• RSS

就活の書類にはメガネとコンタクトのどちらの証明写真が有利でしょう

機能を重視するメガネとファッション性を重視するメガネ

海外ではイラストで日本人をデフォルメすると、代名詞のようにメガネをかけた人が描かれます。実際に学校ではクラスの半数以上が眼鏡使用者となっているようですが、現在ではコンタクトレンズを使用している人が多くなっているため、メガネオンリーで過ごしている人は少なくなっているかもしれません。

コンタクトが増えてきているとはいえ、常備しているメガネの機能性については十分にご存知だと思います。メガネは視力に対するウィークポイントをカバーしてくれる反面で、レンズの曇りや日焼けまたは女性の化粧ムラの原因となるため、時として不便な印象を持っている方が多いのではないでしょうか。

またファッション的にみると、メガネをかけていること自体が敬遠されていた時期もありましたが、現在ではファンション性の高いフレームが出回り、裸眼で支障のない方でも度の入ってないメガネを使用している人がいるほどメジャーなアクセサリーとなりました。

今ではメガネがファッションツールとして、ネクタイや腕時計と同じように考えられているのです。

証明写真の撮影はメガネとコンタクトのどちらを選びますか

コンタクトレンズを使用している方は体調や天候によってメガネと併用している方の場合があると思います。では、メガネとコンタクトのどちらを着用したものが面接の写真撮影に使用するといいのでしょうか?

証明写真では、コンタクトレンズの良さは目元がハッキリとして良い印象を与えることができます。また顔の輪郭がスッキリするためアクティブな印象を与えることもできるでしょう。

使用条件を選ぶことが少なく、雨の日のレンズの汚れや外気との温度差による曇りなども気にすることなく、行動に制限が無くなるため利用しやすく、しかもファション的には地顔を見せることができ、顔を覚えてもらえる可能性が高くなります。

反面、花粉が飛散している時やホコリが舞っている時期には、コンタクトと眼球の間に異物が入って炎症を起こすことがあるために、その時期だけはメガネで対応しなければいけない人もいます。

履歴書に添付する写真は、面接の時と同じスタイルで写したものを使用した方が好ましいでしょう。書類選考に残った場合に、書類に添付した写真と面接の顔が一致することが大切ですから、別人のように見えることの無いようにしましょう。

ポイントは写真と実物が同じことが第一の条件となります。

履歴書に添付する証明写真はコンタクトが有利

次に提出した書類の特性を考えましょう。証明写真を添付するのは履歴書ですから、就活先では担当者だけが見るわけではなく、多く担当者や責任者のもとを回覧することになります。

この時に原簿が回覧されることは少なく、応募者を男女や職種などに分け、コピーしてまとめられたファイルが各担当者のもとに回覧されることが多いようです。回覧されるファイルは内容が分ればよいので、白黒コピーをしたもの使うのが一般的ですから、実際の写真は白黒写真として見ることになります。

白黒写真の特徴はコントラストが強調される半面で、影や赤色などの濃い色の部分は黒く写ることです。またメガネのレンズの場合には、透過が低ければ眼力の無い無気力な写真に見え、コントラストが強調されているとサングラスをかけた就活に相応しくない人相に見えてしまいます。

ですから、メガネとコンタクトを併用しているのであれば、コンタクトを着用した写真撮影にした方が書類選考では有利な場合が多いといえます。また企業においては視力の低さがハンディキャップとなる職種をもっている部署もありますので、ことさらアピール必要が無ければコンタクトで対応するといいでしょう。

コンタクトを着用した写真を使用するときの注意点

ただし本州では2月からゴールデンウィークまでは大量の花粉が飛散している時期です。就活では一発合格の人もいるかもしれませんが、多くの就活生は暑い時期から寒くなる年末まで、もしくは冷え込む越年までの長丁場となりますので、 体調を考慮してあえてメガネ姿でチャレンジするのも良いかもしれません。