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嫌みは聞き流して役に立てる、新入社員のためのアドバイス活用法

仕事を始めると、嫌な思いは結構するもの。どんなにいい職場でも、楽しむために集まっているのではないですから、色々嫌な思いもするでしょう。その仕事での嫌な思いの中でも面倒なのが、嫌みな上司や先輩です。

彼らは必要もないのに、こまごまとした事で文句や嫌みを言ってきます。そんな事言わなくてもいいのに、とか、それはあなたに関係のある事なのか?とか。そういう人に対し、色々な事を感じながら、私たちは職場で過ごしています。

嫌な思いをするのはしょうがないにしても、それが後を引くと仕事のパフォーマンスにも影響しますし、また職場での人間関係も悪化します。

また、そういう人のアドバイス自体は、なかなか的を射たものである事も多いので、ただ言われて嫌な思いをするだけでは、あなたも報われません。ですから嫌な思いをした分だけ、あなたが成長するやり方を紹介します。その方がちょっといいでしょ?

あなたへの嫌みは聞き流そう

真面目な人ならば特にそうですが、私たちは言われた事を真に受けてしまい、落ち込んだり腹を立てたりしがちです。そんなあなたにまず知っていただきたい事は、嫌な事は聞く必要がないという事です。

「そんな事でいいの?」と思うかもしれませんが、いい仕事をするために必要なのは、仕事を楽しいと感じる事ですから、まずは嫌みを正面からとらえず、聞き流すようにしてください。

嫌みを言われた時には、あなたではない誰かが言われているようなつもりで聞き、「そうですね、気をつけます」と、あなたの同僚を代弁するような気持ちで答えるようにすると、嫌みのつらさも半減しますよ。

誰かが言われている嫌みには耳を傾けてみよう

嫌みを聞き流せるようになれば、便利な事が色々ありますが、ただ聞き流すのではなく、出来ることならその嫌みを役立てたいですよね。でも自分への嫌みを真正面から受け止めるのもつらいですから、まずは他人への嫌みを活かす事を考えてみましょう。

つまり、誰かが嫌みを言われている時、どうせ自分の仕事も進まないのであれば、その嫌みをじっくり聞いてみてください。自分に対する嫌みは全く的外れで、ただの嫌がらせにしか聞こえなくても、他人に対する嫌みは別の聞こえ方がしてきませんか?

そう、嫌みというのは、その人の嫌なところをついてくるから嫌みなんです。落ち着いて聞けば、それは的を射た指摘だったり、役に立つアドバイスだったりします。そしてそれは、あなたにとっても大切なアドバイスであることが多いですよ。

誰かへの嫌みを冷静に聞くと、気持ちが変わる

他人へのアドバイスを落ち着いて聞き始めると、あなたの気持ちが変化していく事に気づくかもしれません。最初は「なんて嫌みな人なんだ」としか思わなかった人に対して、「意外と色々見てるもんだねえ」という、少し肯定的な気持ちが生まれてくる事がよくあります。

嫌みだと感じる人は、もちろんその人の言い方や性格に問題のある事が多いですが、その人のものの見方自体はシャープである事が多いのです。そういう気持ちで嫌みを聞いていると、嫌み自体は意外と真っ当なアドバイスだという事に気づく事もよくありますよ。

その事に気がつくと、聞くに耐えない話も意外といいアドバイスだと思うかもしれません。つらい事や嫌な事は正面からまっすぐに受け止めるのは大変でも、そうしない方法はいくらでもあるはず。ぜひいろいろな方法を試し、長いサラリーマン生活を楽しくいいものにしてくださいね。