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転職成功の鍵を握る「自己分析」。あなたのやり方で本当に大丈夫?

転職希望者の場合、「自己分析」に真剣に取り組む人が少ないようです。学生時代の新卒採用の就職活動以来やっていないという人も多いのでは?

 

本当に自分に合った職場を見つけるためには、まずは自分自身を客観的に見つめて、どの部分をアピールすれば良いのかを明確にすることがとても大切です。今回は転職活動の中で必ず活かすことができる「自己分析」の方法をご紹介します。

まずは自分がワクワクした原体験を思い出す

今の職場に何らかの不満があり、それを解消したいという理由で転職する場合、そもそも「自分がやりたい仕事」が何かが分からないという人が多いのが現実。そんなときは、やみくもに求人票に目を通すのではなく、自分が大切にしている価値観や将来の方向性について自問してみることが大切です。

まず手始めに、これまでのキャリアを振り返ることから始めてみましょう。「自分の仕事で成功したこと」「満足を感じた仕事内容は?」・・・、そうしたことを探っていくうちに仕事観や人生観が見えてくるでしょう。

「一人で成果を上げることよりも、チームで成果を上げて喜びを分かち合った経験が忘れられない」「顧客のトラブルを解決することに自分でも不思議なくらいヤル気が出た」など、より具体的な成功体験や満足度が高かった仕事を浮かび上がらせると、転職先を選ぶ指針になります。

これまでのキャリアを年表にしてみる

自分のキャリアが一目で分かるように年表をつくってみましょう。ただ単に仕事内容を整理するだけではなく、自分の適性を見極めることができように、新卒採用から順を追って以下の項目に分けて内容を書きだしてしましょう。

  • 年月、当時の年齢、仕事内容・・・いつ、何歳のとき、どんな仕事をしていましたか?
  • 成功・失敗の体験・・・それぞれ具体的なエピソードを書き出しておきましょう。
  • 得ることができた教訓・・・成功と失敗の体験からどんな教訓を得たか、そのことで生まれた自分の変化などを書きましょう。
  • 私生活の変化・・・結婚や出産などプライベートの人生の節目も書き入れておきましょう。
  • モチベーション・満足度の浮き沈み・・・その時々のモチベーションの変化や満足・不満足度の変化を曲線で示しておくと、やりがいを感じた仕事・業種が見えてくることがあります。

行き詰ったら第三者に訊いてみる

自分のキャリアを細かく振り返り、自問自答を繰り返しても先が見えなかったり煮詰まってしまったときは、家族や友人のチカラを借りましょう。「自分が輝いていたとき」「いきいきしていたとき」はどんなときかを訊いてみると突破口が見つかるかも知れません。

「○○するときは夢中になっていたね」「学生時代、○○という企画を成功させて楽しそうだったね」など、自分を知るヒントや忘れていた経験を思い出すかも知れませんよ。