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「私はこれで就活説明会に失敗しました」失敗をさける5つの注意

ホームページから簡単に予約できたり、「私服可」となっていることから、なんとなくラフな印象を抱いてしまう就活説明会。しかし、企業説明会とは、社員が貴重な時間を割いて、実施する大変重要なイベント。ホームページや求人情報では、得られない深く突っ込んだ説明が行われるなど、就活生にとって、とても貴重な経験となるでしょう。

ただ、その説明会を安易に考えるあまり、不本意な行動によって後の就活に悪影響を及ぼすこともあります。就活における企業説明会での失敗をさけ、今後の就活の後悔を回避するためにも、下記の注意点を改めて確認するようにしてください。

注意点その1・会場の確認をする

散々調べ上げた企業だからといって、会場の確認を怠るのは大変危険です。うろ覚えや思い込みだけで当日を迎えしまった場合、実は、合説は別の会場だったというケースは非常に多い失敗です。

社員が残業をしながら、前々から準備を進めてきた企業説明会なのに、簡単にキャンセルしたり、遅刻するような就活生への印象は当然最悪です。運営側の立場になって行動したら、そんなミスは絶対に起こさないはずです。もう一度説明会の会場等を含め案内状を確認するようにしましょう。

注意点その2・選考は説明会から

気軽に参加できる就活における説明会ですが、選考はすでに説明会の瞬間からはじまっていると認識しましょう。受付では、氏名が書かれた札が渡されることもありますし、氏名や学校名を確認されます。各企業の担当者は、どこであなたをチェックしているか分かりません。気持のよい挨拶から始まり、社会人としての最低限のマナーを守った行動をとるように注意してください。

また「私服可」と指示されている場合でも、リクルートスーツで参加するのがベスト。監視されていると萎縮するのではなく、本番差ながらの適度な緊張感と凛とした姿勢で参加するようにしましょう。

注意点その3・情報を再度確認する

説明会は、企業側からの一方的な説明だけでなく、就活生も気軽に質問ができます。少しでも自分をアピールしたいがあまりに、残念な質問をする就活生も多いようですから注意をしましょう。例えば、「企業理念は?」「社員は何名ですか?」など。 ホームページ等ですでに情報が開示されているような内容についての質問に答えるほど、程度の低い説明会ではありませんというのが、企業側の考え。

そのような質問をして、自分の評価を自ら落とさないためにも、参加前日までに最低限の情報を得るようにしましょう。その他にも、就活の説明会といっても、各企業によっては面接と筆記試験を実施するところもあります。会場でその事実をはじめて知って、あたふたしないためにも、必ずホームページ等をチェックするようにしてください。

注意点4・私語、姿勢に気をつける

社会人の卵としての認識がまだまだ甘く、始終隣の人とおしゃべりをしたり、携帯電話でSNSをしている人の姿も。さらには、イスから滑り落ちそうな姿勢で眠りこけている人や、資料に落書きをしている人など、様々な就活生を目にしますが、 その行動はすべてチェックされていますので、注意しましょう。壇上で説明をしている社員以外のスタッフ、各企業の関係者や全員、就活生の背後の位置に待機しています。

つまり、陰に隠れてこっそりと・・・なんて思っているつもりかもしれませんが、その様子は全部見えています。見られているから注意するのではなく、自らエントリーしたという責任を持ち、一つの言葉も聞き逃さないつもりで参加しましょう。

以上のことは、できて当たり前の事のはずなのに、毎年失敗する就活生は必ず存在します。くだらない失敗で、これまでの就活の努力を無駄にしないよう改めて注意点を確認してください。