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ゆとり世代が仕事ができるようになるにはどんな教え方をすればいい?

世の中で、「ゆとり世代」という言葉が普通に出回って使われています。あなたの周りにはそう呼ばれる人はいますか?また、あなたは「ゆとり世代」の人ではないですか?ゆとり世代というのはどのようなタイプの人なんでしょう?

今後、上司や先輩として、ゆとり世代を教育していくにあたって、まずはゆとり世代を認識しておいた方がいいようですね!

「ゆとり世代」とは?

どうやらいろいろな説があるようです。1987年度生まれの人から1995年度生まれの、年齢で言うと18歳から26歳くらいの人がゆとり世代の対象だとも言われています。

しかし、実は、ゆとり世代と言われている年代は意外にも、9、10歳くらいの人から48、49歳くらいの人まで…とかなり幅が広いようです。そうなってくると、自分も入っているんだ…と改めて思いますが…世に出ている社会人のほとんどがゆとり世代…だということにもなりますよね。

世の中の認識としては、前の説の、今から社会人になる人から、社会に出て数年という年代になります。

「ゆとり世代」のマイナスイメージ

イメージとしては、ゆとり…という言葉からもあるように、まったりとした感じを思わせます。もちろん人によってそれは様々でしょう。しかし、実際、このような人は多いです。

  • 言われたことだけしかしない
  • 仕事をするには、言われたことをするのはもちろんの事。言われた事のプラスアルファをするのが当然なのです。しかし、その一歩先を考えながら仕事をする…という能力が欠けてしまっているようです。のんびりとした生活を送ってきたということから、競争心があまりなく育ってきてしまっているからなのでしょうか。

  • 間違っても緊迫感がない
  • 競争心がないという事からなのでしょうか。緊迫感は多少薄いような気がします。ですから、もし何か仕事上で、間違ってしまったとしても、事の重大性にはあまり気付きません。「すみません」と言っていても、その間違ってしまった反省や原因追究という事には至らないのです。

    先ほどの話ではないですが、反省しろとか、原因を突き詰めてとか、いちいち言わないとそうする事にも気づかないでしょう。そう、決して、悪意はないのです。ただ気付かないだけなのです。

「ゆとり世代」のプラスイメージとは?

何事、批判されがちなゆとり世代ですが、悪い事ばかりではありません。ギスギスしない環境で、自分の個性を活かす…という考えの中で育ってきたという事もあり、自分の興味のある事にはものすごい集中力を持てる…といった傾向にあるようです。

得意な事、少しでも興味のある事であれば、そこを突き詰めるタイプの人が多いようです。プラスな面を大きく伸ばしていける職種がいいのではないでしょうか?

そんなゆとり世代を育てるには…

今後、ゆとり世代の人々を育てていく立場の人は、多少の労力は払うのは、いたしかたありません。ある程度、そういうタイプの人間なんだという事を認識したうえで接し、育てていくべきでしょう。根気強くという事でしょうね。習慣性が身につけば、きっと変わるはずですから。

育てる側がナアナアになってしまうと、育てられる側もそれでいいと思ってしまうのです。人は、どんなに性格がのんびりしていたとしても、バタバタしている毎日の流れにのせられたら変わるものです。そして、ちょっとゆっくりしている面はあるでしょうけど、だからといって、仕事をしないわけでもないですし、一生懸命頑張る子は頑張るし、真面目な子は真面目に仕事をこなすのです。

性格自体を直すというのは無理でしょうが、性格を直すという事がテーマなわけではありません。もし、まったりとした意識で働いているのであれば、仕事に対する意識が変化してくれればいいのです。きっと仕事についていかなくては…と考えてくれるはずです!

人材を育てる…という事は決して簡単な事ではありません。しかし、人を育てるという立場という人は、様々なタイプの人間を見極め仕事を与え、会社に利益を生むことを考えなくてはならないでしょう。そのためにも、これからの人材育成には育成する側の技術の向上も必要になるでしょう。

結局、ゆとり世代であろうが、なかろうが、社会に出て働いている全ての人々には成長が必要になってくるわけですね!