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それ、本当にやりたい仕事?仕事のモチベーションが上がらない理由

ある人は、仕事のモチベーションが上がらず行きの電車に乗ることも嫌な人。別の人は、1日中仕事をしても疲れず、もっとやりたいと思っている人。どちらの人になりたいですか?すでに仕事をしている人は、このどちらかに分かれていることでしょう。

ここまで偏っていなくても、その間ぐらいにいるかもしれません。仕事はやりたいんだけども道のりが嫌だ、仕事はあまりやりたくないけど、人間関係が良いから安心して仕事が出来る。そういう人もいるでしょう。

では、なぜモチベーションが上がらないのでしょうか?そして、なぜモチベーションを上げないと仕事が出来ないのでしょうか?

モチベーションと仕事の関係

仕事に限らず、やりたいことやりたくないことは人それぞれあります。そして、純粋にやりたいことは勝手に体が動いてしまうぐらい気持ちが体を突き動かしますし、やりたくないことはどれだけ頑張ろうとしても、限界が来てしまいます。

やりたいことは1日中続けることが出来ても、やりたくないことを1日中続けることは難しいでしょう。それこそ、よほどモチベーションになる何らかの動機がないと続きません。なので、仕事を決める時に、やりたい仕事かやりたくない仕事かを見極めることは、大切なポイントです。

ですが、不況にもなれば職に就けるだけいいと考える人も増え、どれだけ苦しくても歯を食いしばって毎日仕事を頑張る人もいます。ちょっと前ならお金は汗水流して働くことが美徳とされていました。もちろんそういう生き方もあるでしょう。

ただ、モチベーションの面から考えれば、やりたい仕事をやることが心と体の健康に繋がることが分かります。毎回モチベーションを高めないといけないということは、それだけ無理をしていることにもなります。

無理をしない=リラックスしている

「無理をして仕事をしてもいいじゃないか!」という声も聞こえてきそうですが、無理をしている時、自分はリラックスしているでしょうか?リラックスしている時が自分のパフォーマンスを発揮しやすい状態です。

逆に無理して頑張っている時、緊張している時、不安を感じている時などはパフォーマンスを発揮しづらい状態といえます。なので、リラックスすることはパフォーマンスを発揮する上でも大切な状態といえます。

そのためには、無理のないこと、楽しいと思えること、リラックス出来る仕事を考えてみましょう。今無理して仕事をしているなら、もしリラックスしてやりたい仕事が出来るならどんな状態かをイメージしてみるといいでしょう。

リラックスして無理なく楽しいことをしている時、色々なアイディアが浮かんだり今まで以上のパフォーマンスを発揮した経験がある人もいるでしょう。無理している時は、中々そのことから離れられないため、他のことが考えられないし、力が入っている状態です。

ただ、力が入っている時は気が抜けやすく、逆に力が抜けてリラックスしている時は気が入りやすいようです。体の力を意識して入れるより、気持ちが入っていたほうが良い動きや考えが出来るでしょう。

モチベーションを上げる必要はあるのか?

モチベーションを高める方法などが書かれてある自己啓発書を見かけますが、それはエネルギー切れを起こすことには使える方法です。ただ、そもそもエネルギー切れを起こすことをやること、やらないことを選ぶことも出来るでしょう。

もちろん、どれだけやりたいことでも体力などの限界があるので、10日も寝ないでやりたいことをやり続けるのは体がキツくなってくるでしょう。ですが、やりたくないことはそれを考えるだけでエネルギーが吸い取られるような感じになることはありませんか?

「休みの日ぐらい仕事のことは考えたくない」という人もいるでしょうが、ちょっと考えるだけでもエネルギーが吸い取られるようなことには、エネルギー充電のためにモチベーションを高めることも大切でしょう。

ですが、好きなことは考えるほどエネルギーが充電される感覚になります。それを見つけて1日5分でもやってみると、だんだんとワクワクする気持ちが出てきます。そして、それを仕事にする方法を考え、お金をもらえるようになれば、モチベーションのいらない仕事も夢ではありません。