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こんなやつとは馴染めない!転職当事者が嫌われるポイントはコレだ!

「転職する」ということは、あなたにとって「新しい旅立ち」であり、夢と希望に満ちたスタートラインに立つ瞬間であることは間違いないでしょう。

では、あなたを迎える「転職先」の新しい同僚たちはどうでしょう。ともすると、あなたとは逆のベクトルで会社生活を送っているかもしれません。不満、停滞、限界、マンネリ…、負の要素を抱えている可能性は少なくないはずです。

そういう新しい同僚たちから見たあなた、という存在はきっと特別なヒトとして見られているのは間違いありません。その特別という意識も、嫉妬に満ちたものから生まれていると考えていいでしょう。

もちろん人としてのモラルから、新しい同僚を迎えるにあたっては、寛容かつ歓迎の気持ちで、あなと接してくれるでしょう。しかし深層心理には上記のようなネガティブな要素は必ず潜んでいると思っておくべきです。

つまり、転職した場合には普通の人間関係以上に「嫌われる」という爆弾が着火し易いことを理解しておく必要があります。「こんな奴とは馴染めない」「仲良くやっていくのは無理だ」なんて思われないために、気を付けておきたいポイントをいくつか紹介したいと思います。

1.同僚はあくまでの「会社の先輩」と意識すること

管理職クラスで転職した場合、最初から部下がいることになります。その場合でも「上司風」を吹かせることなく丁寧なコミュニケーションをとるべきです。これは同格の同僚で年下のヒトに対する場合も同様です。

役職が下でも年齢が下でも、あなたよりも会社の在籍年数が長いことは間違いありません。つまりあなたが知らない会社のことを知っている「先輩」という意識、具体的には尊敬と信頼を置くことが重要なのです。

これは言葉遣いだけのこと(例えばさん付けで呼ぶとか)だけでなく、発言や行動の発想原点に「上から目線」がない、とうことが重要です。どんなに丁寧な発言だったとしても、「上から」の発想原点で発したものはバレるものですから。

2.前の会社のやり方を正当化しないこと

転職の場合、会社の格式を落とすケースが多々あります。その場合、新しい会社のシステムややり方が酷く拙く未熟なものに見えてしまうことが多いと思います。

その場合、あなたの知っている「やり方」が「正当」なものだとしても、頭ごなしに新しい会社のものを「否定」することはいけません。

新しい会社の環境や立場を理解しながら、そして同僚の理解を得ながら改善したり意見をしたりする手順をきちんと踏むことです。そうしないとあなた自身が「よそ者」の烙印を押されてしまうでしょう。

3.自分勝手なスケジュールを組まないこと

転職の場合は、最初から自分のやり方で仕事の段取りを組むことを許されるケースも多いでしょう。だとしても上司や同僚との協調性のないスケジューリングばかりしているようではいけません。単独の行動やあなた優先の予定が多くなると、あなたが「自己中心的」と周りが認識するリスクが生じるのです。

これは時間外の付き合いをしろ、という意味ではなく、会議や訪問といった業務時間内のスケジューリングでの調和という意味です。時間外の付き合いに関しては全てに応じる必要はないですが、転職したばかりの誘いにはできる限り応じた方がベターなのは言うまでもありません。

4.特定のヒトとベッタリしないこと

ヘッドハンティング等で転職した場合、得てしてこういったケースが発生し易く、結果としてあなたが嫌われる要因になってしまうことがあります。特定のヒトと「べったり」になると、他の同僚があなたと接触しようと思う意識が薄れます。結果あなたの人間関係は狭いままになってしまうのです。

また会社の中で微妙な立ち位置/評判のヒトとべったりとなる場合、あなた自身に「悪い評判」つく危険も潜んでいるのです。知っているヒトだから一緒にいるのが「楽」という理由で「べったり」になるのでしょう。未知な世界において「知り合い」という存在は大きな助けになりますからね。それでも新しい交友関係を作ることが必要でなのです。

当然ながら入社に尽力を尽くしてくれた方には、礼節をもって対応していくことが必要です。そして仮にそのヒトが嫌われていることを知ったとしても、あからさまに態度を変えるは良くありません。そのヒトとの関係は維持しつつ、積極的に他の交友関係を社内で築くことが重要でしょう。

今回ご紹介したのは一例にすぎません。基本的には「謙虚」かつ「仲間になりたい」という意識を同僚たちに見せる言動が嫌われないためのポイントになるのです。

もちろん「独りが好き」ってヒトもいるかもしれませんが、会社での仕事というのは独りでできるほど甘くはありません。そして交友関係を築けるかどうかもあなたの能力として問われているのですから。