禁煙で仕事の効率アップ?元ヘビースモーカーが教える楽チン禁煙法
スモーカーが肩身の狭い世の中になってきました。公共施設はもちろん、街中でも喫煙エリアがどんどん減っています。当然仕事をする社内も禁煙。「でもたばこがあると集中できる」「たばこがあるからいい仕事ができるんだ!」そんな理由でたばこを吸っていませんか?
筆者は1日40本吸っていたヘビースモーカーでした。そんな筆者がある日突然たばこが必要なくなり苦しまず禁煙できました。
禁煙するとたばこの在庫を気にしたり、吸う場所を探すストレスがなくなりました。もちろん金銭的なストレスも。そして集中力が上がり、時間も余裕ができました。
禁煙は難しくありません。苦痛もありません。精神力も必要ありません。仕事の効率は間違いなく上がります。
たばこを吸う理由はない
人間誰もが最初からたばこを吸っている訳ではありません。ちょっとした興味で誰かからもらって吸ってみた事がはじまりのはずです。以来たばこに依存する様になったはずです。
たばこにはニコチンというアメリカなどでは麻薬と指定されている物質が含まれています。ニコチンを摂取すると40分~60かけて体内から無くなり、再度摂取したいと思う様になるのです「吸いたい」と思うのは脳が指示するのです。
食後のたばこが美味しいと思うのは、食事中はたばこを吸わないので体内にニコチンが薄まるから当然です。たばこは吸っている、というより吸わされているのです。
たばこを辞める理由
家族や他人から禁煙を言われても辞めないのがスモーカー。筆者がそうでした。「たばこを辞めるくらいなら早死にしてもいい」とまで思っていました。
たばこを辞めるには「理由」が必要です。その理由も「健康の為」とか「節約の為」という理由では辞める事はできません。自分がまた犠牲になればいい。なんて理由を付けてまたたばこを吸い始めるのがオチです。
筆者の場合は他人に迷惑をかけたくなかった事が理由でした。たばこに含まれる「副流煙」は、フィルターを通してニコチンを摂取する煙より沢山の有害物質を含んでいます。家族にその煙を吸わせる事に責任を感じたのです。
たばこを辞めるメリット
たばこを辞めると食事が格段に美味しく感じます。1日20本吸っている人が吸わなくなると約100分時間が浮きます。
もちろん金銭的にも1年で約15万、10年で150万浮く事になり、家族と贅沢な旅行や食事をしたりできます。そして・・・1本で14.4秒奪われていた寿命も取り戻せるのです。
ニコチンはたった3日で体内から完全になくなる
実はニコチンの依存度は麻薬の中でも軽く、3日あれば体内からなくなってしまいます。ニコチンが欲しいと思うのは「脳」なので10日くらいは吸いたい気持ちが生まれます。
吸いたいと思う時間はほんの数分。そう思った時は、散歩をするとか普段たばこを吸っていないシーンの事をやりましょう。10日経てばその回数はどんどん減っていきます。1ヶ月もするとそう思う事もなくなってきます。
そして・・・2度とたばこに火をつけない。禁煙後はこの記事を毎日読める様にしましょう。
たばこを辞めるには何の苦痛、後遺症もありません。もともとニコチンは人間の体内に必要な物質ではないのです。禁煙を始めると時折眠気を感じます。その時「あ~自分の身体がどんどん元通りになっていくなぁ~」そう思いましょう。その眠気も次第になくなります。
食後のたばこ、一仕事終わった時のたばこ、考え事をしていた時のたばこ、それらは貴方自身で吸っていた訳ではなく、ニコチンがあなたの脳に指令していたのです。ニコチンに身体を乗っ取られているのと同じです。
この記事を読んで「たばこが嫌い」になったら最後の1本を吸ってください。ゆっくりと味わって・・・そして、たばこに奪われていた時間を有効活用してください。