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バリバリ活躍する営業マンに!部下を育成するポイントはこれ!

営業の現場は会社の最前線。営業の現場が元気であれば会社の業績は伸び続けます。しかし、元気がなければ当然業績は右肩下がりに・・・そんな営業の現場を預かる管理職は常に現場のムードを高める必要があります。

営業マン全員が燃える様な意欲を持って日々営業して業績を上げていく。そんな部署に仕上げるのは管理者としての貴方の仕事なのです。

筆者は10年ほど前、赤字会社に営業責任者として赴任した事があります。赴任した先は30名程の浮かない顔をした営業マンがいました。元気がなく、職場そのものが暗く感じました。筆者の赴任する前の管理職がそういうムードにしていたのです。

筆者はこの営業部署を半年で活き活きと活発な部署に変貌させました。それはそんなに難しい事ではなく、誰にでもできる事だったのです。

会議は短く少なく

管理職の中には「営業会議」が大好きな人がいる様です。案件の進捗と実績の報告会の様な・・・週に何度も営業会議が好きな管理職の営業部署は業績が不調な場合が多いのです。

なぜならば、上位職に報告する際に業績が悪い理由を探すから。そして業績の悪い営業マンを糾弾したりしていると更にムードが悪くなり退職者が増えだします。

営業会議とは本来一線で顧客の意見を聞いている営業マンから商品やサービスの改善点や意見をディスカッションする場所なのです。そうして売れる商品やサービスに役立ちます。

営業マンも自分の意見が通ると意欲が増すものです。営業会議は極力少ない回数更に短い時間で行うべきです。営業会議に費やしている時間を顧客への対応に時間を使う方がよっぽど効率的です。

管理職が一番動くべき

ドラマなどでは机にドカッ!と座った偉そうな管理職が登場しますね。現実にはそんな管理職がいる営業部署の業績はよくありません。管理職こそが現場に赴き、一番動くべきなのです。

部下と一緒に同行営業する事で、部下の不安や物件の進捗も理解できる事でしょう。更には管理職が同行する事で顧客や取引先の印象がよくなり業績アップに貢献できるのです。そんな上司の姿を見ている営業マンは、「上司があれほど頑張っているんだ。オレももっと頑張ろう!」そんな気持ちになるのです。

毎日朝礼(朝会)をやるべき

営業部署にとって朝は重要です。必ず毎日朝礼(朝会)をやるべきです。ほんの数十分でOK!各営業マンの行動予定や受注状況を把握して一日をスタートしましょう。営業マンも一日の行動管理がしやすくなります。

そして、いい報告があった時は、本人が恥ずかしくなるくらいに褒めましょう。逆に悪い報告があった時は本人が一番辛いのです。一緒になって対応しましょう。クレームなどは早期に対応できるのが朝礼(朝会)のよさです。

以上3つの事を日々続けるだけで、営業の職場は活性化します。筆者が赴任した営業部署では、最初は営業マンが戸惑っていましたが、自然に慣れて表情が活き活きしていきました。

積極的に営業マンと接する事で色んな発見がありましたし、何より筆者自身の熱意を営業マンに伝える事ができたのです。30名の売れない営業部署は1年後には70名の最強の営業集団となりました。

重要な事は管理職である貴方がいつも「元気」である事です。いつも笑顔で活き活きとしている貴方を見ると、営業マンは自然に元気になっていきます。

売れている営業部署は管理職が作り上げるのです。