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就職活動がうまくいかないあなたへ。必要なただ一つの能力!

就職活動がうまくいかないあなたへ。必要なただ一つの能力!

就職活動を行っている皆さんの中には、なかなか内定が取れず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?何十、何百とエントリーシートを書いた、もう十社以上面接で落とされたなど、耳にすることもあります。

実際に私も就職活動中には、周りにそんな友人もたくさんいました。彼らは心底悩み、よくわからない会社に履歴書を送っては、不採用通知をもらって帰ってくるという悪循環を繰り返していました。

必要な能力とは?

ずばり「自信」です。あなたは自分に自信がありますか?友人や家族に自分の好きなところを話せますか?できる人、できない人の差はここにしかありません。役に立たない履歴書を飾るためだけの資格を取るぐらいなら、自分に自信を持たせる努力をすることをお勧めします。

自信を持つためのポイント

懸命に努力しているのにも関わらず実を結ばないということは、そもそもの「動機」が間違っています。上手くいかないことを隠すため、自分を安心させるためにしている「無駄な努力」です。恐ろしいことに、この無駄な努力は多くの人が日常的に繰り返しており、それは社会人になってからも続いてしまうのです。

ではどうやったら自分に自信が持てるのか?ですが、いくつかポイントを挙げてみます。

  • 合格したいという欲求を捨てる…逆説的ですが合格したいという気持ちにとらわれていては、社会に出て働くという本質を見失ってしまいます。あなたは何がしたいのですか?という問いに目が輝かないようでは、面接官は興味を失ってしまいます。
  • 自分の価値を認めてもらう…受けた会社にではありません。近くにいる友人や家族に、です。自信がない時、不安な時は自分のことを他人に話したくなくなりがちです。あなたには好きなこと、得意なことがあるはずです。あなたの周りにいる「味方」は思いがけず力になってくれる人ばかりです。悩みでも、日常会話でも構いません。どんどん話をしましょう。
  • 自分のことを好きになる…就職活動は恋愛と同じです。自分のことが好きではないという異性があなたに告白してきたら、あなたはその人のことを好きになれますか?ダメなところがあるのが人間です。ただそれ以上に良いところが必ずあるものです。まずは頑張っている自分を思いっきり愛してください。それだけで表情が変わります。
  • 心に余裕を持つ…心に余裕がない人は見たらすぐにわかります。就職活動において致命的とも言えるでしょう。面接に遅れそうな時、困っている人を助けられますか?応え次第で私はあなたを不採用にするかもしれません。

自信を取り戻す!

そうは言っても失ったものを取り戻すにはそれなりの時間と気持ちの整理が必要です。かといってすぐに状況が良くなるわけではありません。

明日も面接が…今日中履歴書を……。お気づきでしょうか?そうです、今そんなことを考えたあなたには「自信喪失プログラム」がセットされてあります。まずはそれを解除しましょう。方法は簡単です。

  • 表情を豊かに…自信がないことで少なからず自分を抑え込んでしまっています。笑いましょう。泣きましょう。怒りましょう。感情を表に出すことで自分自身がほぐれていきます。表情が豊かな人には人としての魅力を感じます。苦労することは自分を成長させる良い機会です。苦労した話を明るく話す先輩…かっこよくありませんか?
  • ベストを尽くす…正確にはベストを尽くし直す、です。一生懸命頑張っているのはわかります。…が、それがあなたの120%ですか?80%ぐらいになっていませんか?何社も同じことの繰り返しをしていてはショートしてしまうのは仕方ないことです。もう一度自分を見つめなおして、本気でぶつかってみてください。くだけても良し、です。
  • 他人をほめる…内定が出た友人におめでとうと心から言えていますか?どこかでねたんでないですか?自信喪失プログラムがセットされているときは視野が狭くなり、他人にばかり目が行きがちです。素直に喜んであげましょう。悩んでいたら共有してあげましょう。自然とあなたに余裕が生まれます。悪かったところがみえてきます。そしたら自分もほめてあげてください。

面接攻略

具体的なポイントはこれだけです。

  • しゃべりすぎない…自信がない人ほどよくしゃべります。聞かれてもいないことをぺらぺらと。○○だけど大丈夫?と聞かれたら、勢いよく「はい!大丈夫です。」と言えばいいのです。
  • ごまかさない…よくわからない質問をされても大丈夫。「わかりません!帰って調べときます。」と言っておきましょう。グダグダ言い訳をされてもうんざりです。
  • 他人に流されない…面接会場で自分の順番を待っているとき、周りには自分より学歴よさそうな人ばかりいる。頭もよさそう。大丈夫です。そんな人たちも人並みに緊張しています。あなたらしく、あなたの答えを話してください。面接官にも流されてはいけません。圧迫だろうが緩かろうが、あなた自身の言葉を聞かせればいいのです。

面接に落ちても悩まない

私はこう考えて就職活動していました。自分はその企業に面接をしに行くんだと。面接をしてもらう、ではなく面接をしに行くと。そこで働くのは自分なのです。当然選ぶのは自分だと思っていました。

生意気ですが、それほどの自信を持って面接に行ったおかげで(?)欲しかった内定は3つ全て取ることができました。中には面接官の方が緊張していて笑いそうになったこともあります。

私自信、履歴書には資格保有欄に「普通自動車免許」の1つしか書くことはありませんでしたし、これと言って使えるスキルも持っていませんでした。

大切なのは、上手に話すことではなく、生きた言葉を自信を持って話すこと、に尽きると思います。

面接に落ちることは失敗ではなく成長です。悩んでいる皆さんは、たくさん成長できてラッキーです。自分を好きになり、心に余裕を持って、楽しんで就職活動を頑張ってください。皆さんに良い出会いがありますように。