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職場で孤立してしまう新人が出来るコミュニケーション3つのコツ

人が沢山いて仲良しグループなどが出来ると、孤立してしまう人が出ることがあります。職場も例外ではなく、入ったばかりの新人が仕事や話についていけないなどで、中々溶け込むことが出来ないこともあります。

では、そういう時にどうすれば孤立せずに周りと溶け込めるのでしょうか?そのために出来るコミュニケーション3つのポイントがあります。

ポイント1.相手にもっと興味を持ってみる

人は興味のあることなら聞いてみたい、やってみたい好奇心が湧いてきます。それは、人との関係にもいえることで、話に接点はないけどその人のことをもっと知りたい、もっと話をしたいという気持ちがあれば、自然と体が動いてくるでしょう。

確かに普段から接点がない人とコミュニケーションすることが少ない人にすれば、他人にあれこれ興味を持つことが出来ないという人もいるでしょう。また、会ったばかりの人のプライベートをづけづけと聞くのは失礼だと思う人もいるでしょう。

そうした思いを持ちながらも、失礼にならず相手が話をしたくなるように話を聞けると、孤立することは少なくなると思います。 チラっと質問をして、相手がもっと話したいようなら、その話を深堀するといいでしょう。

仕事の話、学生時代の話、家庭の話、今欲しいものの話、好きなことの話、趣味の話。それらの話題は誰にでも共通していることで、聞くと1つや2つは話が出てきます。人は基本的に自分のことを話したり聞いてもらうのが好きなので、ちょっと話題を振ってみるといいでしょう。

ポイント2.孤立していると感じない

そして、考えてみたいのはなぜ孤立していると感じるのか?ということです。人によっては孤立していると感じても、そこから普通に人と接することが出来る人もいます。ですが、「自分は孤立している」と思っている状態で、普通に接することが出来ない人もいるでしょう。

確かに新人でも馴染むのが上手い人もいます。ですが、馴染むのは職場によっても人によっても違うので、ただポジティブに振る舞っているだけで、本当は馴染めていないケースもあります。

物静かで大人しいと馴染めないとか、話が下手だから馴染めないというのは特定の職場だけで、そういう人が好きな職場もあるでしょうし、そういう人が集まる職場もあるでしょう。なので、孤立というのも曖昧な状態です。

もちろん、感覚的に「孤立している」と感じることがあっても、そこで落ち込んだりよそよそしくなると、より孤立していると感じやすくなります。ですが、それは自分がそう思っているだけで周りもそう思っているとは限りません。

誰でも最初は相手の様子をうかがいながら話すもので、仲の良い友達のような対応じゃなくても孤立していると考えなくてもいいのではないでしょうか。深い話をして相手の気持ちを感じてあげれば、短い間で深い仲になることも出来ます。

その場を盛り上げれば孤立しない、その場を管理すれば孤立しないと思う人は、逆にその自分じゃないと孤立すると思っているかもしれません。それだと他人を100%信頼することが難しくなります。

不快な気持ちを感じても、孤立していると考えるより相手に色々話かけたほうが、孤立していると考える暇もなくなると思います。

ポイント3.相手が困っている人だとイメージする

人に話しかけたり相手に興味を持ちやすくする簡単な方法の1つは、相手が困っている人だとイメージするというものです。日本人は特に困っている人には優しいといわれています。困っている人を見ると、親切心が湧いてくる人も多いのではないでしょうか?

特にイライラしているような人を困っている人だとイメージして、相手が納得するようなことをしてあげると、心の距離が近くなる感覚になります。イライラが他人に向いている時「もっとこうしてほしい」気持ちの場合が多いからです。

それだけじゃなく、孤立していると感じる時も、周りの人が困っている人で何か自分にして欲しいんだと思えば、より何かをしてあげたくなるかもしれません。これは時と場合によって使い分けることが出来ます。

こうしたポイントを抑えておけば、より自然に孤立したと感じる状態から抜け出すことが出来ると思います。