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【これで未来が開けます!】転職に成功する5つのコツとは?!

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転職はあなたの生活を変え人生を変えること。ある会社の採用条件に対して無理やり自分を納得させて入った会社が大化けすることもあるでしょうし、逆に満足して入った会社が将来業績不振に陥ることもあるかも知れません。

現職に踏み留まっても転職を決意したとしても未来に何があるかなど誰にも予測できないのが人生です。しかしそうは言っても一度転職を決意したら、その試みが成功するに越したことはありません。

そこで今回は、あなたの転職を成功に導く6つのコツを、転職を決意した時点から入社に至るまでを順を追ってご紹介していきましょう。

①転職を決意したら・・

転職を決意した時に一番最初にすることは、自分の能力を客観的に把握することです。そのためには、まず自分自身の仕様書を書くつもりでスキルや仕事での成果を書き出してください。

例えば私にはこんなスキルがあり、それによってこれだけの成果を挙げた経験がある。といった感じです。客観的に自分自身の仕事に対する能力を分析することで、面接する会社選びが楽になります。

②会社選び

仕様書が書けたら会社選びです。当然自分のスキルや能力を生かせる会社を探すわけですが一方通行ではいけません。なぜなら自分に合っていると一人で思い込んでも、その会社があなたのスキルや能力を求めているとは限らないからです。

転職したい会社をいくつかピックアップしたら会社概要や応募要件で絞込みを行って下さい。それでも納得できる情報が得られない場合は転職コンサントを利用する手もありますね。

それと、よほど人間関係や生活面で切迫していない限り、誰かの紹介で会社を選ぶというのはお勧めできません。紹介者によっては会社側も断りにくい場合があるだろうし、もし入社に成功しても社内で居心地が悪かったり、自身の仕事に対するモチベーションが上がらず、再び転職を繰り返す結果になりかねません。

③通勤のことや家族のことを考える

採用が決まったらその会社に通勤しなくてはいけません。当たり前のことですが、そんなに遠くてだいじょうぶですか?家を出る時間や帰る時間、それに通勤時間も重要な判断材料です。通勤を始めた当初は、それなりの緊張感で克服できると思いますが、つらいことはそう長く続かないものです。

それと家族のこと、いくら会社のためと働いても最終的に仕事は自分と家族の幸福のためにするものです。あなたの転職が家庭を壊す結果にならないように気をつけてください。

④職務経歴書の書き方

面接が相手の会社に対するプレゼンテーションであるとするなら職務経歴書はプレゼン資料です。就職したい会社が決まったら、さっそく面接試験の準備に取り掛かりましょう。ここでは、再就職の面接に特に重要な職務経歴書の書き方についてご説明します。

◇職務経歴書の構成

・職歴 前職の会社名、入社年月日、退社年月日または在職中、所属部署の順で記入します。 また複数の会社に在職した経験があれば古い順から記入して下さい。(書式は自由)   ↓ ・業務の詳細 具体的な仕事の内容と成果を記入します。 仕事の成果は簡素に正確に書くこと!あまり長いと、しつこい印象を受けます。また成果に対する数字は正確に書くようにしてください。   ↓ ・保有資格 取得年月日と資格の名称   ↓ ・自己アピール(特技) 業務に関連するものならさらに有効です。 ここでは、免許に関係なく自分をアピールできることを書きます。例:私は物怖じしない性格で飛び込み営業が得意。訪問件数だけは誰にも負けません。

⑤面接を成功させるためには・・

職務経歴書は自宅でゆっくり考えて間違えれば書き直しもできますが、面接は一発勝負!再就職の最大の難関です。だからこそ面接を成功に導くためには周到な準備が必要なのです。ところで面接官は面接の際に、いったいどんな質問をするのでしょうか?

ここでは、定番の質問内容と質問に対する答え方や考え方などをご紹介していきましょう。

◇再就職の面接での定番の質問

「自己紹介をお願いします」

面接の最初にほぼ100%尋ねられます。答え方は職務経歴書を周到する内容でいいと思いますが、それだけでは面接官のあなたの対する興味が薄れ、面接結果に影響します。

ここでは更に成功に至るまでの苦労話などの簡単なエピソードを経歴書の内容からもう一段階掘り下げた形で紹介すると面接官との会話が弾み、好印象を与えます。

「あなたの長所や短所を教えてください」

やはり会社として、面接官としてその人の性格は気になるところです。同時に自分自身をちゃんと分析できる人かどうかも問われています。しかし、自分の長所を発言する際は特に問題ありませんが、短所を発言する時には、周りの空気を暗くしないために一工夫必要です。

例えば、「私は何でも一生懸命になるタイプで、そのおかげで社内の営業成績は常にトップクラスでした。しかしちょっと気が弱い点があって、時々詰めが甘いと言われます」このように長所と短所をセットで言うと短所があまり目立たなくてすみます。

強さは強引さの裏返しでもあり、やさしい事は長所なのですが時として詰めの甘さに繋がったりするのです。ですから長所と短所はケースバイケースで入れ替わるものと考えてください。

「転職したい理由を聞かせてください」

転職の理由は平成24年度の厚生労働省の資料によれば、定年、会社の都合、労働条件、そして職場の人間関係などさまざまですが最近の日本の情勢を反映してか、雇用契約期間の満了や介護のためなどの理由も挙げられています。

特に職場の人間関係は会社組織ではコントロールできない部分でもあり会社側としても頭の痛い所。ですから、転職の理由に人間関係をあげるときは慎重な言い回しが必要です。特に人の悪口や愚痴は厳禁ですよ!

「転職先を弊社に決めた理由を聞かせてください」

私のスキルや能力を十分に発揮できそうだからとか、私のこんな経験をぜひ御社で生かしてみたい。など、その会社にとって有益な発言をしてください。

もちろん待遇が良いからという理由でも大丈夫ですが、給料の他にも自分の仕事を正当に評価してもらえるとか、福利厚生が充実しているなど、待遇の中身まで説明するようにしてください。

「以上で面接は終了です。最後に何か質問はありますか?」

やっと終わったと思って内心ホッとしていたら、最後にこんな質問が飛んできます。この時に「別にありません」はいけません。なぜなら面接官は真剣に当社を希望しているなら長い面接時間の間に何か疑問点があったでしょう、と質問しているからです。

この質問を予測して、面接中に質問内容を考えておくことが必要です。もし余裕がなければ、あらかじめ考えておくか途中でメモを取っても問題ないでしょう。

⑥入社後の考え方

新たな希望をもって再就職を果たしたものの、やはり中途採用はつらいものです。特に年齢が高い場合は、特別秀でた技術がない限り自分より若い社員が上司になることを覚悟しなくてはいけません。時にはムカつくことがあるかも知れませんが、それは自ら招いた試練だと考えて冷静に対応しましょう。

それから技術系の職場でよくありがちですが、自分の考えややり方を無理やり周りの人に押し付けてはいけません。「郷に入ったら郷に従え」です。

これは私の個人的な意見ですが、私が転職するなら大手の企業よりむしろ中堅以下の事業年数の多い会社を狙います。

なぜなら、大手企業はたくさんセクションがあって、多少技術があっても歯車にされそうだから。その点中小企業なら、いつでもオーナークラスの人と話ができるし、自分の技術や経験も生かせるからです。

いずれにしろ、転職は人生の分岐点、一時の感情に流されることがないように一度立ち止まって冷静に考えて行動して下さい。それが、転職に成功するコツなのです。