• RSS

口下手でも安心!就活グループディスカッション突破の対策とコツ

今や多くの企業が実施している面接手法のグループディスカッション。苦手だからといっても、大手を狙うのあれば、避けては通れない難所。一般的な面接とは異なり、得意不得意がはっきりと現われる面接手法なだけに、事前対策は必要不可欠です。

特に口下手で、他の就活生と混ざると緊張で一言も話せないかもしれない・・・と頭を悩ませている人は、就活グループディスカッションの対策とコツをおさえておくといいでしょう。

対策とコツ1・「待ち時間で自己紹介する」

グループディスカッションが苦手な人に共通する特徴が、いわゆる「緊張し~」。緊張で体がガチガチになることで、本来の自分を存分に発揮できないといった失敗が起るのです。ならば、本番が始まる前にその緊張を少しでも解せるよう努力しましょう。

簡単な方法としては、待ち時間に周囲にいる人にできるだけ声をかけて下さい。本番で初めて口を開くよりも、先に自己紹介などをきっかけに声を発することで、案外緊張はほぐれるものです。「ボク、今ものすごく緊張しています」とカミングアウトするだけでもリラックス効果は得られるでしょう。

対策とコツ2・「井戸端会議のおばちゃん化する」

駐車場やごみ置き場などで輪になって長時間世間話に花を咲かせている井戸端会議、あれはグループディスカッションそのもの。4,5人のグループの中でもやけに話の進行を仕切っているおばちゃんっていますよね。

自分の主張をサラッと言ったと思ったら、他の参加者の意見をもナチュラルに聞きだし、会話を振り分けるテクニック。そして常に笑いと頷きが混じった、完成度の高い総括、そのような会話が延々1時間以上も続く。

そんな井戸端会議のおばちゃんの秘密は、興味の薄いテーマや全く分からないテーマであっても、とにかく「楽しい」を前提で会話しているということ。グループディスカッションも同じで、どんなに難しいテーマが与えられても、まずはプラス思考で挑んでみる気持ちが重要だということです。

対策とコツ3・「うなずきの達人になろう」

グループディスカッションでは、自分の主張ばかりではなく、相手の意見にも耳を傾ける姿勢も重要なポイントとなります。ただ、ほとんどの学生が、驚くほど、うなずきができていないという事実。

耳を傾け頷くとは、本当に耳だけを傾けるという高度なテクニックではなく、発言している方に対し、軽く身体の向きを変え、相手の目を見て、首を縦に振る、それが本来の頷きのはず。

また、始終頷いているだけでなく、時には、自分の意見をプラスした発言を加えるといいでしょう。タイミングの良い合いの手や、うなずきができる人との会話は、この上なく楽しいと感じられるとか。

対策とコツ4・「タイムキーパーをする」

若干せこい手段かもしれませんが、もっともリスクが低く、かつ気軽に表現しやすい立ち位置がタイムキーパーです。正確に時間をはかり、それを知らせるだけで、なんとなく、グループディスカッションへの貢献度も高くなり、評価ポイントとなる対人能力と個人能力の両方を表現できます。

また会議を時間通りに終了へ導いたのは、タイムキーパーの裁量だと高い評価も受けられます。