仕事の効率をアップさせよう!効率アップのおすすめ休憩方法

｢仕事で休憩を入れる」というと、｢仕事をさぼる」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか？

日本人は、他の国に比べると勤勉で真面目な人が多いために、仕事中に休憩をとるという事がなんだか悪い事のように感じてしまう人が、多いからなのかもしれません。

日本人の勤勉さは世界的に見ても有名ですが、朝から晩までずーっと同じペースで、休憩も挟まずに仕事ができる人が、日本に一体何人いるのでしょうか？おそらく、昼休みなどの休憩のほかは、休憩も取らずに、同じペースで仕事ができる人など、殆ど存在しない事でしょう。

仕事の合間に適度に休憩を挟む事は、仕事の効率アップのために、実はとても大切な事なのです。

集中力と仕事の効率

　仕事を効率的に進めるためには、何よりも必要なものというのは、集中力になります。この集中力ですが、継続できる時間は、ほとんどの人が1時間程度でしょう。

つまり、集中力が切れた後に、だらだらと仕事をしても、仕事の効率はどんどん落ちる一方で、時には、ミスにつながってしまう事も起こりえます。

集中力を復活させるために必要なものが、休憩です。この休憩時間も、だらだらととるのは良くありません。短時間の休憩が効果的です。

例えば、1時間程度、集中して仕事に向かったとします。その後、集中力が切れる頃に、5分から10分程度の休憩を入れるのです。そして、また、1時間程度、集中しながら仕事を行い、その後に短時間の休憩というパターンを繰り返し行っていくのです。

人間、誰でも、際限なく続く作業など、やる気も起きませんし、集中力が途中で切れます。そして、無理をして、集中して仕事をした後というのは、頭がボーっとなり、いくら休憩しても疲れはなかなか取れないものです。

一見、一気に集中して、長時間かけて仕事を終りにしてしまったほうが良いように思えますが、最終的に考えてみれば、処理できる仕事量が多くなるのは、こまめな休憩を挟んだ仕事方法になるのです。

無理をして仕事に向かっていると、体も脳もそれなりに疲れます。そして、その後は休憩を入れたとしても、他の仕事に向かう気力と精神力は使い果たしてしまっている事が多いのです。

そのためにも、まずはこまめな休憩をいれ、仕事の効率をアップさせる事を目指しましょう。

その場からはなかなか動けないというときもある事でしょう。そんなときには、座りながら休憩を取ることも可能です。

座りながら、簡単に肩や首を回したり、足をつま先立ちしたり直したりする簡単なストレッチだけでも、違います。また、脳が疲れている時には、甘い食べ物を口に入れるのも効果的です。飴やガム、チョコレートであれば、周りにも気づかれる事なく、さっと口に入れる事もできますね。

休憩を心がける事は、悪いことではありません。罪悪感を感じるのは、日本人らしいのですが、かえって仕事の効率を悪くし、残業をする羽目になることもあります。

人の集中力は、長く続くものではありません。残業をすれば、人件費がかさみますので、結局は会社のためにもならないことをしているわけです。

効率的に仕事をするためにも、こまめな休憩を、是非一度やってみてください。