就職活動に有利なのはどっち？好感度アップにおすすめの写真撮影選び

企業の採用面接官に、「ズバリ、顔でしょ？」と質問しても「そんなこと絶対にないない！」と答えるのはあたり前。そんなことがあってはいけませんし、１００％ない事を願いたいです。しかしね・・・。

「どっしようかな～」って、たくさんの履歴書を並べた時、無意識に手にするのは、美人さんとイケメンさんである事は隠しようもない事実です。だって、面接官とて、しょせん人間。

唯一印象を残せる履歴書の写真はとても重要で、クリアな写真かつ綺麗な女性なら「もう１回会ってみたい！」って思うだろうし、背景が暗くぼんやりして、かつ笑顔も無く仏頂面の履歴書の写真に関しては、「この人はもういいか」となってしまう可能性もあるのです。

ただ、好印象を残せる写真が、必ずしも写真屋さんで撮れるものだとは限りません。実際に、スピード写真でも内定をもらっている人はとてもたくさんいますし、逆に写真館で撮っても落とされている人は大勢います。

では就職活動の写真はどこで撮るの良いの？

どちらが良いとは一概にいえませんが、以前と比較すると、最近のスピード写真は格安で仕上がる割に、精度が格段にアップしているということ。そして、写真館でプロのカメラマンに撮影してもらっても、各お店によって仕上がりに大きな違いがあること、の２点を、まず理解しましょう。

では、写真館とスピード写真、ぶっちゃけどっちが良いの？と質問する方も多いですが、それぞれに良い点、悪い点がありますので、それを把握し、自分がこれだと思った方を利用するようにしてください。

納得した上で選ばなければ、後で「写真が悪かったんだ」なんて馬鹿らしい理由で、就活失敗をいつまでも悔やむことになりますよ。では、写真館とスピード写真の違いを比較してみましょう。

写真館のメリット・デメリット

就職活動に使う証明写真を専門としている写真館では、職種にあったメイク、ヘアメイク、服装などを、各分野の「プロ」が適切なアドバイスをし、他の就活生の写真と差をつけられる仕上がりを目指すといった徹底ぶりです。

ここまでしてもらうのですから当然、仕上がりは期待してもいいはず。ただ、そのような希望を叶えるためには、まず「写真館」選びが重要で、写真館だからといって、必ずしも上記にあるような満足度の高い仕上がりになるとは限りません。

場合によっては、使用する撮影機材、関わるスタッフの人数、カメラマンのランク、枚数によって料金がはね上がり、ありえない高額になる事も。さらに「プロ」といっても、世界中で活躍している華やかな印象の人ばかりではないということ。

カメラ一筋で、街に古くから残るオンボロ写真館のおやじだって「プロ」に違いはないし、ずっと近所の就活生の証明写真を撮り続ければ、それが「専門」だといっても嘘にはなりません。

安ければ良いという事もありませんが、就職活動に使う写真は数十枚以上の準備が必要となりますので、トータルでどのくらいの価格になるのか、事前にチェックするようにしましょう。

スピード写真のメリット・デメリット

最近ではスピード写真の性能も上がり、ちょっとしたコツで「プロ」顔負けの証明写真が撮れてしまうのだとか。スピード写真の最大のメリットは、料金が安いということ。写真館と比較してもその差は非常に大きいです。収入のない就活生にとって、履歴書用の写真を撮るための出費は、地味に痛い！

しかも、写真館に毎回足を運ぶのも時間がかかるし、意外と面倒なんですよね。その点スピード写真は、２４時間３６５日、就活生を優しく迎え入れてくれるし、上半身だけ上等なリクルートスーツに身を包んでいれば、何ら問題はない。つまり料金が安く、気軽に利用できるというのが、スピード写真を利用するメリットです。

それに加え、性能が格段にアップしているとなると、機能を上手に使いこなすコツさえ分かれば、好感度の良い証明写真を撮ることは十分可能です。ただ、スピード写真の場合、メイク、ヘアメイク、服装や顔の向き、表情、肩の高さなどのすべてを、自分で注意深く確認しなければいけません。

その瞬間は完璧だと思っても、仕上がりを確認するとネクタイが曲がっている、表情が硬い、肩が右下がりになっている、などの問題も発生するでしょう。さらに良い写真が完璧に撮れたとしても、焼き増しができないため、必要枚数を確保するためには新たに撮る必要があるなど、思った以上に苦労を強いられるはず。

以上のように、スピード写真と写真館を比較した場合、どちらにもメリット･デメリットがあります。使い方、選び方１つで、良い写真にも悪い写真にもなることがありますので、どちらを利用するかは 両者を十分に比較した上で、これだと思うほうを選ぶようにしましょう。