仕事ができない人に、どう対応すべき？できない同僚や上司との接し方
仕事ができない人、というはどこに行っても一定数存在します。それが部下や単なる後輩なら、まだ我慢できるというものですが、チーム内の同僚や上司だと、迷惑極まりないでしょう。
いや、迷惑どころか巻き添えをくらうのは日常茶飯事、精神衛生上も悪い事この上ないという大惨事です。このできない上司や同僚に対して、どのように接すればいいでしょうか。
仕事のできない上司に当たってしまった
尊敬できる上司がどこにでもいるとは限りません。いやそれどころか、尊敬するところが1つも見つけられないような上司についてしまうことだって少なくありません。仕事ができない上司には、いくつかパターンがあります。
仕事はできないけれど、人格的には優れている上司、仕事ができないのにあれこれ口出ししてくる無責任な上司、無駄に厳しく、威圧的な言動をする上司などです。当然ながら、仕事ができなくても人格的に優れている上司は一番マシです。
むしろ上司に期待する役目の1つは、働く環境を良くしてくれることなので、それが仕事と言っても良いでしょう。
仕事ができない、と見下すのではなく、自分や同僚とは全く違う仕事があるのだと納得し、上司の仕事は自分が片付けるもの、くらいに思っておけば良いと思います。
次に、仕事ができないくせにあれこれうるさい上司。結構厄介だと思います。なにかと反対したり、催促したりするくせに、自分に頼まれた仕事はやらなかったり、忘れたりしている。
このような上司に、毎回イライラしていても良い事なんてないので、何も期待せず割り切った方が楽でしょう。
またこのタイプには気に入られれば便利なので、「この部下に任せておけば全部大丈夫」くらいの信頼を得る為に、多少持ち上げなどをしてもいいかもしれません。
次に、無駄に威圧的で厳しい上司。嫌な上司ナンバーワンかもしれません。この手のタイプで厄介なのは、このような上司は見せ方だけは上手いので、その上の上司などに評価されている点です。
このような人は少しのミスでも煩く突っ込んでくるので、隙を見せないことが大事です。
また、口が悪い人が多いので、言われるとイラっとしますが、言っている事が正しい場合もあるので、自分に落ち度がある場合は冷静になって直す事も必要です。
嫌な上司に当たる確立は割と高いと思います。しかし、この上司の下じゃ働けない、と言って辞める人は、どこへ行っても同じ理由で辞めてしまいます。
おそらく、その人の中に理想の上司像があって、理想と比べてしまうのではないでしょうか。
しかし逆に、この人の部下だからやってこれた、と思う上司がいる人は、どこへ行ってもやっていけるでしょう。それは上司の要因はもちろんあるかもしれないが、その人の捉え方や姿勢にも関連するからです。
仕事のできない同僚と、チームになってしまった
仕事のできない同僚は、できない上司よりも非常に厄介です。上司なら、いくら仕事ができなくても、大体が自分と仕事が違います。
自分の評価は上司の評価になるかもしれませんが、上司の評価は自分の評価に影響しません。
しかし、同僚は同じ仕事をしている。つまり、同僚が足を引っ張れば、自分の評価まで下がることになりかねません。
あるいは、チームで仕事をしているなら、そのできない同僚の仕事を他の人達で負担することになります。
残業が増えるかもしれないし、できない人にイライラして精神衛生上も宜しくありません。
しかし、できない人だからといってチームから外すことは普通できないとすれば、どうにかその人でもできる仕事を振るなどの仕事分担をするしかありません。
イライラする事は多いだろうし、仕事量の差が歴然なのにチームだから同じ評価、などということに我慢ならない時もあります。
それでも、そのチームがずっと続くわけではありません。仕事ができる人できない人というのは、必ず周囲の人にも分かるものです。
一時期のことと割り切って、できるだけ平静を保つように心掛けたいです。
できない人は、どこにでもいる。だが自分の印象を落とさないように気をつけよ
できない上司、同僚にイライラすることは多々あるだろうし、時には我慢できないこともあるでしょう。
しかし、感情的になってそれを態度に出してしまえば、損をするのは自分だということを覚えておいた方が良いです。
それを見ている人がいた場合、周囲からの印象が悪くなるのは、仕事ができない上司や同僚ではなく、人に威圧的に接したり露骨に嫌な顔をする自分です。
結局、雇われて仕事をする以上、一緒に仕事をする人を選ぶ事はできません。
とすれば、割り切って仕事をする以外に方法はないと言う事に気付きます。タイプはあれど、人によって上手い接し方というのは必ずあるので、上手くやっている人を見習って、当たり障りなく過ごして次の上司や同僚を待ちたいものです。
