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【新社会人マナー講座】これも大事な仕事のうち!飲み会・宴席編

新社会人の皆さん、ビジネスのお酒の席、うまく対応できる自信はありますか?

ちょっとドキっとしたあなた、今回は、そんなあなたにおススメの【新社会人マナー講座】の飲み会・宴席編です。いざという時に慌てないように、基本的な「お酒のマナー」を頭に入れておきましょう!

お酒が飲めるかどうかは関係なし!

お酒が飲めない体質の人にとっては、お酒の席はとくに苦痛に感じられるかもしれませんね。でも実は、会社での飲み会や宴席は「お酒を飲む場」というよりも「コミュニケーションのチャンス」。上司や先輩の職場では見られない一面を知ることができ、あなたのことも知ってもらう絶好の機会です。

そう、「お酒が飲めるかどうか」はあまり大切ではないんです。お酒を交えながらコミュニケーションを交わすことで、仕事がよりスムーズ行えるようになるメリットがあります。お酒の席は、積極的にコミュニケーションを交わして仕事に役立てる機会ととらえましょう。

席順に注意!

まず頭に入れておきたいのが、飲み会や宴席の席順。会社での来客応対のときと同じように、お酒の場でも席順が重要。基本的には、どのような場所であっても序列のいちばん高い人(年配だったり、お客様だったり)が奥に座り、出入り口にもっとも近い席が下座になることを覚えておきましょう。

下座についたら注文をとったり、箸や皿は足りているか、頼んだものは揃っているかなどを確認したりするなど、さりげなく全体の雰囲気に気を配りましょう。焼酎などお酒を作る係を率先して行うのも◎。

乾杯!というときに

いざ乾杯、というときに気をつけたいのがグラスを掲げる高さ。目上の人よりも高い位置に掲げるのは失礼に当たります。細かいことだけれど、相手が取引先のお客様である場合などはとくに注意して。

また、「乾杯!」のあとすぐにグラスに口をつけるのも避けたいもの。上司や先輩、お客様より先になってしまわないようにしましょう。

お酒の注ぎ方は?

お酌をすることも必要になってきますね。また、お酌をするときはコミュニケーションを交わす機会にもなるので、積極的に利用したいもの。お酌をする順番は、もちろん、序列の順です。

基本として、ここではビールの注ぎ方をご紹介しましょう。

①ビンのラベルが上に向いた状態で、右手でビンのまん中あたりを持ちます。

②左手を軽く添えて支えます。

③このとき、手の甲は上になるように!手のひらを上にするのは失礼になってしまいます。

とはいえ、その場の全員のグラスの空き具合に神経質になる必要もありません。誰かのグラスが空きそうだな、と気づいたときに注ぎに行く、くらいのスタンスでいたほうがよいことも。

注いでもらう時

自分がお酒を注いでもらうときにはどうでしょうか。やはり気をつけたいマナーがあるんです。

①グラスを片手に持ち、もう片方の手を底に添えます。

②注いでもらったら、「ありがとうございます。頂きます。」と言って、必ず1度は口をつけましょう。

グラスがまだ空いてないときに勧められることもあります。そのときは一旦すべて飲み干してから受けましょう。

上手な断り方

もうこれ以上は飲めない、という時にお酒を勧められることもあるでしょう。無理をしてまで飲む必要はありませんが、そういう時の断り方も大切。場をしらけさせないよう、明るく柔らかく断りましょう。

ポイントは、「もう充分いただきました」「せっかく勧めていただいているのに、すみません」という気持ちを示すこと。そして、あくまでも明るく断ること。

それでもどうしても断りきれないときには、一口だけ口をつけて、グラスを置くようにしましょう。嫌味のない断り方を工夫して身につけておくのもいいかもしれませんね。

次の日だって大切

お開きになって帰宅したらすべて終了というわけではありません。翌日の出社時には必ずお礼などを伝えることもマナーです。「昨日はありがとうございました」「楽しかったです」など、きちんと挨拶をすることを忘れずに。

お酒を交えるとどうしても気が緩んでしまいがち。つい気が大きくなってうっかり大失敗…なんてことにならないように、しっかりとマナーをチェックしておきましょう!