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うざい上司、どうやって付き合っていく?かしこい対処法

社会に出て会社に勤めている以上、辞めるまで関わるのが「人間関係」です。会社というのは色んな人が集まって仕事をしています。特に直属の上司次第で貴方の評価やボーナスが決まると言ってもいいでしょう。

ところが、必ず「貴方に合った」上司とは限りません。上司を知ってうまく仕事を行ってこそ「社会人」なのです。ここでは一番多いであろう、40歳代の上司との付き合い方をご紹介します。

上司は『新人類』と呼ばれた?

若手の社員を「ゆとり世代」と言っている様に、上司が若手の頃は「新人類」なんて言われていました。子供の頃は経済成長期でインベーダーゲームやアニメを見て育っています。また、小さい頃より受験戦争と言われる競争社会に身を置いていました。

テレビドラマは「トレンディドラマ」と呼ばれ、同世代の俳優や女優が広いお洒落な部屋に住み、高級車に乗っている。そんな暮らしを夢見ていました。成人する頃は平成バブルと言われた好景気の頃で、「何を考えているか判らない若者」といった意味で「新人類」と言われていました。

上司は熱血教育を受けていた?

上司が入社した頃、どの企業でも研修がありました。その研修が「熱血研修」で、大きな声で訓示を読んだり、朝礼を行ったりして社会人として教育されています。当時のテレビドラマでの職場風景で上司が「お前なんて辞めてしまえ!」なんてセリフはどの職場でも当たり前だったのです。

上司の冬の時代

上司にも厳しい冬の時代がありました。平成バブル言われた好景気が平成3年にはじけ、一気に日本の景気は不景気へと突き進みます。給料カット、ボーナスカット、人員削減の不安の中新人類上司は生き残ってきたのです。ある意味一番図太い世代かも知れません。

上司も悩んでいる

上司が若手の頃は、まだ世の中はのんびりと進んでいました。例えば稟議書や決裁書は電子化されていなく紙を持って上司のハンコをもらい回っていた時代です。

コンピューターやインターネットが発達している現代、まるで走りながら他の事を進めるといったスピード時代です。それは会社の運営も同じで、上層部と部下の狭間にいる上司は物事の進め方や人間関係に悩んでいるかも知れません。

今は昔の様に「辞めてしまえ!」とか「バカ!」「アホ!」なんて言うとたちまちパワハラで問題になってしまいます。そう言われて育ってきた上司ですから。今の時代に合うリーダー像を探し求めているはずです。

上司との付き合い方

ご覧頂いた通り、貴方の上司も若い時から色んな試練と努力をしていました。貴方の上司も貴方と同じ思いをした事は何度もあったでしょう。今も悩んでいるかもしれません。

けれど、今貴方の上司としている現実を受け止めなければいけません。他人は自分とは違います。仕事の価値観も貴方と上司は違うかも知れません。そのギャップを埋める事が大切なのです。

嫌な上司だ、やってられないと言う前に上司のいい所を探してみませんか?そして、「新人類」と言われた頃の話をちょっと聞いてみてください。「新人類」の上司はうまく世の中を立ち回った世代です。貴方が心を開けば、貴方ともうまく立ち回れる才能を持っているはずですよ。

いづれ貴方にも部下を育てる時がきます。その時、貴方の今思っている事が貴方の貴重な経験として活かされるはずです。