き直しになってしまいます。

ぜひ、下書きをするか他のノートなどに文章を考えてから履歴書にバランスよく記入することをお勧めします。

履歴書の写真と貼り方

履歴書の写真は証明写真撮影を行っている写真館で撮影してもらうと良いです。インスタント証明写真よりも綺麗に出来上がりますし、何社も受ける場合には焼き増しをしてもらうことも可能なので便利です。服装は制服でボタンの閉め忘れ、ネクタイやリボンの曲りがないか気を付けましょう。

履歴書写真は剥がれないように糊で貼り付けるか、履歴書を購入するとついてくる写真貼り付け用シールを利用してしっかりと貼り付けるようにしましょう。

また、糊で貼り付ける際に糊を多くつけすぎると表の写真面に糊がはみ出してしまい写真が汚れてしまうことがありますので慎重に作業を行いましょう。写真は3ヶ月以内に撮影したものを使用します。

最後になりますが、すべて書き終えたらもう一度誤字・脱字がないかを確認して提出書類とするようにしましょう。何度もお伝えしていますが、もしも間違えがあったなら残念ですがもう一度書き直すようにします。

少しの手間を惜しむことであなたの印象は変わります。就職の面接において、第一印象は履歴書から始まります。そのことを頭において、しっかりとした姿勢で履歴書の作成に取り組んでください。