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辞め癖から脱皮したい!転職を繰り返す人に教える仕事を続けるコツ

「転職はこれで最後だ」そう堅く誓ったはずなのに、なぜか短期間でまた仕事をやめてしまう・・・そんな風に転職を何度も繰り返し、仕事を転々としている人って意外と多いですよね。

未だ満足、納得できる仕事にたどり着いていない人は、なぜ転職に失敗しているのかが、整理できていないのかもしれません。転職の失敗に向き合い、それを対処できなければ、この先何度仕事を変えても、定職に就くことはできないでしょう。

仕事の本当の良さとやりがい、楽しみを実感するためには、同じ仕事に最低でも数年腰を据えなければなりません。ここでは、長く勤められる仕事を見つけるためのコツを紹介しています。

転職を何度も繰り返している人は、コツをおさえ、今後の転職活動に役立てるようにしてください。

コツ1・転職を繰り返す原因を探る

転職を繰り返している人には、必ず原因があります。その原因を整理できないまま、転職を希望しても、また同じ失敗を繰り返すだけです。

一度でも転職に失敗しているのであれば、すぐに今の仕事を放棄するのではなく、なぜ転職に失敗しているのか、その原因を掘り下げて追求するようにしましょう。

転職成功の秘訣は、過去の失敗をもう一度整理することからはじまります。

コツ2・転職前に徹底的に事前調査を行う

転職を繰り返す人の特徴の一つに、転職先として希望している企業に対する理解不足があります。今よりも給料が高いから、残業がなさそう、待遇がよさそう、など紙面から得られる情報のみで判断していることってありませんか?

求人情報誌やホームページ等に記載されている給与や勤務時間、その他もろもろの条件をそのまま鵜呑みにしてはいけません。

確かにその記載に嘘はありませんが、給料は高いのに、ほぼ毎日残業を強いられる、定時には帰宅できるのに、給料が安すぎる、安定してはいるけどやりがいがないなど、実際に働いてみたときのギャップから早期に退職するケースも少なくありません。

転職先を選ぶ場合は、気になる企業のホームページを細部に至るまでチェックし、その企業に対する口コミ(クチコミ)などもチェックしましょう。

また実際に働いている人などと交流を深めたり、面接の際に食い込んだ質問をするなど、入社前と入社後のギャップをどこまで埋められるかが重要です。

求人情報誌による条件のみで転職先を決めるのではなく、企業調査を徹底的に行うようにしましょう。

コツ3・派遣のシステムを利用する

いきなり正社員として働くよりも、より確実に自分の求めている条件にマッチした会社であるのかを見極める方法の一つとして、派遣システムがあります。

以前よりも活発になっている人材紹介サービスや派遣システムは、様々な会社を短期間勤務できますので、転職を繰り返すという最悪の状況を避けることができます。

ただ、派遣社員から正社員として転職には、それなりのスキルを身につける必要があります。

いくら、理想の転職先を見つけたとしても、企業があなたを採用しなければ意味がありません。中途採用に求められるものは、即戦力です。

派遣社員システムを活用して、繰り返される転職に歯止めをかけ、定職に尽きたいならば、それなりの覚悟と努力を行うようにしましょう。

コツ4・ストレートな気持を面接でぶつける

仕事を簡単に辞めてしまい、転職ばかりを繰り返している人の特徴の一つに、「物静か」な性格があります。心に抱いている不満や疑問、違和感などを口にすることができず、ストレスばかりが蓄積されその結果、仕事の不満から早期退社という結果を導くのです。

少しでも不満や違和感、疑問点があったら、それを面接の場でぶつけるようにしましょう。もやもやした気持のまま採用されたとしても、転職後、そのもやもやははっきりとした不満となって、再び仕事を辞めたいという気持を高めることに繋がるのです。

辞め癖を解消し、繰り返される転職活動から脱出したいならば、心に感じているもやもやを少しでもクリアな状態に持っていける努力は必要です。

ただ、ここで注意したいのが、もう二度と失敗はしたくない一心から、すべての労働条件に不満をぶつけたり、無理難題を要求しては絶対にいけません。

仕事には、少なからず不満はあります。その不満をカバーできるだけの要素があるか、そのバランスを見ることも転職成功にポイントです。