履歴書の写真をあなどるなかれ!髪型、表情、服装の注意点とは
応募書類はとにかく文章の中身が重要だと思っていませんか? 多くの人が忘れがちで、しかし実際はかなり応募書類の印象を左右するのが写真です。
実際、採用担当経験者に訊いたところ、写真を見て容姿ではなく雰囲気や印象を見て面接で会ってみたいかどうかの判断材料のひとつにしているそう。より内定に近づけるための写真の撮り方について考えてみませんか?
写真はどこで撮るのがベスト?
写真が採用の際に重要視されるならば、スピード写真で済ませるのではなく、写真館や撮影スタジオでプロに撮ってもらうのも、ひとつの就活対策といえるかも知れません。
カメラマンに撮ってもらう利点は、姿勢のゆがみや顔の角度を的確に教えてくれること。そして、光量を調節して表情や肌が明るくなるように演出してくれます。中にはヘアメイクアップアーティストが常駐しているという撮影スタジオもあります。
撮影前に注意したい点
履歴書の写真は口を一文字にしたかしこまった表情であるべきだと思っている人も多くいますが、そんなことはありません。硬い表情だと暗い印象になることもあり、あなたの魅力が伝わりにくくなることも。
口は閉じてやや口角を上げたくらいの笑顔の方が、明るく人当たりが良い印象になります。表情の他にも髪型や服装をもう一度確認して、準備万端で撮影当日を迎えましょう。
- 服装は適切か・・・スーツが基本です。特に営業職の人はスーツ姿が必須と心得ましょう。仮にスーツでない場合も丸首やセーター、タートルネックなどは避け、襟のあるシャツを着るようにしましょう。
- 髪は乱れていないか・・・背景が無地一色なので、少し乱れているだけで結構目立ってしまいます。ヘアブラシやスタイリング剤を持参して、撮影直前に鏡で最終チェックしましょう。
- メイクが派手ではないか・・・特にカラー写真の場合、実際の色よりも鮮やかに写ることがあります。アイカラーやチークなどの色の選択、濃さに注意が必要です。
- メガネは真っすぐになっているか・・・メガネが曲がっていると印象が台なしに。撮影前に鏡でチェックしておきましょう。
- 口角は上がっているか・・・前述したように、口角を少し上げてほほ笑むくらいが好印象。頬をリラックスさせてにこやかな表情に挑戦してみましょう。
写真を扱うときの注意点
せっかく良い写真が撮れたとしても、下記の点がおろそかになっては台無しです。実際に履歴書に貼る前に最終チェックしておきましょう。
- 3ヵ月以内に撮影した写真を使う
- スナップ写真を切り抜いて貼るのはNG
- 裏面に氏名をフルネームで書いておく(はがれ落ちたときの対策として)
- セロハンテープではなく糊でしっかりと貼る
- パソコンで履歴書を作成する際、写真部分に画像データを貼り付けるのはOKですが、できれば人物が立体的に感じられる厚みのある現物の写真を貼る方が無難です