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サラリーマンの副業!レンタル店舗で出来る週末カフェの始め方

カフェオーナーに憧れる人って結構多いもの。いざ脱サラして憧れのカフェをオープンさせても、成功させている人はほんの一握り。店舗を借りるだけでも数百万円かかることもあるので、さらに改造費、調理器具など揃えると大変な出費。

お金を出せればかなう夢ですが、せっかく夢のオーナーになれても、経験値が少なく失敗してしまうオーナーさんも結構います。そこでお勧めなのが、仕事が無い休日だけオープンさせる週末カフェオーナー。仕事を続けながら副業として始められれば、心にも余裕が出来てきます。

自宅を改造して週末カフェ

最近よく見かけるのが、駐車場スペースを改造したガーデンカフェ。カウンターと、テーブルを2~3個置けばいっぱいになってしまうかもしれませんが、製菓や調理は自宅のキッチンを利用すれば十分活動できるはず。

道路に面した洋室の1部屋を改装するなら、もっと手軽にできます。立地条件や、ある程度のスペースが必要になりますが、目玉の商品があれば、狭くても立地が悪くても行列はできます。

レンタルスペースのコラボカフェ

マンションや賃貸に住んでいる人には、物理的に無理がある自宅カフェ。また、自宅に人が入ってくる事を嫌がる人も多いでしょう。そんな人にお勧めなのがコラボカフェ。半日単位で居抜きの喫茶店を貸してくれます。

食器から鍋、包丁などの調理器具も揃っているところが多く、用意するのは材料とラップなどの消耗品のみ。おしゃれなテーブルや内装をそのまま利用できるので、初期費用はかからず手軽に利用できます。

入会金や保険料は多少必要になりますが、自分で借りることを考えると、比べ物にならないぐらいの少額でスタートできます。東京では1日2~4万円の所が多いようですが、地方に行けば4~5千円で貸してくれるところもあるようです。

準備-資格・許可

たった1日だけの開業だったとしても、保健所に届け出なければいけません。調理師や製菓技能士等の資格が無くても販売はできますが、食品衛生責任者の資格は必要です。

最寄りの食品衛生協会で講習を受ければ取得できる資格ですので、1日だけ会社を休んで取得しましょう。住民票がある地域だけではなく、どこの地域の協会で受けてもOKなので、都合のよい日程の場所があれば問い合わせてみて下さい。

地域によって内容は多少異なるようです。最後にテストをするところもあるので確認してみましょう。コラボカフェを利用する場合は、入会すると同時に、許可申請のやり方なども丁寧に教えてくれるはずです。

自宅を改装する場合は、店舗として使ってはいけない地域や、建ぺい率上増築できない敷地もあるので、確認が必要です。

メニュー・商品

夢がある人が1番に考えるのが商品でしょう。「これを売りたいから、店舗を持ちたい!」という強い思いもあるはずです。また、趣味のものを飾って、趣味の世界に入れるカフェを目指している人もいるはず。

最初から何もかも欲張らずに、何の目的で来店してもらいたいのかをしっかりと見極めて、メニューや商品を選びましょう。その町の通行人のニーズに合っているかも重要な事。学生が多い町、高齢者が多い町など、自分の目で調査することも必要です。

宣伝力

どんなに素晴らしい志があって店を作っても、認知されなければ誰も来ません。特に週末だけしかオープンしないカフェともなると、開店日に上手く足を運んでもらうのは大変なこと。どう宣伝するかにかかっています。

LINEや掲示板で親しい仲間を呼ぶのも方法ですが、それだけでは広がっていきません。毎月、毎週決まった日にオープンさせると決めているのなら、地域情報誌に広告を出すのが一般的です。「新規オープン」と書けば、新し物好きな人が来るはず。

他にも2~3日前にポストにビラを配りに行ったり、当日は通行人にビラを配るなど、認知されるまでは地道な努力が必要です。宣伝が1番お金のかかるもの。せっかく来てくれたお客様も、今度いつか開くのか分からないようでは次に繋がりません。

せめて次回開催日は決めておき、来店者には知らせてリピーターを作りたいものです。1番固い宣伝は口コミです。無料にも関わらずその力は大きく、顧客をどんどん連れてきてくれます。ただし悪い噂も同じぐらい広まり易いもの。

1人1人の接待を大切にしましょう。お客様商売は、ひいきにしてくれるお客様を獲得するまでが大変。宣伝するには手間もお金もかかります。副業で得たお客様は、本業にしたとしても通ってくれるはずです。

脱サラしてカフェを始めると、資金繰りで頭が痛くなってきます。そんなストレスもなく、やりたい事が出来る週末カフェは、趣味をお金に出来る絶好の副業。アイデアや腕に覚えのある人は、実力を存分に試してみてください。