バイトだからこそ、履歴書を封筒に入れて郵送するならしっかりと
正社員はともかくバイトとなると、履歴書を直接郵送するという機会はそこまで多いものではないでしょう。なので単純に封筒に入れてそれで面接日にそれを渡す、といったことが基本的な流れとなっているのではないでしょうか。
実際に面接日に直接渡すのなら封筒の封を糊で貼っておいて中身が出ないようにするだけで、それで終わりということが多いです。実際にバイトなのでそれで済ませるのは問題はないでしょう。
ただ、問題となるのは応募に郵送が必要となった時です。こうなればただ履歴書入れて封筒閉めて終わり、というわけにはいきません。郵送をするのならそれ相応の準備をしなければならないからです。
バイトだと面倒だと思ってしまうかもしれませんが、むしろバイトでだからこそこの行為をしっかりとしておきましょう。
就職のための練習に
もしまだ社会に出て就職がしたことがないという学生等の立場の人間なら、このバイトで郵送の応募をすること自体が実際に社会に出て働く際の練習にすることができます。
というのも実際に会社で働いている方は分かると思いますが、正社員として働くのなら履歴書を郵送すること自体が当たり前となってくるからです。
実際に履歴書を郵送するということは慣れないと、中々時間がかかってしまう行為です。実際に郵送にかかる時間というのも存在するので、モタモタしていると期限を過ぎてしまうということもあるでしょう。
なので予めバイトの時にそうした郵送のやり方が分かれば、実際正社員として働く際にも郵送をすんなりとこなすことができて、その分を履歴書の中身を考えるのに充てることができるでしょう。
場合によっては職務経歴書も必要となる場合がありますが、その際には尚更慣れることができます。
封筒はどれがいい?
その履歴書が入るサイズがベストですが、出来るのなら出す際にも余裕を持って出すことができるサイズにしましょう。そうでないと出す時に中々出ずにそれが担当者に悪い印象を与えてしまうことがあります。
そんなことで、と思うかもしれませんが担当者だって人間です。そうした細かなところで印象というのは変わってもおかしいことではありません。私情で落とすような会社は問題ではありますが。
もちろん余裕を持ってというのは折らずにそのまま入れることができるサイズということです。実際に履歴書は折らないで出した方が変な折りが付くよりも見やすくて、その分会社としても印象がいいからです。
それと封筒といえば白の他に茶色もありますが、やはり白色の方が出すのならいいでしょう。バイトが出す物なので茶色でもいいということがありますが、後々のビジネスのために白色でやるようにこだわりましょう。
封筒に書く必要があるもの
さて、真っ白の封筒を投函口に入れたところでそれをどこに届ければいいか分からないので意味がありません。なのでその郵送先の会社の住所と会社名を書かなければいけないのです。
書くのならハガキと同じく、表面に会社の住所と会社名を書くことになります。住所の書き方は普段からハガキ等で住所を書いているのと同じやり方でOKです。普段あまりそういうことをしないという人は、ハガキの住所の書き方を確認しましょう。
そして問題は会社名ではあるのですが、大抵の会社が株式会社ですので、しっかりと「株式会社」と記述して会社の名前も省略せずに書くようにしましょう。とはいっても会社名を省略するような人はいないと思いますが。
そしてここからが肝心ですが、会社名を書いたら今度はその担当をしている人に郵送する必要があるので、担当者の名前を書かなければいけません。その際にはしっかりと「○○様」と「様」付けをして書きましょう。
この際に名前が分からなければ担当者様で構いません。究極的にいってしまえば会社に届けばいいだけの話ではあるからです。その後は裏に回って、自分の住所と名前を書けば完了です。
中に入れる書類は
履歴書だけを入れるのならそれだけでいいですが、もし職務経歴書も入れるのでしたら、礼儀として履歴書と職務経歴書が入っているという趣旨の紙を入れておきましょう。
その紙自体はあくまで確認のためのものなのでコピー用紙でも何でも構いません。出来ればパソコンで打って印刷した方がいいのですが、それが難しいのなら手書きでも構いません。もちろん文字は分かるように書きましょう。
切手を忘れずに
それで封をして閉めたら投函!…をしてもそのまま自分の元へ戻ってくるのがオチです。何故なら切手を貼っていないからです。意外かもしれませんが、それでも切手を貼らないで出してしまうという人も世の中にはいるのです。
そうすれば戻ってきた分時間が経ってしまい、期限が過ぎてしまうということもあるので、素直に近場の郵便局へ行って切手を貼ってもらいつつ郵送してもらった方がいいでしょう。
もちろん切手代はかかり、封筒のサイズと重さによっても変わるので、確認しておきましょう。